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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
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 4月28日   利根の矛盾。


  大型連休を目前に控えた先日の利根大堰下流は釣り人が増え始め、埼玉側の石碑前辺りに5~6人、その下の “ 岬 ” にもルアー釣りが4~5人が見られ、一方の群馬側には石碑の対面に一人と更に下流の緩流帯にスペイが一人と確認した所で早速準備に取り掛かっている内、遅れてやって来たルアー釣りが何時の間にか一人加わっているから、この釣りは身支度一つ取ってもルアー釣りには到底敵わない・・・。(笑)

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  斯くして、今回の利根は先週辺りから見られたアジサシが更に増え、ホバリングの後には水面へダイビングして小魚を捉えると言った行動も盛んに見られた事から、稚鮎の遡上も活発化しているとは容易に察しが付いた反面、ふと思えば毎年の恒例となっていた解禁前の稚鮎を密漁するお年寄りの見慣れた姿も今の所は見られない本来の平穏な様子も清々しかったが、一週間前に見られたマルタの産卵は何故か一段落したらしく当日は一度も目撃しない矛盾した一面を持ちながらも、午前中までは毎度の風も穏やかな晴天下から気持ち良く釣りが出来れば、お魚の反応は毎度の如く皆無でも仕方あるまい・・・。(笑)


 

  
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by hisuycast | 2013-04-28 13:58 |   釣   記
 4月25日   “ 引く ” と “ 手繰る ” の狭間。

  4月の下旬に差し掛かった今頃にもなると、そろそろ利根鱒が釣れたとの噂がポツリ、ポツリと囁かれる時期ではあっても、オ・ラマ規定のキャストを想定した素振りは日課として完全に定着し、ここから均一性をも損なっていた左右のフォームが解消に向かい、うっかり調子に乗ってダルビッシュのマネをしてピッチング・フォームまで左で繰り返している内に今度は左の肩に妙な痛みを感じている。(笑)





  と言う訳で、オ・ラマ規定のキャストへと移り変わった時点から左のキャストに感じた劣位を生み出す要因を素振りによって一つ一つ潰して行く間、最後に残ったのは振り上げたロッドを引き付ける際の操作ではあったものの、これも過去に取り上げていた内容に過ぎないから、つまりは、これが左のキャストでは守られていなかっただけに過ぎないが、それ自体も実は他のスポーツ等にも通じる根幹を成す脇を閉めると言った動きと言えるのかも知れない。

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  よって、振り上げたダブルハンドのロッドを両腕で掴み下へ引き摺り寄せる・・・、これは垂れ下がったロープを掴んで登る際の動きにも似て、脇が開いていては身体を支えらずに自然と脇は閉じられる一方、この時は更に腕を掴んだロープに巻き付ける感覚から内側へ捻りながら手繰り寄せて抱え込む様な格好となるが、こうした動きを正しく実践しているキャスターこそがクヌートだとも思えてならないから、彼の筋肉美も一度は見たいかも・・・。(笑)











 

  
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by hisuycast | 2013-04-25 15:59 |   修   行 ( 両腕 )
 4月23日  前虎後狼の利根。

  猛烈な風によって荒涼とした眺めを助長させていた先日の利根ではあった一方、毎年の4月中旬が過ぎると俄かに慌ただしくなる場所が大堰下流の群馬側で、ここに広がる砂礫の浅瀬で激しく水飛沫を上げるマルタの産卵行動が盛んに繰り返されると、利根にも訪れた本格的な春を感じるが、50cmを超える魚が関東でも手軽に釣れるとあって、この魚の隠れたファンは意外と多いと見えて、この日も一台の車に便乗した4人ほどの若者を喜ばせた。(笑)

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  斯くして、暴風の吹き荒れる利根での釣りを可能とさせたキャストもペリーポークを基礎に持つ抜上式はヘッドの全体を空中からスィープさせた結果、ヘッドの先端が旗の如くバタバタと靡いてしまいアンカー打ちすらも儘ならない他の手法とは違い、ヘッドを水面と接触させた安定した状態からのスィープによってキャストへと導けるとあって、個人的にはペリーポークこそが最強のキャストでもあると言えるから、何時如何なる状況に直面しようとルアー等にも一切頼らず、飽く迄もフライフィッシング一本で釣りを通すにはペリーポークを左右両側からのキャストを身に付ける必要があるが、ペリーポークは急流の上流側にヘッドを配置させる場面に弱いと言う欠点もある為、最低でも左右で4つキャストを求められる。

