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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
by hisuycast
  大震災の被災地を救おう!。

 作者 鴇崎 周蔵


  「 飛 翠。」 伝承者。 
   昭和40年生れ。
   埼玉県在住。
  


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 5月28日  大日崎の静黙。
  朝方6℃程だった気温は日差しと共に上昇し20℃にまで達した先日の中禅寺湖ではエゾハルゼミの羽化も始まっていた。
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  過去二度の印象では午後にもなると帰る釣り人も多かった。ここから意中の “ 丸山 ” 付近に空いている箇所がないかと今一度探したものの、やはり姿は無くとも何処も荷物だけは置かれ、相変らず “ 場所取り ” が横行され、止む無く “ 国道側 ” を諦め、通称 “ 山側 ” と呼ばれる方面に向った。
  新緑の季節を迎え平日でも観光客の目立つ湖尻地区を抜けると、再び静かなる領域に分け入って行く。
  ゲート前最後の駐車場も車が溢れて嫌な予感がしていたが、入れ替わりで上手く空きが見付かり、ここは一つ遥か “ 八丁出島 ” の向こう側にある “ 小寺ケ崎 ” を目指すつもりで歩き出しては見たものの、いざ、ネオプレーンを着込んでの徒歩では直ぐに汗だくになってしまい、敢え無くイタリア大使館の別荘前で釣りを開始する事にした。
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  それにしてもこの辺りの釣り場は何時も空いている。これは釣れない事が原因か、それとも単に駐車場から遠い為なのかは知らないが、道路からも遠い為、殊更静かで縄張りを宣言する夏鳥も多く、センダイムシクイやキビタキ、ツツドリの澄み渡る歌声が辺り一面に響き渡って実に清々しい。
  更に欲を言えば、エゾハルゼミの鳴き声までもが聞かれると、初夏の合唱団としては文句の言いようが無い。いっそ欲望渦巻く雑踏の “ 国道側 ” は一切無視し、全ての装備を整えて朝一番からこちらへ来てしまう方が良さそうではある。
  金谷ワンドに比べ、幾分遠浅で開けた浜辺から湖水に浸って身体を冷やす。
  8℃だった水温も10℃程になっていても魚が跳ねる姿や、大した虫の羽化も見られず食物連鎖の循環としては今一つと言った様子ではあったが、こんな場所ではキャストしているだけでも心地良い。
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  ただ、この辺り、どうも風向きが安定しない。背後から吹いていた様な南寄りの風は暫くすると右、左と刻々と向きを変える。これは大した風速ではないものの、これに従い練習ついでにロッドを左右に持ち替えてキャストすると、暫く使う機会が無く懸念の残る左の反転式でも問題が無かったのは嬉しい誤算だった。
  更にこれを二段反転式にする事によって腰付近まで浸かった完全な止水であってもインターミディトのラインであれば幾ら沈めても左のキャストですらロールアップを省略出来る事を新たに発見した。
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  ティップがタイプⅠ、ベリー部はガイドラインのフーバー・インターミディエイト。これをリフト力のあるミディアム・ファーストのLT-speyでは、こうした状態からでもロッドを高く掲げ、かつラインを折り畳む動作によっても水中にあったラインは水面付近にまで浮上し、そしてラインの位置まで修正しシュートにまで結び付ける事が可能だった。
  こうして、気ままな風のお陰もあって止水における存分な左右のキャスティング練習にはなったが、肝心な魚信は皆無のまま、やがて真正面に浮かんだ太陽は静まり返った湖面に夕日を照らしては刻々と弱々しくなって大日崎の彼方へと沈んで行った。
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  古くよりフライフィッシングの聖地として崇められ、これと同時に決して容易には釣れない湖としても超有名な奥日光の中禅寺湖。ここを高が三度目に訪れた素人の手によって湖面へ鱒の波紋を立てる事は今回も無かったものの、当面は再び訪れたくなってしまう “ 厄介な地 ” である事に変わりはないだろう。
 
