ダミー
Top


HP”飛翠cast”の日誌。                                     
by hisuycast
  大震災の被災地を救おう!。

 作者 鴇崎 周蔵


  「 飛 翠。」 伝承者。 
   昭和40年生れ。
   埼玉県在住。
  


      message board

L i n k s ( weblogs )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 slow fishing
     & photodesign
 気ままにキャスト
 赤帽札幌ピジョン
 flyfifher’s eye
 Best Cast!
 Light steps
 Drag-Free Drifts Ⅱ
 我楽駄@備忘Log
 slip away
 やまめ研究所
 Study to be Quiet
 鶴造!魚も釣るゾウ!
  X - r i v e r 
  株  と  釣  り  
  MobyDick  &TheRiverSideDog
  西洋毛鉤振り  


L i n k s ( homepages )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  akaさんのHP



札幌赤帽ピジョン HP





アクロイド!、工房へ。


ガソリン価格比較サイト gogo.gs

カテゴリ
全体
  修   行 ( 両腕 )
  修   行 ( 片腕 )
  釣   記
  山 女 魚
  回   想
  仕   掛
  改   造
  毛   鉤
  擬 餌 針
  自   然
  利 根 川
  右環指挫滅創
  其 の 他
未分類
検索
以前の記事
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
more...
タグ
(203)
(169)
(118)
(110)
(70)
(51)
(43)
(43)
(34)
(32)
(30)
(17)
(16)
(12)
(5)
(5)
(4)
(4)
(3)
(3)
その他のジャンル
 
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
.....................
<   2008年 11月 ( 13 )   > この月の画像一覧
 11月29日  崩落に見た可能性。
  先日は久し振りに何時もの河原を訪れるとひっそりとした冬の佇まいへと移り変わっていたが、約一ヶ月離れただけにも係わらず少し下流の草叢一帯にゴミが著しく散乱しているのが気になってしまい一先ず分別しながら一箇所に集めるも次から次へとゴミが出現し結構な時間を費やしてしまった。
f0084561_125678.jpg

  さて、縦振り三度目の練習は少しずつ慣れたのか、当初はアンダーハンド・キャストの趣旨に沿う上腕で縦に振り降ろす意識から開始するも、途中からは更にスペイの前腕でも押し出す動作を組み合わせると、シュートで飛び出すラインはやはり早く、フル・フローティングラインでありながら、その感触はフル・シンクのタイプⅣをキャストしている様な錯覚に陥ると 「 凄い、これはシングルハンドのネス・スタイルだな。」 と一人にやけている。(笑!)

  問題のアンカー抜け対策としては、スィープでヘッドを横から引く操作を少なくする事に加え、右に限ってはオーバーハングを更に1m程延ばした凡そ3mに達していた。
  これはダブルハンド・ロッドと同じ長さで、これまでシングルハンド・ロッドでのオーバーハングはどんなキャストであっても2mが限界にして最適と考えていた法則は崩されたが、この件は新発見にして新たなる可能性を生む要因でもある。

  また、これによって飛距離も延びる様になったが、アンカー入れが難しく、角度変換は更に向かない印象が強いものの、この角度変換を容易にしつつ、飛距離も犠牲にはしないキャスト方法の一つとしては反転式が最右翼であると思えるのは、やはり縦振りに変えたシュートの感触は角度変換の無いシングルスペイ、即ち、 “ 180度の原則 ” を保持している為、スイッチ・キャストに引けを取らず、この辺りがペリーポーク系キャストの強みでもある。

  180度の原則、確かこれは以前にサイモン・ゴースワース氏が唱えていたもので、スペイキャストもシュートの方向とバック・キャスト ( Dループ ) は対角線上である180度の関係に無いとシュート力が劣るという考え方でも、最早今となっては常識中の常識も要するにオーバーヘッド・キャストと同じと考えると解り易く、フライフィッシングにおけるキャスティングの原則でもあった。

  よってこれは、リフト位置とアンカー位置の角度、そしてアンカー位置とシュートする角度にも言える為、方向変換を伴う趣旨のシングルスペイはシュート面で不利になるものの、これを補っているのがロングベリーであるとも言える。

  ところが、ペリーポーク系のキャストはラインを畳む時点では既に方向転換を終えており、そのままシュートする対角線上にDループ形成させてキャストする為、“ 180度の原則 ” は保っているのだが、流速の早い場所に立ち込み、かつ、シンキングのロングベリーをペリーポークでキャストするのは困難に加え危険でもあり、使うヘッドは短めになるといった各それぞれの長所短所を兼ね備えている。