  また、幾ら風に強いペリーポーク系の抜上式ではあっても、ヘッドをダンプさせる際にはヘッドをシュート方向に折り曲げて配置させる必要があり、この時に上流寄りから強風に吹かれてしまうとヘッドは風に煽られ川と並行した格好で着水し、実に都合が悪く、こうした状況はダブルスペイに適するが、ダブルスペイは凡そ90度の角度変換を伴うキャストであるから、シュート後のヘッドも流れを直角近くで遮断する様な状態で着水して、これも都合が悪く、もう一つのスナップ・Tもヘッドを跳ね上げた時点から強い風に煽られてしまう。

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  そこで、当時は流れから引き抜いた途端、風に煽られ先端が下流に向いてしまうヘッドはそのまま一旦、ダブルスペイと同じ体勢から着水させた後、ここから同じ手順でヘッドを切り返した後にダンプしてシュートすると言った手順に最後は落ち着いていたが、この時は既に吸水し柔らくなっていたランニング・ラインが切り返す際に流れの中に生じた弛み等によって絡む場合も多々あって、結局は厄介な釣りである事実も全く変わりはない。(笑)


 

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by hisuycast | 2013-04-23 16:14 |   釣   記
 4月21日  砂嵐の利根に何を見る。


  右手の環指挫滅から丁度一年が経過したと思った矢先、今度はギックリ腰とやらを患い、些細な腰の回転で激痛が走りキャストすらも儘ならかったものの、日頃の素振りも含一切の運動を二日程休むと辛うじて回復して一息付いて迎えた先日の天候は前線の通過に伴い冬型の気圧配置となって風速10mもの強い季節風に見舞われるとの予報から、一旦は釣りを諦めキャストの練習にでも費やすかと考えつつ、結局は毎度の如く足が向いてしまった利根には遥か遠くまで見渡しても釣り人が全く居らず、ただ砂嵐が吹き付けた大荒れの光景と砂が口の中にまで入り込む状態に躊躇しながら渋々準備を始めている間、遅れてやって来た一人のルアー人によって勇気付けられ、些かヤル気も取り戻していた。(笑)

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  斯くして、本来であれば風速7m位が釣りの限界ではあるものの、今回選んだ利根大堰下流の群馬側は通常の川に沿って吹く風が例外的に斜め後方から浴びる格好となる場合も多く、こうした風向きであれば風速10mでも辛うじてキャストが出来るのでは・・・、との憶測が一応は当たった一方、良い条件でも一向に釣れない場所にも係わらず猛烈な風によってラインは吹けるはロッドも押し倒されるとあって満足な釣りとは到底ならず、単に仕掛けを投げ入れだけに等しいとあって、当然ながら全く釣れない為、諦めればいいのだが、彼是と考えても他に成すべき事も見出せず只管、川と向かい続けられる原点も結局はキャストにあって、背後から吹く追い風とあって一先ずは有利な面もある反面、その風が今回の風速にも達した場合はバック・ループが押し戻されてしまい困難を極め、ここに直面した障害を様々な工夫を重ねながら打開策を探し出す事に没頭していたと同時に楽しみをも見出していた等とすると、ストイックでカッコイイかも??。(笑)


 

  
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by hisuycast | 2013-04-21 15:22 |   釣   記
 4月18日  利根の下稽古。


  先日の利根でも一日中同じ場所での釣りにも飽きてしまうとあって、午後には大堰下流の群馬側へ移動した殆ど貸し切り状態となる反面、この辺りの利根だけは例外的に南側へ窪んだ地形状に流れる為、5月の中旬辺りまでは南寄りの風が下流からは吹き上げずに対岸の埼玉側から吹く完全な逆風となる場面も多く、これは当時も例外ではないから、本来は風の穏やかな午前中を選ぶべきなのだが、橋を渡る混雑路が厄介で朝はついつい横着すると、結局は帰宅時の渋滞に捕まっている。(笑)

