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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
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 6月24日  対岸の跳躍。
  午前五時、いつもの本流を橋の上から見下ろすと直ぐその異変が分る。便利な世の中から予め川の水位を数値としては分ってはいたのだが、いざ現実を目の当たりにするとたじろいでしまう。
f0084561_15511533.jpg

  梅雨時でありながら真冬の渇水期よりも流れが細く、嘗てこれほど水位の低い光景は初めて見た事がない。期待した昨日の雨も焼け石に水だった様だ。
  皆それを良く知っているのか、稚鮎釣りも少なく、左岸には3人程、右岸のルアー釣りも3人だった。
  ほぼ絶望的。だが今期の最後を見届けておかないと気が済まない。何せ、今度この釣りが出来るのは10ヶ月も先になるからだ。
  それでも来た以上は僅かな望みに掛けて見る。そして、一旦は右岸に来たが、殆ど流れが無く、とても川とは思えない。こんな所を遡上する鱒が居るのだろうか。

  一方左岸は痩せ細ったとは言え、弱々しくも流れはある。しかし、怪しい合流はすっかりと狭くなり、たった2人の稚鮎釣りに占拠されている。止む無くこのまま左岸で準備を進めていると一番いい場所に居た稚鮎釣りの一人が帰り支度を始めた。
  これは対岸へ行くしかないだろう。

  3週間ぶりの左岸だが、ここまで水位が低いと水辺までの距離が随分と長く感じられ、そして、すり鉢状に窪んでいるのがはっきりと解り、中洲も随分と増えている。
  せめてもの救いといえば、どんよりとした曇り空だ。これで晴天になり気温も急上昇するようでは鱒釣りなどする気にもなれない。いっそ早く雨が降り出せばいいと思っていた。
  浅い分流を渡り怪しい深みを探りながら、ふと水温を計測すると22℃もある。先週は20℃、その前は18℃、一週間で2℃上昇している。
f0084561_15521494.jpg

  やがて雨が降り始めると上流にいた稚鮎釣り師も帰り、怪しい合流を独占する事が出来た。
  背後から湾曲した流れが中央の流れを集結させ、斜め奥に向って流れている。シューティングヘッドを落とす位置さえ上手く行けば、後は殆どラインの姿勢を調節する必要も無い。電子制御のベルトコンベヤーの如く10mのシューティングヘッドは綺麗な軌道を描きながらゆっくりと流れ、今にも魚信を感知しそうな雰囲気は蔓延しているが、やはりいつもの如く何の反応も無い。
  ふと時計を見る。以前なら、「 既にこんなに時間が経過したのか。」 と思ったものだが、この頃は 「 まだこの程度の時間か。」 と感じる事が増えてしまった。
  せめて他の魚でもいい。何かでも釣れないと集中力が持続しない。

  早めに昼食を取ると一時間程眠り込んでしまった。やはり気が緩んでいるらしいが、朝から来ている対岸のルアー釣り師は只一人居残り、黙々とキャストと続けている。この姿を見ると元気付けられ、釣り人の集まる場所ではこんないい面もあるのだと感じた。

  午後からは少し上にある落ち込み付近から探っていたが、この低い水位のお陰で様々な発見があった。今迄深いと思われた場所は以外にも浅かったり、落ち込みの段差は場所によっては予想以上の高低差があったり、付近の岩も結構大きなものだった。
f0084561_15544792.jpg

  ガー、グワー、グワッ、グワッ。対岸の岸近くが騒がしい。ふと目を向けると真っ黒く巨大な鳥が群れている。鵜だ。
  どうも一羽の鵜が大きな魚を捕らえたらしく、中々飲み込めずにいる内に他の鵜が次々に集まって、その魚を奪い合っているのだが、何を捕まえたのだろうとその魚をじっと見る。
  体長は凡そ50cmだろうか、全体的には白っぽく、背中は黒ずみ、輪郭はずんぐりとしているが、尻から尾の付け根がくびれている。
  これは、鱒ではないのか。鯉の類いとは考え難くい。他には鯔 ( ボ ラ ) という可能性もあるが、河口付近なら兎も角こんな所にあんなに大きい鯔がいるのだろうか。
f0084561_1605563.jpg

  後に、これと同じ様な魚が、やはり対岸の岸近くで何度も跳ねる姿を見たが、これには僅かながらの期待感が湧き上がる。
  今年最後の博打はもう一週間延期し、次こそ、今年最後の賭けに出て見ようか。とも思えていたが、それは天候と水位次第なのだろう。
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by hisuycast | 2007-06-24 16:07 |   釣   記
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