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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
by hisuycast
  大震災の被災地を救おう!。

 作者 鴇崎 周蔵


  「 飛 翠。」 伝承者。 
   昭和40年生れ。
   埼玉県在住。
  


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 2月28日  崩壊を生む2秒間の攻防。

  2月の最後の練習となった先日は春の予感させる南東の風によって下流から吹き上げたと思えば次には上流から吹き下ろすと、その向きを目まぐるしく変える些か厄介な状況ではあったとは言え、晴天に包まれた好条件となれば大きな前進を目指したい所だったのだが、実際の足取りは僅かな歩幅に留まった。

  
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  これらを遡ると、毎晩の素振りでは良好な状態に仕上がりを維持したまま推移していた一方で、更なる進歩を呼ぶ不足要素の発見までには至らないままだった矢先、ふと練習日の前夜に重心の移動が不完全だったと気付き、翌日になって実践の場から試みると、スイープは左右共に崩壊しており、やがて一通りの立て直しを終えて午前の撮影映像を検証すると、今度その隔たりは以前と殆ど縮まっては居らず、ここから彼是と試みを始めると、キャスティングは再び壊れると言った繰り返しに終始したとは言え、こうした最中の節々に遭遇するハッ!と驚かされる場面には一つの糸口を掴んだ思いがあった上、左右のシングル・スペイには以前とは違う変化が現れていたから、今回の試みた方向性も強ち間違ってはいないと読んだ。

  
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  そこで、これらの結果を踏まえて、ジェラルドに秘められたリフトからスイープへ移る凡そ2秒間の謎を同じ方向性から今一度、試す意義も日々の素振りから感じ取れ、ここに得られる感触は以前よりも向上しているから崩壊を生み出しても避けては通れず、幾度なく跳ね返されても何度でも一から挑む価値はあるが、まぁ世間一般としては賢い方法とは言えないのだろう・・・。




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by hisuycast | 2016-02-28 13:55 |   修   行 ( 両腕 )
 2月21日  包囲網の春。

    
  毎年の2月と言えば、週3~4日は強い季節風に見舞われる訳だが、今年に限っては穏やかな日が多く、やはり暖冬と言えて群馬北部の積雪も少ないとなれば、利根を潤す雪代も大凡の察しが付くとなれば、今年もお魚釣りへと出向かないまま過ごす可能性が高いのかも知れない・・・。

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  と言う訳で、今週の練習日は日中の最高気温が17℃を超える4月の陽気に恵まれた反面、下流から吹き上げる嫌な風が吹いてしまい些か手を焼いたとは、何とも贅沢な話しではあるが、この風には僅かに吹かれただけで全く対処が出来ずスネーク・ロールは全く進展もないお手上げ状態に留まらず、寧ろ今回の練習では一つの試みが裏目に出たのか、以前の状態よりも悪い印象すらあった。

  その試み・・・、これはスイープ時の膝にあるが、1週間前の練習を終えて日課の素振りから、ふと膝の動きが1~2世代前の状態へ逆戻りしてしまっていたと気付いた後、再び組み込んだ最新の動作が持つ威力を再認識していると、その次にはスネーク・ロールの際には脚の動きが更に活用されていないと解り、この改善を図ったとばなれば、当然ながら本来はシングル・スペイのスイープまで進展させる筈だったものの、当日に至ってはシングル・スペイも今一つの印象が払拭出来ないばかりか、その原因は午後になっても特定されないままだった。

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  ここから時間は更に経過した夕方、進展なく終える今回の練習を覚悟した矢先、その原因も結局はリア・グリップに対する意識が薄れにあったと解ると、その効果は直ぐに現れていたから、シングル・スペイのスイープに見られた停滞は油断の現れとまでは行かないまでも、何処か先を急ぎ過ぎていたとは言え、後日に映像で見る限り右のシングル・スペイも満更、悪い面ばかりでもなく、ジェラルドの動きには着々と近付き、残す課題も絞り込まれた。





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by hisuycast | 2016-02-21 13:41 |   修   行 ( 両腕 )
 2月14日  矛盾の代償。

  毎晩の日課となった模擬演習たる素振りから受ける印象は、遂に納得の仕上がりを見せると、本格的に今の練習を始めた3年程前から常に抱き続けたジェラルドのスイープに対する疑念も解消し、今現在としては動作の全てに対する説明付けすらも可能となれば、お次のドリフトが第一の課題となっていた。
  ただ、このドリフトを達成させるには高いスイープの精度が求められるし、そのスイープはリフトに左右されるとあって、油断も禁物である為、こうした日々の素振りは今後も当面の間は続けられるだろうが、既に歯磨きや入浴と近い行動とは元より、寧ろ毎晩の娯楽でもあるから、止める理由も見当たらず、更なる進化を目論んでいる。