  話が脱線していたが、今回他に見直していたのはスィープ時のホール。これまでスィープ時のホールは然程飛距離には影響しないのではと安易に思ってしまったが真実は違い、実はタイミングが少し外れていた様にも思えた。
  シュート時のホールに関してはオーバーヘッド・キャストと全く同じ感覚で単純明快だが、スィープしながらのホールはオーバーヘッド・キャストの様な前後運動では無く複雑で逆への字からロッドは寝かせ気味にヘッドを引き付け、その後のロッドを立てる動作と連動させて引く意識へと改めた事によって負荷が増し強いDループにもなっている筈だ。
 f0084561_1253520.jpgf0084561_12692.jpg











  こうして、これら全てを合わせた結果、シングルスペイでの飛距離は少なくとも20%、場合によっては30%近くまで延びた印象でも、良く考えて見ると当日は寒い事もあってランニングラインはハンドリング無しで流れに漂わせた状態でもあった為、確証を得るには至っていないが現状では、まだまだ不完全でも確かな感触だけは残っている。
 
[PR]
by hisuycast | 2008-11-29 12:11 |   修   行 ( 片腕 )
 11月26日  “ 魔球 ” に見た 「 垂直の理論 」 。
                                                      
  この所の変人と言えば、兎角、縦、縦とほざいているが、では何故、フライフィッシングのシュートは垂直位置から真っ直ぐ縦に振り下ろすのが有効であるのか・・・。
  この根拠を考えていると、ふと以前にNHKの番組で放送された阪神タイガース、藤川球児投手の特集を思い出していた。

  藤川投手と言えば、プロ野球を語る上で最早欠かす事の出来ない日本を代表するクローザー。
  しかし、その最大の武器となっているのは、これまでの様なフォークボールやスライダー等の変化球では無いストレートにあり、当番組はこのオーバースロー、つまり “ 縦振り ” から投げ出される “ 魔球ストレート ” の謎を解明しているものであった。
f0084561_14352413.gif

  当初の藤川投手、入団から成績不振に苦しみ、同じオーバースローでも投球フォーム、リリースポイントをやや上に変えたそうであるが、フライフィッシングでのシュートも斜めの位置より垂直位置の方がリリースポイントも高いのは共通する。
  だが、この番組中で最も特筆すべきなのが “ 回転軸 ” にあり、例えどんなオーバースローピッチャーであっても “ 回転軸 ” は多少なりとも斜めに傾いてしまうらしい。

  更に、“ 傾き ” が小さい程ボールがホップするも、この角度は平均的なピッチャーで凡そ30度もあり、クルーン投手、松坂投手で10度との事でも、これが藤川投手に至っては何と僅か5度しか傾いていないと言うが、この “ 傾き ” こそを極力低減させるのはフライフィッシングのキャストでも “ 縦のシュート ” から生まれた “ 垂直ループ ” ではないだろうか。

f0084561_14363446.jpg


  球体である野球ボールに対し、細く長いフライラインを比較するにあまりにも違うのではあるが、回転しながら飛行する点では一致するものであり、ループ上側部分と下側部分の位置関係も “ 回転軸 ” と同じく真っ直ぐと上下に位置する程失速しないのだと思えたのは、ループ上側とループ下側の位置が外れているとラインの回転するエネルギーが斜め方向へ分散してしまうのでは無いかと考えた。

f0084561_14372949.gif

f0084561_1504871.gif



  即ち“ 重力の法則 ” 然り、ループの上側と下側は、それぞれが真上と真下にある垂直の位置関係にある事によって、水が流れるが如くスムーズな回転を成すと考えられる。

  ところが、フライフィッシングのキャスティングで始めから終わりまで完璧な垂直状態を維持したまま投げ放つのは全く不可能である為、飽く迄も垂直に極力近付けたシュート動作に留まらざる負えないのは紛れも無い事実として残る。



  と、言う訳でQちゃんはスゴイ人なので、ハマの番長も“ 虎の番長 ”になってください!!。(笑)
 
