冬の寒さも嫌いだが、夏の暑さも嫌いで昔は気温32℃で大騒ぎだったにも係わらず、その気温は今や36℃程度は毎年の定番となってしまい当初は雨の予報から気温も低めとされた先日の練習日も結局は晴れとなって県内の各地で36℃や37℃まで気温が上昇すると、またしても半裸の練習となった。(笑)
斯くして、全壊した左のシングル・スペイはスイープの際に改良を加えた右膝を折る動きによって一週間前よりは改善された印象はあった一方で、これを映像で確認すると大した進展を感じられなかった事から、暫くダウニー式ドリフトへの意識を捨てて練習を繰り返していると、明らかにスイープは回復傾向にあり、ここから、気を良くして再びドリフトへの意識を持たせ始めると、忽ち元通りに戻ってしまう様子には、どうやらドリフトの意識が先走り、これを角度変換と同時に操作させてしまっているとは、コーナーの進入で気負っては奥まで突っ込み過ぎてアンダーステアを起こしてしまう車のドリフト走行とも似た面があった。(笑)
思えば、右のシングル・スペイでも、あのドリフトの感覚を掴むまでには長い期間を要した上、これは今でも課題であるから、その難易度は左の動きであれば殊更に高まるとは当然である以前に、そもそもドリフトの成立には一定のレベルに達したスイープを確実に遂行する必要があるから、実際のキャスティングは当面の間、ドリフトは禁止としたい・・・。