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  斯くして、一週間と言う練習日の間隔が今回程、長く感じた時があっただろうか・・・と、こんな想いを抱く程、当日までの一週間が長く思えたとは、一種の “ 中弛み ” にもあって、実践と、その映像から受けた記憶の感覚は、日に日に薄れて鈍った挙句、気が付くと忘れてしまう面もあったとは言え、今回に限っては、素振りの成果を逸早く試してみたいと言った心境が勝っていた為で、その手応えは朝から現れ、これまで映像を目にした途端に残った喪失感も解消され、リフトからスイープへと推移する動作は文字通り 「 角 」 の取り除かれ始めたジェラルドの動きとの接近を初めて実感したと言えるかも知れない。

  また、課題のドリフトも一週間前からの改善が見られたものの、やはり未だ操作量は大きく、ロッドの背後に傾斜する角度はジェラルドと比較すると過剰であって、ここには無駄に動いている場面も見られるが、その一方では何かを穴埋めさせるべく必要に迫れた結果とも言えた。

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  この穴埋めを迫る何か・・・、これを問い質すと当然ながら精度の低い操作が思い当たる一方で、他に長いオーバーハングの設定があるが、実は3mだった当初のオーバーハングは様々あって最近は再び2m程にまで短縮されては居たものの、これでも依然として物理的な矛盾に辿り着いてしまうとは、先ずオーバーハングの増大に伴い、リフトする角度も増大させる為だろう。

  そして、スイープから先が振り子の仕組みと同じに、棒の先に長く垂れ下がった物体を揺らせる際には、この棒も大きく振る必要が生じ、その結果がツケとなってドリフトに現れてジェラルドとの同調性を損なう場面が生まれていると言った一面もあるとは言え、これだけで片付けてしまうと単なる逃げ口実に過ぎないから、先ずは兎に角にも精度の低い操作を改善させるべきではあるのだが、そもそも既に現状でもオーバーハングを通常まで詰めて操作すると、そのダイレクトでクイックな感覚が長いオーバーハングとの腐れ縁からなのか全く掴めずに居るから、この摺合せには困惑させられる・・・。





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by hisuycast | 2016-02-14 14:28 |   修   行 ( 両腕 )
 2月7日  歯止めの効かない頑固者。
   
  2月を迎えた先日も、リフトに施した些細な調整が日々の予行演習たる素振りに限って言えば、ほぼ想定した動きを忠実、かつ安定的に再現していたとあって、「 今度こそ、完全決着!。」 等と、つい過度な期待を描いてしまっても、過去の経験上から一週間程度では劇的な変化は望めず、先ずは少しの前進が見られるだけでも十分 ・・・、こう考えて練習日を迎えると、その進歩は予定した通りの結果に留まって完全な解決は見られないままだったから、相変わらず奇跡とも無縁の地味な日々を送っている・・・。

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  と言う訳で、近頃の練習は益々、検証作業と言った内容が色濃くなって、ジェラルドの動作を構成する要素を一つ一つ炙り出しては次々と消去されて言った中味とは、見た目から受けた勝手な思い込みに過ぎないと気付かされ、今回も翌日に確認した映像を通して今迄では全く考えが及ばない些細な可能性が再び浮かび上がって一人で頷いていたから、一週間後が待ち遠しい。

  その一方、大きく変貌したリフトによって、スイープまでもが一変すると、今度は今迄のドリフトでは辻褄が合わないばかりか、寧ろ著しく不具合な面が生じてしまい、当初の目標だったジェラルドと同じスイープの再現だけでは済まされず、次のドリフトまでの対応も迫られているらしいとは、ロッドの移動にあって、今迄だとスイープが完了する頃には背後へ大きく傾き、そのまま次のドリフトへと繋げていた。

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  これらは、特に右の操作にあった頑固に定着した傾向とあって、スイープの停止時期も歯止めが効かず必要以上にロッドを倒して全てを台無しとさせている場面も目立ち始めているから、逆に元々、この辺りにも不満があった左の操作は寧ろ功を奏して、暫くの低迷から俄かに再起を果たすと、両者の立場は再び逆転していたが、冷静に考えると元々から左の操作が優位に立ち、その裏には利き腕となる右腕に加え、更には右膝の存在があるのだろう。




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by hisuycast | 2016-02-07 14:42 |   修   行 ( 両腕 )