[PR]
by hisuycast | 2008-11-26 15:41 |   修   行 ( 両腕 )
 11月24日  垂直の意図。

  前回、ロッドを縦に振り降ろしたシュートの威力に目覚めると、これに最も効率的なのはアンダーハンド・キャストではないかと考え、以来シングルハンド・ロッドでは夜な夜なこれを意識した素振りを繰り返し、先日の練習を迎えていた。
  これは、前腕部から手首を固定し上腕だけを振り下ろしてシュートするシングルハンドでのアンダーハンド・キャストの振り降ろす意識こそがロッドを縦に振る動作に直結するものと考えたもので、ここでの “ 縦 ” とはキャスターの真正面、若しくは真後ろから見たロッドの角度を指す。
f0084561_13522169.gif

  そして、こうした “ 縦 ( 垂直 ) ” のシュートから連想されるのはスペイのディスタンス競技を席巻する ネス・スタイル 、更にはキャロン・チームのジェームズ氏にも代表される “ 薪割り ” 風な動作が思い浮かぶと、またまたCNDのDVDを見ていた。
  ここから、同じ様な “ 薪割りスタイル ” にしても “ 斧 ” を使うのがネス・スタイルでも使う刃物が小さめの “ 鉈 ( ナタ ) ” であるのがアンダーハンド・キャストと感じられるのは使用するラインがロングベリーとシュートヘッドによる違いでも、ここで肝心なのは何れも “ 振り降ろし ” の威力を駆使したキャストである事に尽きると思う。

f0084561_1653348.giff0084561_16535735.gif









  先日も突き出しと振り降ろし、実際この二つの方法をシングルハンド・ロッドで試してもシュートから放たれる際のラインスピードは明らかに “ 振り降ろし “ 動作に分があるのはCNDのDVDを見ていても解る。
  更に、これをシングルハンド・ロッドのアンダーハンド・キャスト風に上腕だけでシュートすると全く以って実に楽でもあるのだが、この “ 振り降ろし “ が最大限に発揮される要因としてシュートする前の段階から極力ロッドを立てて置く事で振り降ろした際に威力を増すというロールキャストと同様の条件があるとも感じられる。




f0084561_13524351.gif











  つまり、スペイ系のロンチポジションは大凡斜めに傾いた状態から開始され徐々に縦へと変換して行くのが通常でも、ネス・スタイル等はロンチポジションでのロッド位置は極力 “ 縦 ” に近付けたいと言った意識が強く、その切っ掛けとなっているのが “ アンカーの着水 ” であったとしても、これがキャロンのジェームズ氏や画像のアームストロング氏にもなると、スィープからラインの先端を迎え入れる段階では既にロッドを縦に変換した後にアンカーを入れているのが神業的であると同時に、こうした縦 ( 垂直 ) から振り降ろす意識が強いと感じるのだが、この方法で問題なのはアンカーを入れるのが難しく、アンカー抜けが多いのはCNDのDVDを見ても歴然としており、Mr、ジェームズですらアンカーのスッポ抜けを連発している。(笑)





f0084561_15553438.gif










  よって、変人としてはキャロンのMr. ジェームス、それともMr. アームストロングというか、ロールキャスト的な “ 縦から縦 ” のシュートにしてやろうと目論んでいるのも実はシングルハンドだけでは無いのだが、こんな事がショートヘッド & ロング・オーバーハングでも可能なのだろうか??。
 
  と、いう訳で毎度の取っ付き難いネタに加え、チカチカ画像まで満載だったなぁ。(笑)
   
[PR]
by hisuycast | 2008-11-24 14:25 |   修   行 ( 片腕 )
 11月22日  着水の策略。
 
  我流のキャスト、これは日々迷走し、もし何かが築き上げられたとしても、挙げ句の果てには結局壁へと突き当たり全て一からの出直し、よって足取りも至って遅く毎回課題が山積している。
  こんな時、修験道の地としては静かな山沿いの河原が丁度良く、折しも先日、日本列島に本格的な寒波が訪れ、身の引き締まる様な断腸の朝を迎えていた。
  なぁ~んちゃって・・・。(笑)
f0084561_1329124.jpg

  前回気付いた形状の悪いDループ、これも以前の状態に戻す課題も一向に進まず、つい要因はラインのフローティングとシンキングの差によるものかと逃げ口実を考えてしまうものの、ここでも撮影した映像が原因の一端を黙って映し出しており、やはり変人にとってはビデオカメラが無二の助言者であり “ 師 ” でもあると改めて感じたのだが、これに気付くのには多大な時間も要し、もし出来るならば悪い箇所は早期に言葉にて発して貰いたい。(笑)

