ここ数年、この時期に気掛かりに感じるのも、本編HP映像の差し替えでもあるのだが、もう彼是4ヶ月程はダブルハンド・ロッドと言えばログネスしか使って居らず、果たして現在目指しているフォームによってグリップの短い14ftや12ftを扱うと一体どうなるのか・・・と言った懸念や興味が湧いていた。
そして先日、凡そ一年振りにグリーズドラインの14ftを取り出しては、格安に極秘入手?したAFS・9/10のフローティング後端から4.7m程で切断し、4.5m、10gのフローティングのティップを接続した改造ヘッドと組み合わせ使用すると、グリップの短い状態でのフォームも大凡日頃の想定通りで特には問題もなく快適にキャスト出来て安心し、やはり体力的、技術的にも本来はこの辺りの道具が妥当にして無難でもあると痛感させられるのだが、ログネス等には大排気量の高性能4WDカーにも似る?何とも言えない魅力があって止められない。(笑)
また、この時に判明した一つの要因として、左のキャストに見られる斜めの飛行ループも14ftでは自然回復する傾向があり、これはロッドの長さ、重量も大いに影響しているとしても、特に感じたのがグリップの径、太さで、これが太く設定されたログネスを左手から掴むとシュートでは横から支えている様な握りへ陥り易い事も解り、購入当初から考えていた上グリップの改造にも着手したい所なのではあるが、この辺りに関して右のキャストでは問題がなく、また後先を考えてしまうと高額商品に手を加えるのは貧乏症も併発して躊躇してしまう。(笑)
こうして、HP用の14ft映像も撮影し、これまで真後ろ一辺倒だったカメラアングルも考慮し、ラインの動き全体を網羅する映像を目指していたのだが、ラインの視認性を高める箇所としては太陽光線による順光、逆光の問題に加え、被写体部分に茂みがある等の条件を満たすに上流下流を本来とは逆転した設定や、またカメラとの位置も距離を空けつつ角度まで考慮すると言う実に様々な要件も生じる事から、いざ撮影を終えた映像を見るとDループがファインダーから外れていた、またシュートしたラインが空に溶け込んでしまっていたと言った事態も発生し全てを一人で行うのも難しい。
更に、この際には十分なキャストを成功させなければならないものの、得てしてこんな時には力んでキャストが乱れ始めたりする為、これら全てを満たすのは結構難しく、今回は右岸左岸、それぞれ半分ずつの差し替えに留まってしまったのだが、この中にさえも気が付けばラインが最後までターンしていなかったりもする。(笑)