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by hisuycast | 2008-05-28 17:39 |   釣   記
 5月26日  境界の13番岬。
  細かな火山岩を敷き詰めた水辺、足を一歩踏み締める度にザクッと言った独特の音と感触を残し、先日は中禅寺湖の金谷ワンドをゆっくりと歩んでいた。
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  未だ新緑の季節である山肌に対し濃厚な緑色をしたブランクのウィンストンLT-spey、14ft。この地では使うロッドをこれと決めていたが、一年も使用していないと嘗ての信頼感も少々揺らいでしまいラインも複数本用意すると先ずは細いリーダーとの相性を考慮し一番手軽いラインで釣りを開始するもシュートを何度試みるも案の定どうも良くない。
  これは昨年ここでの同じ組み合わせではあったものの、ランニングラインまでもが細めだった事が影響したのか、どうもスイープからテンションを維持出来ていない様子であった為、敢え無くこれまで通りのラインに戻して再開すると俄然キャストが楽になり、ほっと一安心する。
  やはりLT-speyは今でも変わらず実に扱い易いロッドであった。
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  岸際でユスリカを捕食している小さな鱒達の波紋も絶え大した根拠も無いまま只闇雲にフライを換え、ラインのティップも換えてもアタリ一つ無く、やがて斜め正面から北西の風が強まると、岬の先端を陣取っていた餌釣り師が引き上げたのを見届け、その場へ移動して見た。
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  この看板を見て、ここが “ 13番 ” と呼ばれる場であると判った。
  ここから湖尻方面を見渡すと釣り人がズラリと並んでいるのが見える。つまりは、ここが好釣り場としての善否を隔てる境界線だった。

 岬と言えば誰もが釣り糸を垂れたくなる程の好釣り場ではあるが、これがフライの世界ともなると話は別。こんな場所では通常、キャストすら儘ならず、いざ移動したはいいが遠目で見た程突き出している箇所は無く周辺はルアー釣り師ばかり、略崖下の岩場では抜上式でも沖へ向ってシュートする事は不可能で略カケアガリだけが狙い目に限られた。
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  ライン本体をタイプⅡ、ティップはタイプⅣに交換し徐々にタナを下げて探って行く。ガレ場で岸からドン深、おまけに北西の風によって波飛沫が上がっている光景は磯釣りでもしている様。
  そして、沖合へ真っ直ぐとシュートを放つ事も出来ない鬱憤も残ったまま、この場で2~3時間粘るも、やはりコツンといったアタリ一つ無いまま正午を迎えてしまった。
 
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by hisuycast | 2008-05-26 11:06 |   釣   記
 5月23日  明暗の山上湖。
  台風4号と共にやって来た低気圧。既にこれは五月中旬の恒例行事となり、何時もの本流は大増水すると、奥日光、二荒山の麓に位置する中禅寺湖へと向った。
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  ここへやって来たのも一年振り、本格的な釣りとしては昨年に引き続き3度目の訪問。今回は午前五時の到着と過去最も早く辿り着いたものの、人気のある通称 “ 国道側 ” と呼ばれる方面には平日にも係わらず既に沢山の釣り人がひしめき合って空きが無い。後に現地で出会った釣り人に聞くと夜明け前には “ 場所取り ” が始まり、中には深夜から湖畔に寝袋を持ち込む猛者まで登場していると聞くから、恐れ入る。いや、少々呆れていた。
  それにしても凄い人出だ。道端の駐車スペースは何処も車が溢れ、木立の向こうには釣り人が等間隔に並んでいるのが見え、稀にこの間隔が開いている箇所があり、その場に入ろうかと近寄って行くと単に釣りを休んでいるらしく大荷物だけは残してある。つまりは “ 場所取り ” だけは絶対に欠かさないといった状況で、これらを行っているのは略フライ派の釣り師と思われた。
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  また、今回はダブルハンド・ロッドの使用者が更に増えフライ全体の4割近くには達しているといった印象があった。
  ある意味これはスペイが “ 湖派 ” にも深く浸透し始めている証拠でもあり、過去、魚を散らす等とオーバーヘッド派より白い目で見られて来たという話を考えると喜ばしく、また変人がこの地へとやって来る切っ掛けにもなってはいるが、見ている限り、例の前方に三日月を描いて水面を切り裂く “ 戸澤式三日月投法 ” の動作を、どう見ても只の練習をしている程度としか見えない人も多く、ここではオーバーヘッドキャストが上手な人が多いだけ余計に目立ってしまう。
  確かにこれは、明らかな迷惑行為とは言い切れないだろうが、寄りによって最盛期の混雑する一級釣り場の一角を練習で占有している結果にもなり、迷惑と感じている釣人も少なくは無いだろう。
  よって一年の3分の2を練習に費やしている変人としても湖のキャストとなると一年振り、使用するロッドも一年振りでは直ぐ隣に不快感を与える恐れが高く、少し間隔が広めに見える場所へ何とか入れて貰う事も考えたが、止む無く意中の “ 丸山地区 ” はウロウロしながらも断念し、更に奥へと進むと一気に釣り人の姿が絶えたのが“ 金谷ワンド ” と呼ばれる地区だった。
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  それにしても、ここまで人出の明暗がはっきりと分かれているには、恐らく国道側唯一の大きい湾内が本鱒の回遊経路から外れる地帯なのかといった想像が簡単に付くも誰も居ないひっそりとした山上湖がここにだけ存在し、実に魅力的に見えるとやっと釣りを始める事になった。
 