  少し前、ヘッドの折り畳みでも随分と奔走していたが、今回は着水の度合いと言うべきか、畳んだ際にヘッド全体は一旦全て水面に着水させて置く必要があったと気付いた。

  ヘッド折り畳み時点、以前では殆ど全てを着水させていたものを何故かこの所では後端1m程度を残して行っていた為、スィープの引き剥がし段階では着水部分との間に摩擦抵抗が発生し張力の劣る長いオーバーハング部分からヘッドは逆に反り返りながら舞い上がっていた。
  そして、この部分はDループ下側の曲線部に該当する為、 “ D型 ” と言うよりは鮫の背鰭の様な垂れた形状になりシュート時では反り返り部分が再び水面と接触し易い上、一度接触させてしまうとシュート時のラインをも乱していたのだ。

f0084561_13295417.giff0084561_13301029.gif









  こうなるとスペイのDループも列記とした意味を持つ形だったとも言え、兎角最近、D型よりもV字状に尖ったDループの方が重宝されている様な風潮もあるが、実はこれも少々誤解があり、飽く迄も理想は丸みを帯びたD型にあるのではないだろうか。

  丸み帯びた状態、これは数日前に飛行中のループでも取り上げているが、正にこれと同じ意味合いを持ち、角が取り除かれる事によってライン ( ヘッド ) の展開 ( 回転 ) が滑らかに運び、これを変人らしく “ コーナリング ” に例えて見たい。

  コーナリングと言えば、主に自動車やオートバイの競技で使われる言葉で殆どは滑らかな曲線路の区間を早く走り抜ける為の技術でもL型やV型の角張ったカーブをスムーズに走行するのは特に難しく、こんな箇所はスピードも極めて遅くなり “ コーナリング ” と言うよりは “ ターン ” に近いのはフライラインでも同じでループの角張った部分や尖った部分ではラインの回転を鈍らせてしまう。
 
f0084561_13324046.giff0084561_13325482.gif












  う~ん、それにしても畳む際の着水かぁ・・・、これはもっと早く気が付くベッキーだった・・・。(笑)
 
[PR]
by hisuycast | 2008-11-22 13:42 |   修   行 ( 両腕 )
 11月19日  重なり合う二つの理想形。
 
  先日の練習では やまめ研究所・かわすけ氏 と御一緒する機会を得るとCNDのソルスティス13‘4“に同GPSラインという数年振りにミディアム・ベリーのフルラインを通したロッドにソルスティス15’2” + TAKロングベリーという初の組み合わせまでキャストさせて戴いたものの、何れも予想通りろくなシュートにはならず単なるロール・キャスト・モドキになってしまう。

  この原因には色々あったと思うが、その最たるはアンカー位置が離れ過ぎたスィープが不完全な状態なのだろうとは直ぐに感じたのではあるが、では何故スィ-プが不完全だったのかを後に考えている内に腕だけで操作していた為であると気付き、ここから最近再び忘れていた重要な事も思い出させて貰う結果にも繋がった。
  本家スペイでは、リフトからヘッドを横へスィープする際、最後はロッドを上に向け、かつ急停止させる事によってティップを弾く様に扱いヘッド全体をやや後方に運ぶと同時にベリー部をピョンと跳ね上げる感じにしている。
f0084561_1350455.jpg

  この操作は以前には意識していたものの、近頃では様々なペリーポーク・スタイルのキャスト映像を見る機会が増え、その中には、どう見ても跳ね上げる様な動作を欠いたと見えるキャストも数多く、ここからペリーポークのスィープには、こうした操作は不要なのかと考えてしまい何時しか単なる腕だけで 「 逆への字 」 を描いていたと思われるも、ここで忘れてならないのは、これらのペリーポークと変人のキャストには “ 長いオーバーハング ” という決定的な違いがあった。

  普通のペリーポーク、このオーバーハングの長さ大体50cmから1m程度で、この近辺が無難にして妥当と思われるも、これを3mまで長いのは張力を鈍らせて操作が難しい。
  それにも係わらずスィープの 「 逆への字 」 でロッドティップを使わずに腕のみで強引に行ってしまうのは、結果としてロッドを大振りする事に直結し、ここからアンカー切れを発生させたり、シュートへのタイミングが送れたりする現象にも繋がり、最近のミス・キャスト全てに頷ける。
f0084561_13505330.jpg

