昨日は関東にも久し振りとなる大量の雨が降ったものの、それまでは酷く乾燥化が進み、更には檜の花粉までもが大量に降り注ぐとなれば車は常に粉塗れのボタ餅状態・・・なのはまだいいが、年を重ねるとお肌の潤いも鈍るらしく身体中が痒くて!痒くて!溜まらず、オマケにフライ・ロッドのコルク・グリップによっても手はカサカサ、このまま・・・お手手のシワを合わせて幸せ!!と、釣りが出来る状況にも感謝!。
と、言うCMネタを交えつつ、短い午前の釣りを終えた先日の利根川でも、埃に塗れた車を川の恵みによってサッサ!と洗車した後は、深谷市名産の長ネギ畑?を延々と横に見ながら隣の本庄市へと至る・・・と、その前に、実はこの辺りに限っては対岸の群馬県境町が埼玉県側を跨いで存在する珍しい地域である為、古くから町民が行き来する “ 島村の渡し ” と呼ばれる渡し舟を使う風習が今も残り、そして、アノの有名な沢田 賢一郎先生がこの世へ送り出した出版物の一つ 「 パワーウェット・フィッシング Part.0 」 のDVD中で紹介されている “ 利根川 ” が丁度、この流域に当たる・・・とは、チョッとしたサービス・ネタだが、その当時とは流れの様子は大きく違い、今では平坦で遠浅の地形になってしまっているのは全国の川に共通する残念な一面でもあるものの、右岸・左岸と何れも進入口は整備され水辺までの進入も楽になっているので、ゴールデン・ウィークには聖地の一つとして崇めて戴き、ついでに安全な茨城産のホウレン草も ヨ ロ シ ク ~ね!♡。
そして、この境町を抜けると再び埼玉県へ戻り、県内の主要都市としては最北部と言える本庄市へと変わり、チョメ・チョメを目印に土手を越える直ぐに次の釣り場へと辿り付く・・・と行きたい所でも、対岸の土手まで900mあるとなれば、乾燥したボッコン、ボッコンの河川敷を延々と辿る羽目となり、つい先程、洗車を終えたばかり車は直ぐにボタ餅状態へと逆戻りして漸く川原へと到達するが、ここは昨年の今頃、一時的にライズが随所に見られ、ここから運良く捕らえた魚の正体が何と!岩魚だったものの、複数の内から最も小さい個体と思え、最大は少なく見積もっても50cmを超えていた因縁の場所でもある。
但し、寒かった今年の冬となれば積雪量も多い筈にも係わらず、何故か遥か上流にあるダムの貯水量も上がらず当日の水位も低いままでは魚が活発に動くとは思えない上、他の障害としては風があり、通常、日没の1時間程前迄に風は収まる場合が多いが、北から西は山地に阻まれ、また東から南に渡って海に面する関東平野の奥から注ぐ、この利根川流域では日没後も風が止まない時が大半以上の割合を占めてしまう気象上の条件も、ノコノコと遠方から訪れては週に一度の釣りで結果を残すのは困難を極める反面、恐らく、こうした風が解消されるだけでも現状から数十倍の成果が出るのではないかと身勝手な推測を立てつつ、更には川の規模に対する絶対的な魚は少なかったとしても、実際は想像以上の魚が潜んでいるのではないだろうか・・・、等と考えながら、嘗て地元の方々が密かにドライフライで釣っていると聞いた話も朝夕の時間帯に絞り、ライズに遭遇さえ出来れば、わざわざダブルハンド・ロッドやらシンクライン等を持ち出すまでも無く、従来通りの道具と仕様でソコソコの成果を出せる事を意味していたのだろうと最近になって考えている。
斯くして、この場所でも魚の気配も全く夕方になって風のお陰で虫も飛ばず、5時半前にはお手手のシワを合わせて合掌した後にサッサ!と帰っては、沢山のお魚さん!達を残してあるので、釣りバカの皆さ~ん♪、鬼怒川や犀川・魚野川も良いけど、たま~には関越自動車道、本庄・児玉ICから車で20分?、見所満載??、埼玉の利根川もウ~ンどうでしょう!!。
でも・・・、「 東北の釣り場も ヨ ロ シ ク ~ね!♡。 」 とし、地元の皆さんへは裏ネタを暴露して ゴメンナサ~イ!。(笑)