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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
by hisuycast
  大震災の被災地を救おう!。

 作者 鴇崎 周蔵


  「 飛 翠。」 伝承者。 
   昭和40年生れ。
   埼玉県在住。
  


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 6月5日  図らずの病。

  6月を迎えた今回の練習は、納得の状態へと仕上がり始めた日々の予行演習が果たす機能に抱いてしまう過度な期待を抑制しつつ始まったとは言え、その効果は満更でもなく、シングル・スペイのリフトからスイープへと繋がる過程では左右共に確実な進歩が見られ、特に右の操作ではリアのグリップ側に見られる遠回りする軌道が縮小し、また静かに離水した後は、微かな着水によってリニア モーター カーの如く加速する独特の感触も復活した場面も暫し見られとあって、その効果としては既に大した相違はない操作の再現は数カ月前でも果たされており、残るは効率性や安定性と言った問題なのかも知れない。

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  斯くして、この所の試みでジェラルド特有の動きが生み出せられる理由に対する理解は一層深まった・・・と、こんな控えめな表現よりも、寧ろリフトからスイープまでの工程の全てに納得が出来て、何処を挙げても意味のある必然にて構築されているとは当たり前の内容なのだろうが、依然として残る課題の中でも、シュートへの準備が先走ってしまう左の操作は全く改善されないばかりか、寧ろ悪化した印象すら受けるから、やはり左の動きとは、やはり不自由で何処か不可思議でもあって、相変わらず意図に反して動く上、その度合いは右の動作を遥かに凌ぐとあって、この対策には相当の荒療治が必要と考え始めている。




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# by hisuycast | 2016-06-05 16:10 |   修   行 ( 両腕 )
 5月29日  ジェラルドに見る ピンク・レディ の間合い。

  5月最後の練習となった今回は長らく続いた小雨によって毎度の場所は右岸側が干上がり始めて左右で45度の角度変換を可能とさせる箇所が限られてしまったが、今後の予報を見ると水位を回復させる雨は期待出来そうもないから、こうした練習が出来る場所も実は貴重な存在だったと知らしめられる。

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  斯くして、今回の練習も持ち帰った映像を見てしまうと改善余地を残す箇所は数多いとは言え、当時の手応えとしては2~3歩の前進が感じられ、リフトからスイープへ移る動き際にリアのグリップにあった違和感は更なる工夫を加えた結果、随分と解消されているとは、左の操作にも言えたとあって、この方向性で暫く様子を見るとした。

  そして、次の課題となっているドリフトは、前回に記述し通り、ドリフトの解釈を見失った事から、取り敢えずは “ シュートの準備動作 ” とでも表現すると、この動きにも幾つかの工程が見られ、その一つ目にはスイープの後処理とでも言うべきか、ゼロ・コンマの数秒間に止める迄は行かなくとも僅かに待っている?と言った間合いを世間では “ ポジティブ・ストップ ” 等と定義付ける動きを感じられ、その直後にロッドを微かに後退させる様な動きこそが正にドリフトだとすると、元々、こんな動きを実践させて来たから、以前の方法でも満更、逸脱してはいなかったと言えるが、その後の3つ目に腕を振り上げる始める動きをシュートの動作に含めるか否かは、単に解釈の相違なのか今一つ疑問が晴れない。

  これら3つ分けた過程は1秒にも満たない様な僅かな間合いから処理されるとは言え、ふと考えると、こんな動きは遥か以前から意識し、当時は昭和歌謡を代表する振り付けの一部から “ ピンク・レディのUFO! ” と表現し、この三つを組み合わせた軌道によって半円が描かれてラインが綺麗なループによって飛行する言わばスペイの基本とも捉えていたにも係わらず、何時の間にか反故にしてしまっていたが、Spey-O-Ramaでトップ争いをする他の強豪選手だと、この辺りの3点を結んだ軌道はカツン、カツンと尖ったイカツイ感覚が残り、そうした意識は薄いとの印象を受ける反面、ジェラルドに限っては滑らかで丸み帯びた何処か女性的な軌道を描く基本にも則した動作を実践させていたと思えてしまった。
 
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# by hisuycast | 2016-05-29 14:45 |   修   行 ( 両腕 )
 5月22日  その男、巧妙につき。

  今週の練習でも右のシングル・スペイは重心位置の微調整に加え、前後グリップの駆動配分を見直した結果、朝の一投目から明らかな変化が感じられ、事態は着々と好転している反面、相変わらず逃れられずに居る意図しない動きは重篤な症状と言えるだろうが、これも感覚の誤差・・・、即ち錯覚と言え、この所は、ジェラルド特有の絶妙な重心バランスを彼是と模索した余り、何時しかリフトからスイープの際には身体の垂直に対する感覚が完全に狂っていたと気付かされているものの、完全な解明までには未だ届かない。

