前回の反省から先日の16ftによるオ・ラマ規定の左スネーク・ロールはスィープ時にリアのグリップを押す操作は概ね改善されていた筈だったものの、キャスト全体への効果は殆ど感じられなかった事から、渋々ながらビデオカメラを取り出し、久し振りに撮影した映像を見る限り、どうやら、それ以前の反省箇所が全く生かされていない点に原因があったと考え始めているから、毎度の失態を演じていたのかも知れない・・・。(笑)
この場合、そもそもは改善すべきと着目した箇所に相違があり、その心当たりとしてはスィープでヘッドがベリー部よりから着水させてしまう現象が思い当たる訳だが、最近の考えとして、この現象には45度変換のシングル・スペイを見ても一定の許容範囲があり、実は左のスネーク・ロールも既に、この圏内にあったにも係わらず、ここに全ての原因があると思い込んでしまっていたと考えられる。
よって、今回に感じた内容も以前の件と重複し、要はロンチポジションの時点でロッドをアンカー位置からは逆に当たる内側へ著しく倒してしまっている為、ここからシュートした際は外側へ分散させた軌道を辿り、オーバーハングが長い場合、この部分に弛み生じ、これがフルラインやオーバーハングが短い際のキャストとの違いでもあると考えられる。
これは、45度変換のスネーク・ロールによる空中一回転の操作によってスィープ時の直線軌道の箇所が苦しくなっている点が根底にある為、そこで、この操作は斜め前で行い直線部分を稼ぐ必要もあり、また、この後、ロッドをオーバーヘッドのバック・キャストの如く背後へラインを送り出す様な操作させ、これがドリフトに直結するとして次回の練習にこそ改善が見られると期待したい所だが、果たして、この結果は如何に・・・。(笑)