2月を迎えた先日は今回から組み込んだ動作によって左右のシングル・スペイは一週間前よりも確かな進歩を感じられたものの、やはり突貫工事とあって、やはり午後には崩れ始めたが、夕方頃には再度の建て直しが果たせ、ここにも一応の手応えは十分感じられた。
但し、ふと気付くと、幾つか反省すべきは着眼点が素振りの動作一辺倒に傾斜した結果、根本を見失っていた面があった。
先ず、スイープを重要視する最大の理由にはオーバーハング3mもある通常では到底考えられないと思われる状態からの操作である為、如何にしても強い反発力を生むスイープが必然的に求められ、恐らく1m程度のオーバーハングであれば既に大きな問題もないのかも知れないが、このSpey-O-Rama形式の練習を始めた動機の一つには長年の模索を重ねた長いオーバーハングによる一通りの満足感や達成感を得るに至った同手法の可能性や汎用性を試したいとの思惑が前提になっているから、これらを捨てる訳には行かず、その反面、事によっては3mものオーバーハングは不適格と言った可能性も拭えない。(笑)
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そして、スイープの根本とはヘッドが水面との干渉で起こる粘着性を利用してロッドに負荷を与えた後にスイープする訳だが、これはペリーポークと基本的には全く変わりがなく、こうした抗力の大小はヘッドと水面と干渉する面積に比例し、これは即ちリフトの加減に左右されるとは、要するに、近頃はスイープの構えばかりに注視したあまり、リフトが高過ぎていたと言うだけの話しに過ぎない。(笑)