前回、 “ 手首のエビ反り ” や “ 掌底 ” 等と例えたリア・グリップ側による前腕部の動きは次の段階へと進む上でも有効に作用し、この動きによって腰の辺りからロッド・グリップの下に些か潜り込む様な状況となって腹筋から、やがて大胸筋に力が加わるとはウェイト・リフティングをも思わせる。(笑)
そして、この際に背筋をピン!と垂直に伸ばした体勢になっていない場合、その負担は腕に集中するばかりか、忽ち腰を壊してしまうとは、正にスイープにも通じる面があって、リフトの後、スイープに移る瞬間までには背筋をピン!と伸ばした体勢を整える必要があって、この時点でも未だ前掲姿勢を維持してしまった際、スイープのロッド軌道は側面から見て円を描きヘッドの飛行姿勢も乱すが、リア・グリップの前腕に先の意識を持った状態からのスイープは “ 鉄棒の逆上がり ” に似た感覚を一瞬ながら覚える。(笑)
http://youtu.be/z_2ctU-wQ2U http://youtu.be/0b3P4M8KnGM
しかしながら、逆上がりとは腕を強固に固定させた後は鉄棒を大胸筋や腹筋によって引き付ける感覚だったと思えると、やはり、正に同じ感覚ではないかと思えてならず、ジェラルドが見せる上体を大きく反らす動きも何処かプロレス技の “ スープレックス ” をも彷彿させると思ったが、いざ画像として並べると、ちょっと違ったかなぁ・・・。(笑)
http://youtu.be/z_2ctU-wQ2U http://youtu.be/_HmCo6vP4Wg