連日に渡って最高気温が30℃前後には達していた関東地方。
ここから、長らく低水状態であった本流の流れも暖められ、ここを遡上する鱒達もその意識は表層に向くのではないだろうかと言った憶測を立てるも、安定した水位から透明度の高い流域で晴天の天候では分が悪く、そろそろ炎天下の日中では難しい季節に差し掛かっている。
こうして、先日は曇天から雨天となる日を当て込み、朝一番はインターミディト+タイプⅠのヘッドにドロッパー仕掛けを大石が散らばる深瀬へと送り出していたが、気まぐれな大気は見る見る内に怪しげな雲を消し去ってしまい見事なまでの快晴に変わっていた。
それでも遠くには未だカッコウの囀る早朝。また、ギラギラと輝く水面から抜き出した水温計は13℃と予想以上に3℃上昇し、期待は充分あると、ここでは初めて上の落ち込みから下の吐き出しまで満遍なく隅々まで探ってはいても、ウグイが吸い付いた様なアタリが一度あったのみで相変わらず何も起こらず、これまで盛んに飛び回っていたアジサシも何故か当日は殆ど見掛けなかったのだが、唯一の収穫として今年初めて見たトンボはカワサナエ。
黄色と黒の縞模様から、今年低迷を続ける真弓監督率いる阪神タイガースを彷彿させるのだが、この原因は選手補強の失敗にもあり、今後は嘗て西武ライオンズに在籍したブラゼル選手を獲得し巻き返しを計る。
と、言う訳で・・・、タイガースが発掘した外国人バッターはバース、オマリー以降、殆ど成功しないのは何故??。(笑)