  この逆への字から形成されたDループは正に正統派スペイ・キャストから生まれたDループとそっくり、いや同じとも言え、上側にD、その下にもD型の波形が現れる。

f0084561_13511229.gif


  これを横から見ると尖った部分が上寄り現れるいった特徴もある。

f0084561_13512745.gif


  そして、この尖った部分が上にあるというのは、最近シューティング・スペイ用?等として販売される後端寄りが太く重量配分も増した設定となっているラインと一致する。


f0084561_13514275.gif

  しかし、これは単なる偶然では無く、ふと調べて見ると元々スペイライン自体も実はこうした Dループから設計 されていたらしくCND社で言うGPSラインのCAD計算とは、実はこういう意味だったとは全然知らなかった!!。(赤恥!)

  よって、こうしたヘッド形状のウェイト・ポイント = Dループのパワー・ポイント でもあり、変人の提唱するアホな “ 弓矢の理論 ” 全く間違いでは無かったと言うよりは極当然の事でもあった。(笑)

  また、こんなラインは重量のある後端をDループの形成段階から上側に配置させる事によって、高い位置から物を転がせる様にスムーズに前に弾き返す格好になり、こうした形状のDループは全てのペリーポークにも有効であると思うのだが、これをダブルハンド・ロッドで効率良く操作するのもアンダーグリップを意識的に利した方が有効と考える。

  ヘッドを折り畳み水面より切り裂きながら平行かつ後方へとスィープする。ここまでは上側の腕で行うが最後にロッドを立てる際には下側の腕に意識を切り替え、グリップエンドをグィと下に廻したアンダーハンド・キャストの “ ハーフ・サークル ” の様に廻すとロッドティップは加速から急停止し、こうした上向きのDループを生む。
 
f0084561_17131177.gif

  これらは過去にも 「 縦のハーフ・サークル 」 として課題としていたにも係わらず、これを忘れ同じ失敗を繰り返していたもので、更にこれらはシングルハンドの課題とも結び付いていたのだ。
 
  スィープのフォームにDループ、そして、ラインのテーパー・デザイン。

                    これぞ、スペイの三大ミステリー!?。(笑)
 
[PR]
by hisuycast | 2008-11-19 14:32 |   修   行 ( 両腕 )
 11月17日  善意の水辺。
  先日、山沿いの河原では午後、日が高くなると対岸の岸壁が反射してシュートしたラインの形状を確認するのが難しくなり、また下流寄りの風も少し煩わしく谷間の狭まった左岸へと移動する事にしていた。
  主要道を経て、嘗て城下町だった頃を彷彿とさせる古い旅館が立つ狭くも何処か懐かしい町並みを摺り抜け、転がり落ちる様な急坂の暗い簡易舗装を下り切ると一気に明るくなり、イカルやシジュウカラ達の囁く静かな河原が広がる。
 
f0084561_12384517.jpg

  ここから堆積した砂に注意をしつつ更に進み練習の支度をしていると河原に捨てられたゴミを集める少女達の姿に気付き痛く感動した。
  3人お揃いの格好から地元の中学生であるのは用意に想像は付くも、これが一体どういった活動で行っているのかを内一人に尋ねて見ると美化クラブ等の自主活動ではない飽く迄も授業の一環ではあったものの、引率する監視役の目が無いにも係わらず、無駄なお喋りすらせず黙々とゴミを拾い集め続ける彼女達は嫌々行っている様子もなく、またこうした授業自体も素晴らしい。
  各地の河原でも散乱していたゴミが一週間後には綺麗に片付けられていたりするのは、行政等による行動よりは、こんな地元民による善意によるのが実状だ。
f0084561_12391951.jpg