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by hisuycast | 2008-05-23 18:11 |   釣   記
 5月20日  迷妄の本流。
  中州から生還した先日の昼下がり。
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  車に戻り休憩していると一件の連絡が入っていた事に気付く。何時もの人気地点に行っているyou氏からの通知だった。聞けば再び目的の魚を仕留め、現在の混雑状況も然程ではないとの報告によって迷いながらも気が付けば下流の現地に向かっている。
  晴天に恵まれた広大な河川敷。長閑な集落から一般道に入り、再び土手沿いの道路を辿って車を走らせると苦もなく到着。確かに、この時減流れに向き合っている釣人は比較的少なく、ルアー釣り二人、餌釣り三人程度だったが、これは毎度の傾向で暫くすると再び釣人が集結するのは必至、これにも係わらず、この地に依存している自分も情けないのではあったが、今回、丁度減水していた事もあり試したい事があった。
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  これまでは大き目のチューブフライを使っての略底釣りだった。これは昨年唯一、怪しき魚信を得るに至った方法ではあったものの、今年では如何せん何の成果もなく、全てにおいて疑心暗鬼に陥ると何事にも迷いを伴っている。
  こうして、嘗て遥か上流の地域で山女魚を狙っていた頃に使っていた6番から10番のウェットフライを使ってみたらどうだろうとも考え始め、この準備を整えていると、すぐさま釣り人が増え始めてしまい下流寄りの流れが遅い箇所しか空きがなくなってしまった。
  秒速にして精々3~4cm程度の微かな流れ。こんな箇所はライズでも無い限り釣れた記憶が無い。これが放流の盛んな山間部ならまだしも、こんな平野部のだだっ広い本流で狙う遡上鱒では一層釣れる気がせず、久し振りに取り出していた12.5fに新しいラインの感覚を確かめる程度で今回は直ぐに断念した。
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  一体何をやっているのか。何事においても全て無駄、結果何事も後手に廻っている様でもある。この後は再び別の道具仕立てを用意していると今度は水深が浅く人気の少ない上流側しか場所が残っておらず、これまで滅多に出番のなかった大型ストリーマーを引き回したりもしたが、確信は益々薄らいで行く。
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  今回、迷いによって、限られた貴重な一日を自ら無駄に消し去っていた様に思えてならなかった。
 
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by hisuycast | 2008-05-20 12:00 |   釣   記
 5月17日  生還の本流。
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  皮肉にも最も近い場所が最も実績の高い場所として遠方からも続々と釣り人が詰め掛けるといった事態へと陥ると、先日では遥々全く成果のない上流に釣り場を求めた。
 
