突然やって来た印象の強い今年の春。自宅の遠くに見る桜の木にも薄っすらと花を咲かせている様子が伺えると、震災を伝えるTV番組も減り、計画停電とやらも暫くはご無沙汰となって世間の騒動も概ね落ち着きを取り戻しているが、ユーチューブには今回の巨大津波が東北の町を襲う恐らくはTVで放送されていない上空のヘリコプターから撮影したと思われる生々しい映像が数多く投稿されている。

この中には逃げ惑う車が行き場を失い、やがて畦道の様な箇所へと迷い込むと直ぐに立ち往生し、そのまま濁流の渦に飲み込まれてしまう衝撃的な光景等々を目の当たりにすると、哀れみ悲しみと言うよりも何か得体の知れない虚脱感に襲われてしまい、今回この映像を紹介する気分にもならないが、現実として受け止めたい方は特定の単語による検索から簡単に見付け出せるので、是非ご覧になるのも一理の良き選択だと思う。
そして、これらに加え未だ冷え込みが厳しい朝も影響しているのか、どうも今一つ 「 よし!、釣りへ行くぞ~!!。」 と言った気分の高ぶりも鈍い心理状態こそが昨今の風潮とも一致しているのかも知れないが、本日から明日当りは本格的に暖かなるらしく健全な釣りバカの皆さん!もガソリン価格の高騰にも決して臆する事なく、今後もセッセ!と消費とへ勤しんで戴きたい!!。(笑)
と言う訳で、個人的にも風邪の症状も回復傾向にあり、今週からは9ヶ月間もの長きに渡る修行生活を終え、いよいよ釣りへと出向きたいと言うよりは、寧ろ絶対に行くべきだ!!とも思う一方、実際は全く準備が進まない理由としては、先の件以外にも、やはりキャスティングにあり、この完成が手に届くまで後、僅かの所にあると言う、止むに止まれぬ状態にある事も大きく影響していると思う。

シングルハンド・ロッドを使った左のバックハンド・キャストが発端となって誕生した側面軌道によるMaglevのフォームは右のフォワードでも抜上式と反転式では 形 になりつつあったものの、何故かジャンプ・ロールだけは腕に無用な力が生じてしまう癖が消えず、一方の左腕によるフォワードのジャンプ・ロールはすっかり定着している様子で右のキャストへのお手本となっている反面、こちらは常用する方法の中では抜上式だけはタイミングが飲み込めて居らず、これらは実際の釣りで不自由はしないが、現状のままでは悔いが残る様にも思われ、今週の休日も練習に注ぎ込んでしまうかも知れない。