  常日頃、休日ともなれば毎回何処の河原で過ごしていると頻繁にゴミを捨てる人を見掛ける。これらにはバーベキュー目当ての集団、愛犬の散歩で訪れる者、また時にはゴミを捨てる目的で態々やって来たと思われる悪質な者と実に様々な輩が居るが、こんな連中は川自体には直接興味が無いだけの道徳心に欠ける阿呆であったとしても、この中で最も情けないのは、川と密接に係わる我々釣り人によるゴミ捨て行為で、特に個人的目撃事実としては高齢者の鮎釣り、それも場所柄なのか友釣りでは無い餌釣り師は一目も気にせず所構わず平然とゴミを投げ捨てる。
  これは平日の昼間、それも人口の多い平野部である事も背景にはあろうが、最近は高齢化社会を反映してか定年退職者、年配者の釣り人も明らかに増え、そんな彼ら、シーズン中には毎日の如く釣りに来ている為、殊更始末が悪く、折角この川にもここ数年で川魚が増えてはいても、これに伴い厄介な連中までもが増えている。
  この年代、戦後日本の高度成長を支えて来た方々とも言える一方、この代償として様々な公害を巻き起こして来た時代でもあった為、昨今やっと騒がれる様になったエコロジーや環境問題、自然保護等々といった言葉にもピンと来ない哀れな人達とも考えてしまうが、今回この河原でゴミを集めていた少女をこの年代の方から見れば孫世代であり、実に恥じるべき行為でこれらが解消されるのは世代交代が進むしか術が無いと諦めさないで欲しい。
  そんな哀れな老鮎釣り師の方が、こちらを間違っても御覧戴いているとは到底思えないが、万一他でも心辺りのある方は是非これを機に止めて戴くと同時に、見掛けた際には注意する勇気をも持ち得て居たい。
  そしてまた、例え我々もゴミを出さなくとも、釣り人である以上は仕掛けの根掛かり等によって多かれ少なかれ川を汚しているのも紛れも無い事実で究極の自然保護とは遊びの釣り何ぞは一切禁止すべきなのだが、そこには自然界との共存、調和がある。
 
f0084561_12395941.jpg

  こうして、会話を交わした一人の少女に 「 ありがとう!。」 と感謝の言葉を告げると恥ずかしそうに微笑を返してくれたが、この際せめてものお礼として僅かながらの小遣いでも手渡しても良かったかな??。

  でも、あどけなさの残る少女に対し、突如お金なんか差し出すのも、ちょっと怪しい。(笑)
  
[PR]
by hisuycast | 2008-11-17 13:07 |   回   想
 11月15日  基本回帰。
  
  どんよりと寒い曇り空が続いた関東へ、凡そ6日振りの晴天が訪れた先日、またも山沿いの河原までやって来た。
f0084561_12345833.jpg

  今回も最大の課題はシングルハンドのフォーム矯正で既に毎晩の素振りならば無意識にオーバースローでシュートしているものの、やはりロッドにラインが通ってしまうと何か窮屈な感覚が残り、どうしてもスリークォーターから抜け出す事が出来ないが、オーバースローでやや 振り下ろし気味 で生まれたループは回転が滑らかで、本来のこうした操作こそフライフィッシングにおけるキャスト動作の基本にして最適な方法であったと散々遠回りして気付かされる。

  低い位置から突き出しに徹した動作によって生まれた直線型ループは初速が速くても鋭利な先端部は回転がギクシャクし終盤には一気に押し潰され急失速してしまう様な印象からは陸上競技の短距離ランナーを連想させる。
f0084561_12341153.gif

  ところが、高めの位置から最後には振り下ろす回転型ループはラインが真っ直ぐ延びるまではタイヤが転がる様な 遠心力  慣性力 を持続し、中・長距離ランナータイプとも思える。これは向い風をくぐり抜けるのには前方投影面積等によって不利だったとしても無風から追い風の状況下ではトラブルも少なく、また飛距離でも有利だった。
f0084561_12342538.gif

  よって、これら両方のループを状況に応じて投げ分け出来るのが最善にして最高のキャスト技術だったにも係わらず、これまでは基本の回転型ループを度外視して細く直線的なループを作り出す事ばかりに拘り過ぎ、結果的にフォームをも崩して行ったのかも知れない。

  こうして朝の感触で右のキャストに関しては大分 縦 に振る癖を植え付けられそうだが、ここで役に立ったのが自分の影。
  最初に訪れた右岸は南~西側が広く、身体を幾分上流へ向けると太陽を真後ろにする事が可能で、ここから操作の始まりこそラインを見ていても途中からは自らによって映し出された影によって動作を確認する事が出来たが、これによってスペイキャストの基本を噛み締めていた。
f0084561_12353510.jpg