  日の出の直後現地に到着、案の定ここには誰一人見当たらない無人の本流がひっそりと佇んでいた。
  遠くに聞こえるカッコウの囀りを聞きながら流れを独占しているも、ふと、これが本来の釣り、本来の本流釣りなのではないかと思える。
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  ここは釣り場としての実績は無くとも、下流には無い本来の本流が併せ持つ自然美を保っている様にも見えたが、これは表面上だけの事、昨年以来ここも確実に浅くなってしまい、川底はグレーダーで踏み固めた様に平たく、流れも変わった。
  ゴーゴーといった音が聞こえそうな程の流芯は対岸寄りに流れ川幅も狭まっていた昨年に対し、今年の流芯は広く中央付近を流れ川幅自体も広がってしまった。
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  やがて上の落ち込みから何の反応も無く釣り下って行くと流れは更に浅くなり、下流に見える中州に渡る事も可能に思えたが、そこまでの距離も長くこのまま渡りきってしまうと今度は一転引返す際には流れを逆らっての縦断となり、とても危険な行為となるものの、その中州によって分流された左右の流れは実に魅力的で桃源郷の様に見えてならず、等々渡ってしまった。
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  葦が茂りオオヨシキリの囀る対岸、先ずは中州右を釣り下っていた。やはり大した水深は無いが流芯は対岸に沿って位置しフライを流し込むには絶好の流れをしていたが、ここも無反応に終わり次に中州の左側へ向った。
  ここも流芯は対岸寄りに沿って流れ川底の石は先程の箇所よりも大きく、まるで越後の本流を彷彿とさせ如何にも魚が潜んでいそうな雰囲気を醸し出していたものの、ここを半分も探り終えない内に濁りと共に雑草が流下している事に気付き嫌な予感がした。
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 ここ数日間、関東地方は曇天続きからか雪代が中断し川は減水していたが、この日五日振りの晴天で再度雪代の流入が活発化すると中州に取り残される恐れがあり急遽引返す事にした。
  先程、下り降りた流れを遡行するのは大変だった。こんな事ならウェーディングスタッフを携行しておくべきだったと後悔しても遅い。朝方の気温は9℃と冷え込んだ為、6ミリのネオプレーンの下は更に重ね着までしていた。400メートルはあろうかという長い縦断経路、途中で休憩を挟みたい箇所も一度動作を止めてしまうと流されそうになり休む事も儘ならない。ふと川に押し流される死の光景が頭を横切った。
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  ここを渡るのに如何程の時間を要したのか、取り敢えずは無事に生還したが太股の筋肉はパンパンに張り、足腰は疲労困憊で暫く水辺にへたり込んで動く事が出来なかった。
  後日、この時の水位データを調べると案の定川は増水しており、幾ら浅くなったとはいえ本流の恐ろしさを久し振り体感した瞬間でもあった。
 
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by hisuycast | 2008-05-17 15:00 |   釣   記
 5月14日  絶望をも呼ぶ再会。
  先日の本流、友人からの吉報によって上流へ戻る事になった。
  この時一緒に居た、はる氏の行動も迅速だった。普段のおっとりとした温厚な性格からは想像も付かない歩調であっという間に視界より立ち去って消えていた。(笑)
  引き摺りだしたままになっていたラインを回収し、足場の悪い水際を注意しつつ漸く現場に辿り着くと、その場では既に撮影会が始まっており、その中心には、薄っすらと桜色を纏った銀色に輝く魚体が横たわっている。
  これは、約一年振りの再会でもあった。
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  顔付きは獰猛にして精悍な一面を持ちながら、ほぼ銀色の飾り気の無い魚体は慎ましく、そして何故か悲しげな目付きは日本人として何らかの情緒感を覚え、誰が見ても何度見ても美しく、ここから溜息が零れると何時まで眺めていたいという衝動にも駆られる。
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  又、その昔、殿様に献上される程の美味でもある高級食材といった一面も兼ね備えつつも、一切の無駄を省いた究極の流線型を持った躯体は一度針掛かりすると暴威的に暴れ回る。
  これは魚類の完成形にして何処を取り挙げても非の打ち所も無い正に淡水魚としての完全体。
 
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  欧米諸国より伝来されたルアーフィッシングやフライフィッシング。やはり諸外国からやって来た魚達が兎角持て囃されたりするものの、古代より日本にも生息するこの魚だけを追い続ける釣り人も多いだろう。
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  この後、更にもう一人のルアー釣り師が一尾釣り上げると現代科学の連絡網が駆使され、人が人を呼び更なる大混雑となってしまい、餌釣り師が銀毛化した虹鱒を加えたのみで、そのまま夕刻をひっそりと迎えた。
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  だが、この程度の混雑はまだ序の口だった。
  友人の報告によると平日となった今も尚、既に午前4時頃の段階から釣欲の亡者と化した釣人達が我先にと僅か10m程度の間隔で立ち並んでいるといった状況になってしまっていると聞く。
  10m間隔、釣堀ならまだしも、こんな狭い領域、フライフィッシングという方法、しかも流れを伴う河川で一体どうやって釣りをすればいいのか。幾ら実績のある場所とは言え、そこまでして尚もこの場で釣りがしたいのか。
  これは偏見かも知れないが、ルアーという小さな単体であればキャストして着水と同時に水へと馴染む。この後、高性能なリールによってラインを巻き取る事で何とか釣りにはなるだろう。
  しかし、フライの世界ではそうは行かない。例えシングルハンド・ロッドに換え、ラインのヘッドだけでも7~8mはあり、その先には数メートルのリーダー経てやっとフライが取り付けれ、更にこれら全てを流水で馴染ませフライラインの向きを整えた後直ぐにリトーリーブを開始したとしても僅か10mではとても釣りにならない。これは流水でのフライフィッシングとしては成立しない距離だ。
  折角友人が釣り上げた実に喜ばしい出来事から一転、今に至っては絶望の淵に叩き落された感じさえしている。
 

