相変わらず異常な暑さが続いている最中、一週間前に崩壊したキャストを踏まえて夜な夜な続けた素振りによって一定の手応えを感じていたつもりだったが、今回の練習では始めから21mヘッドを使った為か、キャストの状態を更に悪化させてしまい素振りの結果が完全に裏目となっている印象は確かにある。(笑)
とは言え、この動きを取り入れ始めた2週間前の段階では一定の進歩を感じていたから、これ自体が根本から間違っているとは考え難く、恐らくは動きが狙った通りに機能していないに過ぎなかったのだろうが、現状では埒が明かないとあって取り敢えずは以前の基礎的にも思える初期状態へ一旦は戻す必要があると判断し、これに取り組んでいると、右のキャストは比較的、早期に対応が出来ても、やはり左のキャストでは少し前の感覚すら戻らない・・・。
そこで、ヘッドは再び19.5m仕様へ交換して練習を続ける内、次第に以前の状態に近付いた為、再び21mヘッドに交換すると、忽ち狂ってしまう始末だが、19.5mと言っても、これは計算上の寸法から四捨五入した数値に過ぎず、ブレイデッドのループ通しで接続された数か所によっても実測すれば19.7~19.8mになるから、事実上の長さは1m程しか変わらず、これにも係わらずキャストの感覚は一変してしまう。
また、19.5mのヘッドは凡そ5mもあった直径1.8mm部分の半分を1.9mmに改めた事によってスィープ時の浮き上がり現象が21mヘッドと比較して抑えられた上、シュート後に作用伝達にも角が取れた印象がある為、操作性は向上している可能性もあるが、これらは丁度、キャストを崩している時期と重なってしまっているとあっては、単なる思い込みの可能性はある。(笑)
ところが、21mヘッドは元々からテーパーが均一で期待充分で良いヘッドに違いないと思い込んでいた面があったにも係わらず見事に裏切られており、これはロングベリーラインのXLTを基本とする21mヘッドがテーパーの全体が緩やか形状となっている点にあって、2~3か所程、詰めて圧縮させた状態へ改めるべきかと考え始めている一方では、元々から道具の性能差が判らない者としては要するに慣れの問題か??・・・とも思えてならないが、ヘッドの改造自体にも面白みはあると言える反面、貧乏性としては無暗に手を加えたくはないと言った心境でもあるから始末が悪い。(笑)