  動作としては、縦に始まり、その途中から一旦横 ( 斜め ) へと展開し、最後は再び縦の動きに戻ると言った基本的な要件も、全く恥ずかしながらこれ自体も滅茶苦茶になっている感じがする。
  始まりのリフトは縦に操作し、スィープから横の動きでロンチポジションへと移り、アンカーは飽く迄も横から着水させた後に、シュートで縦へと変換する訳だが、縦の意識が先走りしてしまうからアンカー切れが発生したりする。
  崩した動作を矯正するに色々と難しい事を考えてしまったものの、動作としてはオーバーヘッドキャストで言うベルジャン・キャスト風であり、背後のループが水面に接しているのか、それとも大きく空中へと伸びているのか程度の違いと仮定し、スィープした後は手首を耳の付近に立て、そのまま真っ直ぐにシュートを打つ。
  次回は、単純にこう考えて練習しよう。(笑)
 
                        ※ 2012.7 物理にも詳しい方のご指摘により、三字抹消、三字加入。
   
 
[PR]
by hisuycast | 2008-11-15 12:37 |   修   行 ( 片腕 )
 11月12日  湾曲の着水。
  現存する全てには必ずと言っていい程長所と短所があり、これはフライフィッシングに於けるフルラインとシューティングヘッドも同じ。そして、その中にはキャスト後の操作性と言った問題もある。
  河川での釣りでは流れを利用出来るが、その反面流れが邪魔になる場面も多く、この点でも有利なのがシューティングヘッドでもメンディングには向かない。
  一方フルラインでは流れの影響をより多く受けるも、メンディングによって修正を加える事が出来る。
  だが、これが最大限に発揮されるのはフルライン + ショート・キャストが殆どで、これ以外の状況ではシュート後、ヘッド着水直前にロッドを上流に倒す 空中メンディング 程度しかほぼ策が無いのはシューティングヘッドも同じ。

 =====⇒ ( 見ていると首が痛い。)

  しかしながら、フルライン、シューティングヘッドでも先端を右へ左へと意識的に曲げて落下させる事が出来ると、これまで必要としたメンディングを省略したドラッグフリーの状態を予め演出しておく事が実現可能となる。
  これらは渓流のドライフライで似たものあろうが、ラインをワン・キャストである程度遠投し、かつ左右に曲げて放つのは、ゴルフで言うスライス・ショットやフック・ショットに近い。

  以上、やたらと長い前置きは前回の斜めに傾いたループでのシュートを悪用?、制御し、左岸なら左、右岸からでは右と言った下流側にアンカーを打つキャストでは現状の斜めに傾いたループでやや不完全なターンで着水させる事で実現可能と考えたものだったが、これはちょっとカッコ悪い。(笑)

f0084561_15503893.gif

  そこで正常なシュートアウトの後、そのままロッドを内側に向けると既にメンディングした状態のスライス・ショット?ならぬ、 “ スライス・ループ ” で着水させる事によっても出来るのではないか。
f0084561_15527100.gif

  また、左岸から右、右岸から左という上流にアンカーを位置させるキャストでは、ループの上側だけが下流に傾いて状態に形成させ、同様の措置を施すと結果も同じ “ フック・ループ? ” になり、時々この様な状態で着水するのを見かけるが意識的に発生させるとなると更に難易度が高いかも知れないが、こんな芸当を可能とさせるのもオーバーヘッド・キャストよりスペイ・キャストに分がある様にも思える。

  このループの上側だけが下流に寄る フック型・ループ は比較的シングルスペイ等で時折見られ、その要因としてはアンカー着水したヘッド先端部分とシュートする角度を変える事によっても発生していると思える。
f0084561_1553299.gif

  更に、無理矢理でもループの下側を上流へ向ける極め付けの策としては、シュートした後にロッドを外側に向けティップが上流に曲がる様にすると発生する筈だが、こんな事が想定通り出来るのか・・・。
  もし余裕あれば後に試して見~よぉっと!!。
f0084561_1554379.gif