  と、最後は暗い内容となってしまいましたが、 youさん 改めておめでとう御座いました。
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  この時の詳細な模様は近日中?に掲載されるでしょう。(笑)
 
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by hisuycast | 2008-05-14 16:02 |   釣   記
 5月12日  再来の報告。
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  右岸へと渡った先日の本流。晩春と言うには早いのだろうが、前日の最高気温は27~28℃にまで達し、この日も25℃程の予報で午前10時の日差しでも既に初夏を感じさせる。
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  例年ならばこの時間でも混雑を見せる右岸も、この日、この時間に限っては2~3人の釣り人居るのみで、ひっそりと落ち着いた佇まいを見せていたのは、今にして見れば、まるで信じられない状況だった。
  上流側を you氏 に託し、予てから試して見たかった事を実践するべく、グリーズドラインの14ftにタイプ6の本体+タイプ8のティップ繋いだ9mヘッドを準備すると足元から急深になっている下流の崖下へ向う。ここも人気のある場所で常にルアー釣り師が絶えない専用区域と化していたが、今年この日になってやっと空室になった。
  越後の本流では実にキャストが容易だった組み合わせも、急深で緩流帯では滅多に使わないロールアップと馬鹿に沈み込むラインから引き抜いて始めに着水させる位置に微妙な狂いを生じさせると少々戸惑い気味で慣れるまでに暫しの時間を要してしまったが、やがては真っ直ぐにターンさせ底を捉える事が出来た。足元にはゴツゴツとした本流らしい大石が転がるも、台風から流れ出た大量の砂はここにも堆積し、嘗ての様に根掛かりに悩まされる事は皆無になった様子だが、これに伴い魚の釣れる気配も薄らいだ思いもしていた。
  その昔、ルアーしか投げる事も出来ず、またルアーのみが底を捉えた箇所へ今こうして踏み込んで行ける様になったものの、時既に遅く、あの頃の状況とは一変してしまっていた。
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  ここから幾らも時間が経過しない内に、もう一人の友人、 はる氏 が遅れてやって来た。凡そ10ヶ月振りの再会から暫しの談笑にふけっていると上流のyou氏から、はる氏の元へ連絡が入る。どうやらお目当ての魚が釣れたらしく大興奮した様子。こちらも急遽現場へ向かう事になった。
  
 
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by hisuycast | 2008-05-12 16:08 |   釣   記
 5月10日  見切りの右岸。
  一時雪代に満ちた流れから、幾分の減水を始めると何時もの本流は最良の条件を整えている様に思えてならなかった。
  毎度の午前五時過ぎ、右岸の人気地点に4~5人、左岸の核心部には一人の釣り人が見えたものの、車から友人のyou氏だと悟ると安心して左岸に向った。
  当日、朝の気温が高く既に15℃、水温も雪代が流れた割には14℃もあり、先週から一℃程下がったが、例年より高いのは同じ。それでも、あれ程沢山見られたニゴイの姿は見られず、敏感な自然界を垣間見た結構にもなった。
  川床が平らな地形は対流も発生せず、浅くても水路の如くサッと流れ足元を掬われ易い。6ミリ厚のネオプーレンに受ける水圧を膝に浴びながら中州を横切ると核心部へ辿り着きyou氏と落ち合った。
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  彼からこの場を譲って貰ったはいいが、先週から10数cm程度の水位上昇で怪しい地点から離れてしまい届かない。また平たく遠浅な流れは殊更押しが強くなり立っているだけで膝や腰に負担が掛かり深く立ち込む事も困難。中州の直ぐ下は抉られて水深はあるが、流れの無い淀みを挟み流芯からも離れ過ぎてしまい望みは益々薄くなる一方でフライ、いやルアーであっても釣りの区間としては一人分程度しかない。