  
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  とは言え、その効果は現状でも十分に感じられ、外見上の変化を殆ど感じられない左の操作からもシュートから飛行するループは今迄とは性質の異なる様子を見せるから、左も着実に進歩しているのだろうが、やはり大きく異なる同調性には全く納得が出来ず、いよいよ今回からは左の動きにも着目している一方で、そもそもは左までの達成に関しては頭になかったから、人間は欲深い生き物だと思わせたとしても、今の状態でさえ右だけの練習では到底、果たせずに居た筈であって我流には左右一組の考えが肝心なのだと思っている。

              
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            https://youtu.be/Gai1RGC5Ro0

  そんな訳で、今回は他の課題であるドリフトから一つの発見をすると、そもそもドリフトの定義とは何ぞや?、と、そんな疑問にも直面させられる辺りはジェラルドの動作はスイープの以降にも複雑で巧妙な奥深い技の世界が見え始めた気がしているから、この世界では年齢的には若手の部類に入るジェラルドと言う人物像も不可思議に思えてならない。




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# by hisuycast | 2016-05-22 14:20
 5月15日  残された遺伝子の配列。

  5月の第2週目を迎えた今週の練習は、新たな試みが功を奏し、リフトからスイープへと切り替わるジェラルドとの同調性に関しては1~2歩前進していた印象が見られて一安心していたが、これは右の動作に限られて一方の左は崩壊しており、この背景には他の課題であるネック・ハンギング式のドリフトにもあり、嘗てと同じく腕を振り上げる意識が先走りを起こしてスイープが不可前の内に開始してしまう症状と、この時に左腕だけが過度に動いては、背後でラインがバチン!と嫌な音を立てていたが、この件に関しては夕方が近付いた頃に少しずつ感覚を掴み始めて右腕の振り上げも作動を始めるとロッドを振り下ろす動きは体重が載って、フローティングの筈だったラインは逆風を切り裂くかの如くに飛んで行くから、その効果は、やはり絶大だった。

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  このドリフトの件に関しては右の動作でも同じ課題があるものの、高い右腕や背筋を背後へと反り返させてしまうスイープ時の癖が未だに解消しない影響を受けて飛行ループを乱しているが、今回に気付いた事由として、どうやらアンカーを過度に後ろへと着水させてしまうと失敗する傾向が高いと言うよりは、確実に失敗すると言え、これを逆説的に言えば背後へ傾く背筋によって重心も後方側へ寄っている結果、アンカーの着水地点も後退させているとも言えるだろう。

  また、こうしたアンカー着水地点に関しては、一定の限度内で後ろ側へ寄るに従って優位に働くとは、Spey-O-RamaやJCAの競技レギュレーションを見ても明らかな傾向とも言え、その個人的な印象として、アンカーは前に位置する程、ロール・キャストの感覚に近く、逆に後ろに着水する程、オーバーヘッド・キャストに近い感覚となり、この辺りの解釈が一時期に騒がれたVループやネス・スタイルに当て嵌まるかは定かではないものの、少なくとも背後のラインをオーバーヘッド・キャストに則り、重量のあるベリー部分を直線状に近付けた結果だったとの勝手な解釈とは、明らかに相反しているから、やはりインク・ラインはネス・スタイルには該当しないと言えるのかも知れない。

  そうなると、自身としても元々からオーバーヘッド・キャストに近い感覚を好むとあって、アンカーの着水地点を無意識の内に後退させていた節も大いにあり、振り返って考えて見るとアンカー地点は些か前寄りに着水した時は安定していた印象も近頃だと何気なく感じ取っていたとは言え、角度変換ではアンカーが前へ寄る程、ラインが交錯してしまう為、ここにも限度があり、また左と右の決定的な相違は、ここにも存在し、それらを端的な表現を用いるならば、左の場合はスイープの終了が早く、一方の右はスイープの工程が長いと、この辺りにも課題が見えていた。

  これらも、リフトから始まる各操作と工程における両腕や、両脚の細部が齎す重心移動と言った一連の推移を一体どう配合、配分させ、そして配置・配列させるか・・・・、結局これらに係って来るとは、要するに遺伝子とも例えられる所定の素材さえ揃えてしまえば、後の仕上がりは組み立てを誤ったあまり遺伝性疾患を引き起こすか、また別種の生命に生まれ変わってしまう・・・等と、やっとジェラルドのゲノム解析が最終段階へ差し掛かっていると期待したい。




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# by hisuycast | 2016-05-15 13:51 |   修   行 ( 両腕 )