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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
by hisuycast
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3月16日  銀影。
  最高の天気に恵まれた昨日。またあの本流へ車を走らせていた。
先週の状況からしてやはりまだ早いと実感していたので、ほぼ練習といった意味合いが濃い。 そしてもうひとつ、久しぶりに友人の自転車屋氏と会うのが目的だった。彼の釣法はルアーだが思考や価値観が自分と良く酷似していた。彼も”変わり者”なのだろうか。
  更にもう一つ、このキャストで初めてフローティングラインでも投げて見たかった。 実釣ではほぼ出番は無いだろうが”本家”サイトの映像用にはラインがよく見て適していると思ていたからだ。
 ラインはコートランド社の12番の12mを10mに切断したライン。このラインは12番指定だが、12mで約38gもあり、13番に相当する重量があった。
  早速キャストするとやはりフローティングでも10mがいいようだ。自分にとってはこの長さが基本となった。
  暫くして彼が来た。久しぶりだったので会話がはずみ時間があっという間に過ぎていった。 
  午後1時を回っていたので対岸の銀毛らしき魚影の反応があった場所へ向かった。朝から人気のある対岸は数人の釣り人が居たがその場所へは誰も近づいてもいなかった。彼がルアーを流せばまた”銀影”の反応がある事を期待していた。
 
  下流部の大河川を渡る橋はこの時間でも少し渋滞していた。少しイライラしながらようやく到着すると珍しく西よりの風が吹いて、日差しのわりには暖かさが感じられないのが気になっていた。
  あの場所は彼に譲る事にし、自分は右岸、左を上手にするキャストの練習をするべく少し下流へ入った。ロッドは勿論あの竿だった。腰まで立ちこんでのキャストは改めてこの軽さを実感していた。 
  数投おきに振り返って彼の動向を見守るがどうも気配は無さそうだ。ふと後方を見るとギャラリーらしき人が見ているが他に竿を出す者はいない。やはり時期尚早だろう。どの道、自分にとっては練習を兼ねてのことだから。
  夕方、日照時間が延びたのを痛感しながら彼と落ち合うと案の定、何の気配も無かったとの事だった。そういえば毎年最盛期に突入した夕方、あちらこちらで何かがモジリ、ヒゲナガが羽化し如何にも釣れそうな雰囲気に満ち溢れていても何の反応も無い時が珍しくも無いこの場所では当然と言えた。
  しばし談笑して空腹を覚えた変わり者2人は早い夕飯で来週への英気を養うことにした。

3月16日  銀影。_f0084561_13272118.jpg
# by hisuycast | 2006-03-16 13:42 |   釣   記
3月14日  混雑。
 今朝方は久しぶりに冷え込んだ。三寒四温ってやつだろう。でも日差しの強さは「春」だ。花粉症には困るがこれから桜が満開となるこの季節はやはりいい。なぜ日本人ていうのは桜が好きなのだろう。
 しかしここ数年は花見に行ってはいない。勿論、釣りに没頭してしまうからだ。それに有名な場所は平日でも混雑するし、人込みが嫌いなのは昔から変わってはいない。だから平日が休みの今の職業は自分には都合がいいのかも。
 が、平日でも有名な釣り場は凄いらしい。湖に脚立を置いてたり、渓流のプールで陣取って始まるかどうかも分らないライズを待ち、人を寄せ付けない。「場所取り。」ってやつだ。
 その点、本流域なら割と空いているようだが、ここ数年は釣り人が増加傾向にあるようだ。某場所では釣り下っている所に後から割り込んで平気でルアー投げてたりする。まあ、よくある話だが・・・。
 こんな事が平気で行われているから関東の釣り場は嫌になってしまう。ましてや休日には行きたくもないと思ってしまう。

 ちょっと嫌な記事を書いてしまったがこの晴天を見て忘れる事にする。
# by hisuycast | 2006-03-14 12:11 |   其 の 他
3月12日  今年の雪代は?。  
 この辺りはは結構春めいて来た。用があって自転車でちょこっと出掛けたら、神社や庭先の梅の花や名前の分らない花が咲いていたりする。ついでに自分の鼻もムズムズして来た。コレさえ無ければいい季節なのだが・・・。
 今年の冬はやはり寒かった。群馬県の北部は観測史上最高の積雪量だったらしい。3.5mだったか?。 毎年、雪代の終息時期を見計らうのが難しいのに、これだけの積雪量では更に難しいだろう。インターネットが普及したおかげで便利になったが、奥会津のアノ河川は水位観測のデータが無い。いや観測所自体が無いのだった。