  ここで暫く粘ったが、何の反応も無い。ただ腰痛と膝の関節から痛みを覚えただけに終わり、この場をyou氏に任せ上流の早瀬を探っていると、先週の再現の様にコイツが掛かったが、前回の魚よりは少し抵抗され良くも悪くも微かな期待を覚えてしまうものの、やはり、ここ左岸側には何故かアノ魚は寄り付かないのか、いい加減ここには見切りを付けた方が正しいのか。
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  おぼろげだった日差しが何時しか強まると、気だるさも感じ始め、そろそろ正午が近いのかとも錯覚してしまうが、時刻を見れば未だ午前9時半、人気の対岸にも一人程度の釣り人が残っているのみとなったのを確認するとyou氏と共、早々に右岸へと渡る事にした。
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by hisuycast | 2008-05-10 12:09 |   釣   記
 5月7日  雪代の満ちた本流。
  僅か約1gの差。   
  先日の本流ではガイドライン、フーバー・インター11/12を後端から4.5mを切断した24gの本体に同じく4・5m、10gのティップを接続し、ログネスでキャストするも、以前の1m長く1g程重いだけのライン同様の感触は得られず飛距離で5m程劣るといった残念な結果に終わったが、これはあの本流、あの箇所独特の尖った波も影響していたのでは無いかと思えている。
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  良く考えて見れば、こうした水面との摩擦抵抗を利したキャストは波立った場所ではラインとの接触箇所が不均等であるとロッドに対し負荷を掛ける事が不完全になる事からも重めのラインを使用していたものであり、もっと水面が穏やかな場所であれば少し違った結果になっていたのかも知れないが、遠投力のあるログネスは正にあの場所でこそ本来の威力を発揮するロッドでもある為、取り敢えずこのラインでは役不足となった。
  ガイドラインの11/12と言えば、現存するフルシンクのシューティングヘッドの中で最も重いラインでもあるにも係わらず4.5mにまで切断してしまうとログネスでは軽過ぎてしまう事になり、それでも全長9mのシューティングヘッドが欲しいのであるならばフルシンクは諦め、リオのスカジットヘッド750グレイン等のフローティングラインとシンクティップという組み合わせしか選択肢が残らないのではあるが、川で釣りをするのであれば一部特殊な状況を除き略このラインで別段困る事も無い。
  こうした事からも一先ず今期、左でキャストする右岸ではスカジットヘッドとシンクティップで行こうと思いつつ、更に混雑した場合、遠投しても無駄な状況も考えられる為、ログネス自体にも拘る必要もない。
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 大型連休を終え、何時もの本流は遅れて流れ出た待望の雪代に満たされ、いよいよ最盛期を迎える。
 
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by hisuycast | 2008-05-07 17:36 |   修   行 ( 両腕 )
 5月5日  暗雲の立ち込める本流。
  先日の本流、午後からは右岸へと渡った。
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  朝から来ていたルアー釣り師達は他の用事が忙しいのか数時間で入れ替わり、昼頃には2人程にまでなったが、更に時間が経過すると再び増え始め午後3時頃からは僅か170m程度の区間に12~13人のルアー釣りがひしめき合う状態になってしまった。
  こうなると某人気釣り場の解禁日の様な状況で下流側に割り込む際にも一言も無く平気で入り込んで来るのは毎度の事でも、特に困るのはスィングで探る釣りを前提とするフライでは圧倒的大多数を占めるルアー釣りとは距離感が合わない事にもある。
  ルアー釣りでも熟練者ともなるとスプーンをウェットフライの様に流れに漂わせる方法を行うらしいものの、殆どは只ルアーを投げてはリールを廻して簡単にラインを巻き取るだけで狭い間隔で釣りをする事が出来るが、例えショートヘッドとは言えフライの釣りではそうは行かない。
  仮にシュートとして直ちにリトリーブを開始しても下流側には20m程の領域を欲する上、スィングを取り入れるとすれば30mは確保したいのだが、それにも拘らず中には何故か混雑の最中でも上流に向ってルアーを投げるオジさんまで出現するから始末が悪く、左のキャストでも随分と飛距離を稼ぐ様にはなっていても遠くへ飛ばす程釣り難い状況でもある。
  実は今年、週に一度の釣りに限界を感じ、少しでも多く釣りをしようと仕事前の朝、数時間でも釣りをする事を検討しているものの、その時間帯はやはり出勤前のルアー釣りで大いに混雑していると聞くと人気のある右岸では分が悪く、どうしても左岸となるのだが、こちらの核心部は狭い上に6月から稚鮎釣りに占拠されてしまい益々状況が悪い。
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  最近、ダムの放水によって封印された雪代の流入が始まりつつも、こうした厳しい現実に直面してしまうと早くも暗雲が立ち込めた気分へと変わったまま、この日も終わった。
 
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by hisuycast | 2008-05-05 14:22 |   釣   記