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  斯くして、当日も前回と共に群馬側の流れをあちこち散策すると、やはり埼玉側と同じく中洲付近の手前に位置する分流の川床が少し掘り下げられた印象以外は概ね昨年と殆ど変って居らず横幅が広まった感じの流芯によって嘗てとは滑らかな形状から埼玉側へ向かっている為、以前では中洲下以降は淀みとなっていた箇所も優しい流れがあるとなれば、川底も嘗ての砂や泥から変わった砂利に覆われ、水温の低い春先等では、ここに鱒族が潜んでいる可能性はあるのだが、周辺は水田地帯に過ぎない関東平野の中央流れる川だけに大きな石等もなく、また水深も浅いと言った面もあって兎に角、釣れない!!。

  そんな事もあって、毎回毎回、微かな期待は悉く裏切り続けられているとあって、釣れないのは当たり前田のクラッカ~!。当日も川底の把握とヘッドが流れに馴染む感触やテンション等を感じ取った魚釣りの予行練習程度にしか考えておらず魚が釣れるとは全くと言える位、期待していなかった最中、ランニング・ラインの回収を間もなく終えようとした頃に何と、ゴン!ゴン!ゴン!と首を振る久しくなかった振動が突如としてロッドから伝わり有頂天になったのも束の間、普段であれば ランニング・ラインの回収 = リトリーブ としてロッドとラインに与えていた一定以上の角度を長い練習期間もあってか完全に見過ごした真っ直ぐ状態から掛かってしまった点が重過失となったか、その振動は僅か数秒で消えてしまったが、意中のお魚には時期が全く、その大きさも恐らくは精々40cm程だった虹鱒の可能性が高い為、意外にも然程の落胆はなく、寧ろ俄然やる気が湧いていた一方、ネタとしての損失はあまりにも大きかった・・・。(笑)

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  実は、この出来事の暫く前、下流に何かが跳ねた様にも見えていた為、複数の魚が居ると直感し、このまま少し釣り下り始めて数投する内、再び何かが掛かり水面を繰り返し割って出る虹鱒に多く見られる行動ではあった反面、その様子はピョン!ピョン!と言った感じで今度は完全に小型とあっては重量も軽過ぎてしまいログネスと言った剛竿では手繰り寄せる途中で針が外れてしまう場合が多いが、運良くリーダーとの結び目まで寄せた所、元気に動き回り写真へ収めるにはネットで掬い取る必要があるとして背中へ手を回すと、今度はネットがホルダーから外れず、苦闘している間に再び逃げられ、またしてもネタ収集は失敗に終わる・・・。

  思えば、昨年の春にインスタント・ネットのホルダーに対し、落下防止用の留め具を取り付けていたものの、この年は 年間を通してのオデコ にてネットを一度も使っておらず、これを外す段取りさえ把握していなかったとして、本番前に格好の予行演習が果たせていたから、その翌日にはネットを取り出す動作を確認していた事は言うまでもない!。(笑)


 

  
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by hisuycast | 2013-04-18 15:01 |   釣   記
 4月16日  利根に気負いを捨てよ。


  先日の利根は今年に入り2度目の釣りではあっても、半年振りとなる10mヘッドからのキャストは既に1度目の釣りから一切の違和感もなく見事に馴染んでいた様子も実の所は全くの見当違いで、暫く使った17mから一気に7m短いヘッドでは何処かに物足らない等と感じてしまう言った密かに抱いていた微々たる懸念は木端微塵に吹き飛ばされた所か、フル・シンクのヘッドをロール・アップも打ち返しもなくワン・モーション的?!にシュートへと持ち込んでしまう手返しの早いキャストも爽快であるのは勿論、腰まで浸かった野太い流れに引き摺られたランニング・ラインが水飛沫を立てながら舞い上げると、流れの遥か奥までヘッドを飛ばしてしまう様子には圧倒される・・・と、毎度の手前味噌な発言になってしまうが、オ・ラマ規定による練習の成果もあったのか、昨年より飛距離も精度も向上している印象もある上、更に腕や肩と言った特定の箇所にも殆ど負担を感じない為、ズシリ!と重い16ftのログネスにも係わらず何時間キャストを続けても全くと言っていい程、苦にならない為、釣りしている間の集中力も維持出来る。