 昨年は最高の時期を逃してしまった。今年は7月になるか?、過去にもあった6月末でも雪代が溢れていた時が。本来なら何度かは足を運ばなければ分らないのだろうが最近は如何せんちょっと遠く感じられるようになってしまった。 そもそも1,2度行っていい思いをしようという考えが甘いのだろう。

 元々、本流域では放流されている河川では無いのあまり釣れないが、あの素朴な景色がどこか”日本人の故郷”といった風情で何とも好きで訪れていたのに、その景色に見慣れてくると何時しか釣れないと満足出来なくなってしまう。昔の方が「釣れなくてもいい。」というゆとりがあったようだ。一体、何故だろう。

 おっと、こんな事書いていたら明日は冬に逆戻りらしい。
# by hisuycast | 2006-03-12 16:40 |   回   想
3月11日     開幕?。
 一昨日、友人の朗報によって予定よりも1ヶ月以上も早くあの場所での釣りをする事になった。
まあ、どうせ釣れぬだろうとは思いつつもあの話の内容では期待してしまう。
 
 朝起きると天気予報が益々悪くなっているのが気に成った。この時期の雨は活性を低下させてしまうからだ。
 案の定、出発する頃に雨が降り出したが幸い小雨だし、それほど冷たい雨ではない、東よりの冷たい風が吹くよりはましだ。

3月11日     開幕?。_f0084561_12163562.jpg

           
 AM9:20現地に到着。気温は7℃、北西の風1~2m。取り出すロッドを一瞬迷うがやはりアレだよな、ARC1409。
 実に丁寧な作りのフェルールは自分が今迄所有してきたロッドとは明らかに違う、何か茶筒の蓋を閉める様にスッと空気が抜け、4本の棒が1本採りの竹の棒になりスムーズに、しなやかに曲がる。
 ラインもやはりあれ10mにした13番タイプⅠを試さなくては、一応?用意したフライは3cmに切断した真鍮(ブラス)チューブを取り付ける。
 川辺へ下ると水位は増えている(14.49)、水温は7.5℃。この天気だと釣り人はおろか全く人気が無い。でも他にも狙ってるヤツがいた、この辺では珍しいアビ科の水鳥だ。

 何投かする内にこのロッドの良さが分ってきた様な気がした。単純に自重自体は軽くは無いのだろうが投げていて軽く感じる。
 また竿先でアクションを加えた時のティップの収まり方もこれまでの竿なら”プルッ”収まるのと違って”スッ”とロッド自体がその力を吸収してしまうう感じだ。KⅡ14ftの様な”スパッ”というシュート力は無そうだが、実に気持ちのいい竿だ。皆が良いというのが頷けたし、やはりいい物はいいのだなと納得した。
 きっとキャスティングからフッキングそしてランデイングまでを総合して考慮したロッドなのだろうと勝手に思った。
 ラインはやはりこの場所の様に腰まで立ち込む釣りでは10mがいい。正にロールアップもフォルスキャストも要らない。基本的な長さはこれで決着する事にした。

 さて肝心の釣りはさっぱりだ。魚っ気も全くない、沖合いで狙っていたアイツもいつの間にか姿を消していた。銀毛の一群だとすれば既に下ってしまったか?、天候の悪化で活性が低下したか?、単に自分が下手なだけか?。午後雨が止んで西の空が薄っすら明るくなった時はふと釣れそうな気がして心臓の鼓動を感じた。
 この感覚も久しぶりだったので妙に懐かしく釣れなくとも心地良かった。それに何といっても他に誰も居ない事が自然と調和したかの様だった。
そして今年もあの「全く釣れない釣り」が開幕してしまったのか。

3月11日     開幕?。_f0084561_12195296.jpg
# by hisuycast | 2006-03-11 12:35 |   釣   記