一時的に真冬の様な空気に包まれていた関東も、ここ暫くは暖かく、更には珍しく無風に近い状態が続いた事から11月最後の練習となった先日も再度流れを伴う通常の場所を選んでいたものの、いざ蓋を開けて見れば左のキャストを困難にする下流側から風が吹いてしまい本来の目的とは裏腹の水溜り箇所に逃げ込む時間も長く、前日と翌日のベタ凪ぎ状態の天候を羨みつつ、何故か練習日に限って何らかの状況が悪化すると感じるのは単なる思い過ごしか、それとも被害妄想??。(笑)
短いグリップに翻弄され続けた12ft半のセミ・ダブルハンド・ロッドは決着の目途が付き、シュート時の打ち出しを極力真っ直ぐ振り下ろすイメージへ改めると飛び出したヘッドは右投げ左投げでも漸く真っ直ぐと安定していた。
前回は垂直に振り上げた後にスリークォーターでロッドを振ってしまったのが最大の失敗で何時しかダブルハンドでのロンチポジションは 上段構え の体勢でしか行えない体質となっている可能性が高い。(笑)
それでも、当日撮影した映像を見ると目論み通りのフォームとは違い腕は頭上まで振り上げてはおらず、前回との違いも極僅かにも見えるのだが、実はこの僅かな違いがスィープの重大要素に大きな差を生み出していた事実もこれまでは意識していなかった現象で勝手に ピンクレディのUFO! と呼んでいる耳の横辺りで手をクルリ!と半円を描く様に回すスィープ最後の操作は腕を振り上げる動作と無意識の内に併用されていた為、スリークォーターで打ち出すと意識を持った途端、この重要な操作を省略させてしまっていたと気付いたのはシングルハンドの練習時で、前回はこちらもスリークォーターが引き金となってキャスト全体を崩していた為、現状としては斜め振りの意識は禁じ手となってしまったらしい。