  
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  そして、これらはトラブルを未然に防ぐ事にも繋がり、こうした釣りの最大のトラブルと言えば、最近の主流でもあるスカジット等の飛距離を意識しない20m程度のシュート距離で行う釣りは兎も角、遥か遠くに位置する流芯目掛けて極力遠投したいと考えた場合ランニング・ラインの対処が筆頭に挙げられ、この際は水との抵抗を低減させるべく、ランニング・ラインも細めを選ばざるを得ず、その結果、ランニング・ラインは簡単に絡み付いてしまうばかりか、細いランニング・ラインは弱く一度、折れ目を生じさせた部分が致命傷となって益々絡んでしまい、こうしたトラブルの防止としては何と言ってもキャストを開始する前、数回に分けて指に挟んだランニング・ラインの状態を確認する点に尽きるが、キャストの如何によっては防ぐ事は出来ない例がある。

  その一つが先に言ったロール・アップ、フォルス・キャストや打ち返しの操作にあり、こうした際、ロッドは必ず上下動を伴い、これと同時にランニング・ラインは張った直後に弛むと言った作用も加わり、ここに絡みが発生するから、こうした準備動作を省いてしまうのがキャストの理想となるが、次こそが、この件で最も始末が悪く、シュート動作の際、反発を開始したロッドの状態を反故にして無駄な力を加えてしまった場合、飛び出そうとするヘッドを乱すのは無論、この入力に反応して引き摺り出たランニング・ラインを途中から急加速させ、後方側となる早い箇所が速度の遅い部分を追い越そうとした言わば割り込みを企てた様な “ うねり ” が引き起こした巻き付き等から勝手に絡んでしまう現象は事前に確認したランニング・ラインに何の問題がない状態でも発生し、これは力みによって腕へ無用な力を加えた時に発生するから、気負いを捨てたキャストを10年掛けて学習しつつあるのかも知れない。(笑)


 

  
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by hisuycast | 2013-04-16 14:15 |   修   行 ( 両腕 )
 4月14日  利根に見る0.05の世界。


  午前7時に設定した目覚まし時計に起こされた先日の朝も、あまりの寒さに30分程度の二度寝をした上、朝食まで自宅で済ませ、のんびりと辿り着いた利根大堰下流は今回も釣り人は少なく、以前では“ 3番目の岬 ” 等と呼ばれていた埼玉県側に毎度のルアー釣りが見られた程度と言った状態を保っているのは今の内、やがて5月の連休が過ぎた中旬以降は夜明け前より場所取りを目論んで目を吊り上げた釣り人が大挙して押し寄せる為、平穏な雰囲気を満喫出来る点も今だけの密かな楽しみだったりするから、いっその事、スコットランドの川等に倣い、釣りの許される時間帯を午前9時から午後5時まで限定して貰って一向に構わないのだが、この際の陣取り合戦を考えると益々恐ろしいので、脚立やらビニール・シートが持ち出される訳でもなく、このままでも良いのかも知れない・・・。(笑)

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  斯くして、今年2度目の釣りも大堰下流の利根川は例年通りの肌寒さが戻ったとなれば、川の水温も前回の12℃から例年並みの9.5℃へと低下し、また雪代の流入も鈍らせたらしく川の水位も概ね平水に落ち着いていた為、落ち込み附近より奥にある中洲へは難なく横断が可能で先週に感じた川底の回復も実際は極々僅かに留まり、結局は昨年から大した変わっていないと解り再び薄れてしまった釣り場としての魅力も然る事ながら、川の中央付近まで分け入った際の異様な眺めは対岸の群馬側も同じ傾向にあり、石碑前辺りから上では両岸から投げ込んだ釣りの仕掛け通しが交錯し、一瞬、魚が掛かったと勘違いする場面に思えば昨年に遭遇していた。(笑)

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  それにしても、平坦な川床の影響が大きいのか、当日に撮影した映像と水位データをインターネットで公表されている川俣地区の数値より同時刻で照らし合わせると、午前9時が-2.96、午後1時で-3.01の僅か0.05の差にも係わらず、下の画像となる午後1時では中洲が姿を現し、更に比較すると、その上にあるテトラ群と落ち込みで発生する白波も下の画像が鮮明でもある等の様子から、どうやら埼玉側で手前の分流を安全に渡る目安として、現在の状況では-2.95辺りと解った所で、今年のお釣りはどうなる事やら・・・。(笑)

