5月を迎えた今回の練習では、ジェラルドとの同調性を高めるべく試みた対策が近頃としては大胆な変更とあってか一週間では左右共に定着せずに全体の動きを崩して最終的には元の状態へと逆戻りした印象だったから、後もう暫く試すとしても、右と言えば他の様々な面でも相変わらずの大暴れを見せる重篤な症状だった・・・。
その幾つかある原因としては、やはりスイープ時の左腕が不完全な状態を示していて、ふと構えて、その時の状態を確認すると、意図しない不自然な格好を見せては、ふと左の操作へとスイッチさせ、その右腕の状態を確認すると言った繰り返しでもあったから無理もないだろう。
他には、相変わらず反り返させている背中が高い腕の位置とも重なって叩き付けの軌道を呼び、更に両腕を振り上げるネック・ハンギング式?!のドリフトも全く機能しないばかりか、この感覚は全く掴めず見た目からも想像出来ない難易度だったとは、両グリップがスイープを停止させた時点の角度を維持させる必要がある為で、右の操作ではリアのグリップが先走る傾向が強く、逆に左ではフォア・グリップだけが機能していない上、このタイミングも早過ぎては完全に狂わせて万事休すと諦めた始めた矢先の夕方になって突如の順応を見せたから、やはり問題は右の操作になるのだろう。
斯くして、これらを踏まえて翌日の夜からは一からの再構築を図る決心で模範演習を再開すると、高度を下げた地点からL字アームで両腕を固定させつつ、重心を移動させる動きが掴め始めた気がしている。