またもやこの話となるが、先日購入したスカンジナビアンSTヘッド。これを以前に購入していたチェンジティップのタイプと比較し検証していた。
先ず梱包箱には、 Scadinavian Shooting Head とか Scadinavian
Spey Shooting Head の表記があり、一体どちらが正確な商品名なのかが明確では無い。
これ如何にも米国らしいのか、どうやらそんな事は気にしていないらしい。(笑)
次に全長を計測した。以前にここのシンクティップを購入したが、4.6mある筈の長さが実測すると何と4.3mの長さしかなかったからだ。
この一件以来、特にこの会社の製品には注意いしていたが、やはり今回もやってくれました。9/10、10/11、11/12の3種類、どれも大体13.4~13.5mある筈だったが、実測すると13.15m程しかない。何度やっても同じ結果となった。こちらの測定方法に欠陥があり、誤差が生じたとしても果たしてこんなにも長さが違うものだろうか??。それとも、出荷後に縮んでしまうのか??。
まぁ、なにせよ元々この長さで使用するつもりはさらさら無いので許せる範囲だ。そう、こちらでは10mと長さに切断して使用するのだ。
そして、自重を計測した。この製品には他社の商品には無い自重の表記があるが、これについてはこちらの計測と一致していたので問題無し。
次はいよいよ切断に至る。
先ずは全てを10mに切断してフローテイングの10/11は完了。そして残るシンクテイップの2つは先端4.6mのタイプ6を切断する。タイプ6の割にはやけに太いのが気に成りつつ、その4.6mの先端部の自重を計測する。
と、ここで整理する為に以前購入済みの10/11のシンクティップの交換タイプ。
これの4種類付属された各シンクティップも当然4.6mで何れも11g、5.4mの本体は26gで本体の方が圧倒的に重くなっていた事を併記して置く。
で、先程4.6mに切断したシンクティップの自重だが、11/12の方が何と23gもあるのだ。
4.6mで23gという事は9mで46gになる。これは番手表示にすると一体何番になるのだろう。13番で10mに切断したシューティングヘッドが34gなので9mで46gとなると17番か18番位だろうか?。
現在市販されているシューティングヘッドは最高で13番までしかないので、違うシンクレートのテイップを接続して使用しおうとしても該当するものが無いのである。 また、5.4mの本体は20gしかないので重量配分が全く違うし、逆転して先端の方が重くなっている。
※ これでも??な方は忘れてネ!(笑)
即ち、同じシンクテイップのシューティングヘッドであったとしても、固定タイプと変更タイプでは設計がまるで違っているのだ。
しかいこれには参った。同じシンクテイップのシューティングヘッドで固定化された物と変更可能になっているだけの違いかとばかり思っていた。つまりこれは、固定タイプをやたら購入し、先端部だけ交換して変更タイプ化して使用としても低番手でなければ出来ない事になっている綿密な策略?になっていたのだろうか。
つづく?。