        ( 注! ) : 変人の考えは全く正しいとは限りません。(笑!)
[PR]
by hisuycast | 2008-11-12 17:29 |   回   想
 11月10日  ” 傾 き ” の意図するものとは・・・。
  やれオーバースローだ、スリークォーターだのとは言っても、方向転換にてラインを横にスライドさせてシュートするスペイ系のキャストでは、シュートの始まりはどうしてもオーバーヘッドキャストよりは幾分斜めのスリークォーター気味にはなってしまうのではあるが、極力これを縦、垂直状態に近付けるにはロンチポジション時における腕の角度から正すのが大前提で変人のキャストでは前腕がやや傾き過ぎている。

f0084561_1536950.gif
f0084561_11201724.jpg









  恐らく、この点を修正するのが最も難航すると思われ、これを徐々にでも正す手段として今考えている一つとしては、グリップをやや内側に向ける意識。
  腕の振りだけがスリークォーターだったとしても最低限サムオントップの親指が垂直になってさえいればロッドも素直に近く、ループも縦に展開する筈で親指を内側に入れるか、事によって内側に捻る意識で改善に向う気がするのだが、こんな体勢には無理があるかも知れない。(笑)


f0084561_15383944.giff0084561_15385552.gif













  そして二つ目が突き出す腕の方向。これまでの真っ直ぐ前から少し内側に向ける意識を持つ、或いはこれを早い段階から行う事によって斜めから開始されたループであっても直ちに縦向きへと変えてしまうと言った考えではあるものの、これらも急激に行ってしまうとテーリング等が続発する事が予想され、また事によっては逆方向へと傾いたループになる可能性もあるのだが、ふと考えると、こうした ” 傾いたループ ” は何かに応用出来る。

  で、その ” 何 か と は ” ・・・・・??。
                     

                        ↓



                        ↓


                       
                        ↓   



f0084561_15561268.jpg



                それは、ネタが続かないので、 次 回 という事で・・・。(笑!)
   
[PR]
by hisuycast | 2008-11-10 16:04 |   修   行 ( 片腕 )
 11月8日  破壊無くして進展無し。
  シングルハンド・ロッドによる左のサイドスロー気味キャストは、既に釣りでも十分使えそうではあったが、将来的に現状でいい筈が無く、寧ろ重度のキャスト症状で直ちに修正しなければならない。
  実はこれ、ずっと以前からも前から気付いてはいたものの、スネークロールやダブルスペイの際に現れる症状と有耶無耶にしてしまい、何れ改善するのではと安易にも考えていたのだと思われる。
  やがて一年以上が経過し、その症状はシングルスペイにまで感染していたのだが、当時全く意志通りに動かす事が出来なかった左腕も今、素振りだけは意識せずともオーバースローに動いて随分制御可能になり、一旦は破壊されるだろうが何とかなるだろう、いや是が非でも正さなければ進歩は望めない。
 
  そういった訳で先日の修行は山沿いの河原までやって来ると真っ先にシングルハンド・ロッドを取り出すのも久し振りではあったが、真のお目当てである紅葉には少し早かった。(笑)
 
f0084561_1347322.jpg

  ここで先に始めたのはロールキャストからのシュート、実はこの方法でもタイミング良くキャストすれば結構な勢いでラインが飛び出して行くのは、ロールキャストはスペイの原点であった事を強く感じるが、方向転換が厄介、ここに改めてロールキャストとの相違点を感じるとスペイキャストが誕生した進化の過程をフラッシュバックによって疑似体験している様な不思議な気分でもある。

  こうして、暫く脳に対し腕を縦に振るオーバースローを教え込ませた後、シングルスペイに移るとアンカー抜けが増えるものの、何と言っても飛距離ではオーバースローに分があり、ネススタイルの発想が解る気もする。
  これはリリースポイントが高い事もあるが、ループが展開する途中でラインがビュンと延びる感覚があり、遠投に向く動作。これを野球に例えれば強肩外野手の全身から繰り出されるバックホーム返球、一方サイドからスリークォーターの動作は内野手の矢の様なスローイング。主に腕から手首を利したスナップショット的な感覚は遠投には不向きでもクイックモーションの素早い返球は俊足ランナーをもアウトする。

                               

  ここからショートヘッドが飛距離面で不利なのはアンカー抜け対策として行うスリークォーター気味のシュートにもあったのは薄々感じてはいても、その直接の要因はロッドを振る角度より、斜めに傾いたシュートによって形成するループまでもが斜めに始まるもので、これを極力縦に近い状態から開始し、その後も縦に維持させるのが最も推進力を得る方法だったならば全くもって恥ずかしい限りである。
 
f0084561_13472496.jpg

  斯くしてオーバースローを意識した結果、テーリングも増えキャストは予想通り崩壊した。(悲!)
 
[PR]
by hisuycast | 2008-11-08 13:58 |   修   行 ( 片腕 )