今朝方の関東は急激な冷え込みに見舞われ、自宅の窓ガラスにも僅かながらの結露が見られていても、この程度の冷気は寧ろキリッ!と身が引き締まり心地良くも感じると本格的な紅葉の季節が訪れる。
と言う訳で、午後には下流風に見舞われる近場の川原を避け、先日の練習場所は薄っすらと紅葉が見られた 翠の洞 を選らんだものの、平水程度の流れにも係わらず、殆どの箇所は既に止水状態でハンドリングも逆効果となってしまう欠点を露呈してしまい、これこそが近頃この地に足が向かない理由でもあるのだが、全ての条件を満たす練習場所もそうは無い。
前回、ログネスを使った抜上式でのヘッドを折り畳む操作は “ スキッピング ” による方法が良いとしたものの、今回深くウェーディングした状態では再びの難問に直面してしまい、ほとほとフローティングのヘッドとは厄介な存在だと思えてしまった、その理由を説明するのも相当難しく益々、厄介!。(笑)
本来、横方向のアンカー位置は身体に近い程、有利となる事実が追及を重ねる内に解り、これこそが “ 多数派方式 ” となる上からヨッコラショ!と覆い被せる方法を採用し、また最大限に活用するフォームだったにも係わらず、風の影響を受けるとして “ スキンピング方式 ” を使うとウェーディング深くなるにつれアンカー位置も離れてしまう事に気付き、結局は “ 多数派方式 ” の洗濯肢になる。
多数派方式はヘッドを引き抜き、その先端が着水したロッドは垂直状態に近い体勢のまま行なうが、一方のスキッピング方式と言えば、着水の後は一旦ロッドを水面と平行近くにまで下げてヘッドを畳む操作を開始する事から、当然ロッド・ティップと身体との距離は遠ざかる上、更にウェーディングまでもが深まるとヘッドと水面との干渉は大きく抑制への制御も妨害される。
そうなると、アンカー位置が離れてしまった状態からでもキャストしなければならない訳だが、今の前後から見るロッドが垂直付近から振り始めるフォームは元々アンカー位置が近い事を前提として成立している面も大きく、そのまま続けるとアンカー抜けを起こす。
すると、この際の角度はアンカー位置との因果関係を持つ一定の法則が存在していたのは翌々考えると極めて当たり前であった気付いた同時に少々、困った事態になっている。(笑)