2月も終盤へ差し掛かると、季節の変わり目となっているらしく、天気図は微妙な気圧配置を示し関東の平野部では雲に覆われた曖昧な天気が続いている一方、シングルハンド・ロッドのフォームは先日の練習によって向うべき方向は明確化したと同時に、改めて驚異的で画期的な手法だと感じられ、過去でも一応、近いキャストは可能ではあったものの、この際は腕力に頼った上、更に両足を開き前後の重心移動を意識する必要があったが、この方法では腕力は不用であるのは勿論、前後移動も必要とせず、これらは一旦上げた肩を落とすだけで勝手に身体が働くと、まるでニトログリセリンが爆発した様な途轍もない勢いのシュートが片腕一本から軽々と飛び出して行く・・・と例えるには少々大袈裟だったか??。(笑)

そして、バックハンドから応用したフォアハンドのフォームは今回で初めて映像として見た事になり、この素振り上での印象としては幾分ながらも華麗でしなやかな牛若丸?風なフォーム!?へ仕上がるかと思いきや、結局は何処かゴリッ!として硬くて厳つい弁慶?的な動きは、やはりネス型を踏襲していた・・・等は別にどうでもいい話でも、やはりバックハンドの動きとは程遠く、横から見た際の理想としては飽く迄もバックハンドの軌道によって描かれる反比例の図を左右反転させた様な動きにある訳だが、こうした操作を取り入れていたのが最近に度々登場するMr.ナット・シルスタッドのフォームであり、ここには色々と違う面はあっても効果としては全く同じだろう。
逆に、幾つかある腕の軌道とは別の共通点には脇を閉め肘も畳んだままの小さい動きから強いシュートを生み出している事が挙げられ、これはダブルハンド・ロッドで2年以上に渡り取り組んで来みつつも今では既に旧型のフォームとなりつつある一本背負い型とは相対する理論とも言え、見た目はこぢんまりと縮こまっていても実際行うと確かに、理にも適っている様にも思え、何によりも身体的に楽だったのだが、こうした考えはプロ野球のバッティング理論にも浸透しているらしく、それを “ ふすま理論 ” として広めた張本人が現、ロッテ打撃コーチの金森さん!だったとしても、個人的にはデッド・ボールを始め 珍プレー集 へ登場する常連選手としての印象が強い。(笑)