 

  
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by hisuycast | 2013-04-14 11:57 |   釣   記
 4月11日  苦楽の利根。

  暫く続いた暖かい陽気によって完全に麻痺させられた最中、ここ数日は大陸から寒気が南下し寒さが戻っているものの、未だ4月とあれば元々この程度は当たり前。30年程前には桜が満開となった4月になって、事もあろうか2週連続で大雪に見舞われた時もあった程である為、今月一杯は平野部でも寒い日があると覚悟するべきだが、少し北上でもし、山間部にでも分け入ると、未だ冬の表情が色濃く残っているだろうから、遠出をする多くの釣り人にとって寒さへの対策は慣れているのだろう・・・。(笑)

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  と言う訳で、5月中旬程の暖かさとなっていた先日の利根では一旦、取り出してしまった16ftのログネスによる無理矢理な釣りには見切りを付け、次に10ftのシングルハンド・ロッドを持ち出し、右岸からの釣りとなり、長らく遠ざかっていた左腕一本のキャストとも重なり、ここに残った一抹の不安は始めると同時に解消され、全く違和感すらもなかったその一方、確か左のキャストでは未知の領域となっていたタイプⅢのシンクテイップを腰近くまで水に浸かった状態から引き抜く作業に関しては暫くの間は苦労を強いられていたが、これも些細な補助的操作を加える事によって簡単に解消されると、限られたキャストの飛距離と丁度相成って快適な釣りが出来た反面、肝心なお魚の反応は何時通りに皆無だった・・・。

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  こうした様子はルアー釣りにしか興味を持たない圧倒的大多数を占めるご当地の釣り人諸氏には滑稽にも映ったとしても、利根大堰下の埼玉側は一番手前を流れる幅の狭い一つの筋が水没テトラ群の掃き出しから水深も増し、この奥へは平水でも恐らく分け入れない10年前の状態に回復しつつあり、この筋は有望であるのは勿論ながら、長いフライラインを使った釣りの場合は如何にしても、ここに狙いを絞らざるを得ず、この点でもフライフィッシングとしての分は悪いと言う現実がある。
  その反面、これらを知らずに、釣り掘りのスレた鱒を相手にした時と同じく “ フライはルアーよりも釣れる! ” と思い込んでしまう程、ここでは全く釣れない為、先の件に関しても無理はないが、直ぐに飽きてしまいキャストすらも苦痛になるルアー釣りに対し、フライフィッシングのキャストは何時間、繰り返しても飽きない面が個人的にも強みと思えるものの、ひと度、強風にでも見舞われた際には、忽ち過酷な 荒 行 へと変貌する・・・。(笑)

 

  
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by hisuycast | 2013-04-11 14:26 |   釣   記
 4月9日  利根に甦る懐かしき情景。


  列島を春の暴風が駆け抜ける前だった先日、凡そ9月振りに目にした利根の流れは何時見ても、また何度見ても雄大で圧倒される一方、暖かい春の穏やかな陽気に包まれた様子は全てを受け入れる懐が深い母なる大河と言った佇まいをも醸し出すと、ふと肩の力が抜け、遂に今年もこの時がやって来た・・・等との思いを巡らせていたのは、人気のある利根大堰下流にも係わらず釣り人は群馬側にルアー1人、こちらの埼玉側に餌釣り1人と少なく、何処か拍子抜けした為なのだろう・・・。(笑)

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  斯くして、当日は今年初の釣りとなってはいた一方で、本命の利根鱒が遡上する時期には全く早く、大方は近年に目まぐるしく変わる川底の把握が目的ではあったが、丁度この日は雨による増水から回復した絶好の条件でもあった為、あわよくば30cm程の銀ピカが姿を現してくれるとの微かな期待も込められていたのは言うまでもなく、持ち出すロッドにも迷いつつ、結局は毎度恒例となるログネスから釣りを始めた判断は直ぐに適切ではなかったと解った。(笑)

