この所の関東は、梅雨を思わせる陽気が続いたお蔭で一頃の猛暑も収まっただけに留まらず、渇水の直前に再度の増水に見舞われ、お盆休みの期間中に汚された河原を一掃した中、先日も思う存分の練習が果たせた一方で、今回は些細な勘違いもあって少々躓いた格好のドタバタ劇はあったものの、最終的に左右のシングル・スペイに進歩が感じ取られたから取り敢えずメデタシとしよう!。
この勘違いとは、正確には感覚の麻痺とも言え、そもそもは角度変換させる地点の目標物等が曖昧である状況を考慮して、極力は一層の高角度でキャストしており、その角度も当初であれば大凡50°位だったにも係わらず、ふと気が付けば何時の間にか70°はあろうかとも思える程の角度にまで広げ、この過酷な条件が障害となってキャストを崩していたとは、特に右のシングル・スペイが該当していた。
そして、度が過ぎた角度変換は更なる誤解を生み出してしまい、前回の映像を見ている内にスイープを終えた際に腕が過度に回り込んでいるとの錯覚を起こし、これを修正する動きを一週間の素振りで毎日繰り返してしまったと気付くと、朝から不調だったキャストにも納得が出来た時刻は午後3時を過ぎてしまったが、これを契機に右のシングル・スペイにも一定の進歩を感じとは言え、やはり変換させる角度が広がる傾向にあるから不思議だ。(笑)
その一方、左のシングル・スペイは誤解による先の修正が不自由で動作に浸透していなかった分、軽傷で済んだ上、ジェラルド式に改めた両脚の動きに関しては予想以上に早い定着性を見せて、昼頃からは回復に向かい午後の一時にはヘッドの先端まで延び上がる感覚で暴力的にターンするジェラルドに見られる様子が連続して再現されて十分な手応えを得たとは言え、これらが持続しないばかりか、映像を通じて見てしまうと、依然として課題ばかりが目立つ。