いよいよ10月も最後の練習となった先日は、早まった日没時間の分、出発も早く出掛けるべきかと悩んだ所で、朝の冷え込みやら、通勤の混雑を考えると、結局は所定の時刻で行動へと移していたとは、これも毎年の恒例となっているが、そんな安・近・短にも係わらず存分に楽しめるキャスティングは性にも合っているのだろう。
斯くして、夜な夜な繰り返される模擬演習たる素振りに関しては、一定の手応えが感じられたとあって、右のシングル・スペイは開始の一投目から不思議な感覚が残り、一人、ほくそ笑んではいても、その後の進展がなく、やがて冷静な思考が芽生え始めて撮影した映像を確認すると、殆ど変らない様子が映し出されている始末だったから、やはり過度な期待は禁物であって、一週間程度で劇的な改善は望めない・・・。
ここで、一体、何が気に入らないかと言えば、右のシングル・スペイではフォア側のグリップ位置が過度に高くなってしまう一種の癖であり、これは少しずつ解消される傾向にあったものの、今回で以前の状態へ逆戻りした印象も受け、それにも係わらず感じた変化には両脚の意識付けに重点を置いた為だろう。
こうして、考えてもウェーディングには長くて簡単に乱れてしまう22mのヘッドによって、複雑な軌道を伴う45度以上の角度変換としてスイープするに当たっては両腕と両脚の動きを常に意識させると同時に、その両腕と両脚を常時一致させる必要があるから、一筋縄では済まされない高度な技術が求められるとあって、スペイ キャストの探求に立ち塞がった最後の難関にも相応しい等と強がりを見せて置いて・・・・・、チックショ~!!絶対!モノにしてやるからなぁ~。