  ここには幾つかの誤算もあって、先ず、ここ数年の傾向として、谷田川の水位データ-2.8?程度の水位であれば手前の浅く狭い分流を横断した先にある水没中洲へ渡れ、この奥の太い流れに狙いを絞った場合は当然ながら飛距離も望めるダブルハンド・ロッドが優位に立ち、こうした行為の可否は例年であれば先行した釣り人の存在によって一目瞭然だったものの、今回は珍しく先行者がいなかった事から、これを自らの行動による実証を迫られ、その挙句、結果的には見事に見込みを外していたが、その反面、これらは堆積した砂が流されつつある寧ろ良い兆候で嘗ての地形も取戻しつつあった。

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  これらは台風の影響が大きく、近年の傾向として珍しく昨年に関しては壊滅的な増水には見舞われなかった利根川は概ね一定した流れによって風化され、元々の川底を再び削り出し始めると、切り立った巨大な岩が行く手を阻む懐かしき嘗ての水辺も甦っていたものの、流されてしまったと思い込んでいた岩が、実際は砂に埋もれていたに過ぎなかったと解った・・・。(笑)

 

  
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by hisuycast | 2013-04-09 14:20 |   釣   記
 4月7日  利根に生まれ、利根に埋まる。


  十年一昔・・・。ふと、気付けば今年は10年と言う2つの節目を迎え、その一つには埼玉県に接する利根川流域で釣りを始めた事が挙げられ、あれは確か10年前の5月5日だったか、大型連休の真っ只中とあって当時、通い詰めていた山間部の本流は丁度、雪代の最盛期とも重なって大した釣りにはならず、ここから当時、覚え始めたスペイキャストの練習場所として何気なく選んだ利根大堰の下流へと出掛けた際、閑散とした水辺と期待とは裏腹にルアーを熱心に投げ込む釣り人達がズラリと立ち並ぶ光景に驚かされ、一体、何を狙っているのかと声を掛けた一人の釣り人から返って来た 「 サクラ (マス) ですよ!。 」 との返答だった上、更に別の釣り人によって実際に釣り上げられた銀色の魚を目の当たりにした時点から、今ある全てが始まってしまったと言える。(笑)

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  その昔、利根川には利根マスと呼ばれるサクラマスとしては小振りながらも銀色に輝く山女魚が居り、これが利根大堰でも極々稀ながら捕られる事はあるらしい・・・、子供頃より、こんな話を聞いてはいたものの、精々それは網等による漁の話に過ぎず、釣りとして捕らえるには川の規模を考えても現実的ではない・・・、これらは子供の思考能力でも直ぐに判断が出来ていたが、そんな魚が例え可能性は低くとも、有名な群馬県の板東堰まで出向くまでもなく、比較的身近な釣り場で実際に釣られていた事実を知ると、自分も絶対に釣り上げたい・・・、また、その方法も絶対にフライフィッシングでなければならないと考えた一方、当時、大堰下の埼玉側でのキャストは岸が水辺から急傾斜である点でもタイミング良く目覚めていたスペイに限られ、更に右岸とあっては身体の左側面からキャストする技術が必要。そして、これを追及すれ追及する程、この技術には様々な面でも高い精度を求められた。

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  その上、岸が急傾斜の地形からも川の流芯は対岸寄りから手前へと向かって来る状態として当時のスペイラインでは悉く都合が悪く、ここからオーバーヘッド・キャストで使う様な極々普通のシューティング・ヘッドによって限られた空間から他の釣り人にも配慮して飛ばす技法までもが必要と考え、同年前の夏、次に目を付けたスカジット・キャストの練習中、無精な性格が功を奏したのか、偶然にもダンプした際に押さえ付けていたランニング・ラインが2m程の長さでスッポ抜けてしまったにも係わらず、そのまま操作を続行したシュートで飛び出したシュートは今迄にない感触を残し、矢の様な細い形から着水した光景にも心を奪われた当時の様子は今でも脳裏に焼き付き、この時に得られる快感は今でも変わらず、何度繰り返しても飽きないが、あれから等々10年を迎えるのかと懐かしくも感じる反面、こんな不幸事にさえ手を付けなければ全く平穏な日々を10年間に渡って過ごせ、寧ろ幸せだったのではないかとも思えるから魚釣りとは実に恐ろしい側面も兼ね備えている・・・。(笑)


 

  
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by hisuycast | 2013-04-07 13:38 |   回   想