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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
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 4月30日  九 と 十 の境界線。
  既に迷いは消えた筈だった。
  間も無く3年目を迎えるこのキャスト、当初は12mヘッドから始まると、現在は10mという長さで定着したかに思えたものの、先日、越後の本流でキャストした9mヘッドの衝撃が忘れられず、あれから迷いが再燃した。
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  9mというヘッド長、10mから1m短いだけにも係わらず、12mから2m短い10mヘッドに替えた程、全く違う世界へと変貌し実に快適でキャストも容易ではあったのだが、これをダブルハンド・ロッドからスペイで投げてしまうという行為は、より実践的、より合理的であるのは認識しつつも、どうも “ キャスティング ” という風味をあまりにも損ねてしまっている様にも思えた。
  またこれは、確実な進化であるならば兎も角、9mヘッドによるキャストの容易さから成る安易な妥協であったするならば、とても 進化 とは言えず寧ろキャスティングとしては 退化 してしまうのではないかという不安にも駆られ、その “ 境界線 ” が9mと10mの狭間にあったのではないかとも思えてならない。
  嘗てキャストしていた12mヘッドも最近では殆ど使用機会も失われ、今ではキャスト以前の様には扱えないだろうが、実際必要としないのも事実。
 
  一方、10mというヘッドであっても、これを深く立ち込んだ状態から3mのオーバーハングからペリーポークの体勢に持ち込むと、先端部の最低2~3mは水面に接触している印象があり、この箇所のライン重量はシュートされラインが舞い上がった後にしか活用されない些か無駄な部分であると思え、これが10mヘッドから僅か1m短い9mヘッドによって殊更理想に近づいている様にも思えても、そこには重量という壁があった。
  たった1m、されど1m。これはラインの番手が上がる程この差が増し、ガイドラインのフーバー・インター11/12ともなると1m切断しただけで5gも軽くなってしまい、結果として一番手は下げたラインになってしまう事も不安材料でもあった。
  だが、これも先日にログネスであっても一番手低いラインでキャストする事も何時しか可能になっていた事に気付くと、この不安材料は完全ではなくとも随分と払拭された現実には進化した部分があったと言える。

  現代も便利な世の中になった。今や自動車と言えばパワーステアリング付が常識、そして乗用車の90%はAT車、更にアンチロックブレーキやトラクションコントロール等の横滑り防止装置、これらは生活家電や工業生産技術にも普及しボタン一つで上手く米を焚き、各家庭に入り込んだパソコンは漢字を書く機会を失わせると読む事は出来てもちょっとした漢字すら書く事が出来なくなってしまい、また完全オートメーション、ロボット化された数々の製品は嘗ての様に職人的技術を無にした。これらは最新技術、進化から齎された障害、弊害、或いは淘汰とでも言うのが相応しいのか。

  こうして、ふと冷静に考えて見ると、進化にはある種の弊害、また淘汰される部分を伴うものでもあり、元々このキャスト自体が合理主義、実践主義を追求した方法で、既に12mヘッドをキャストする技術も無用化している。
  ならばこの際、意地、見栄を張るのは止めにして、更に短いヘッドでもいいのではないかという柔軟な考えを持ち始めると、今回、予備として保存してあったガイドラインのフーバー・インター11/12を後端から4.5mを本体部分として切断した。
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  と、こんな事を考えていたが、少し大袈裟だったかな。(笑)
 
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by hisuycast | 2008-04-30 18:05 |   修   行 ( 両腕 )
 4月27日  三度目の正直、そして最後の賭け。
  川沿いの国道を南下する。この地域も都会化、俗化し道路も混雑しているものと覚悟してはいたが、沿道は予想に反して寂れた佇まいを残すと難なく合流地点に辿り着く。
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  情報も全く無く、始めて訪れた川、先ずは釣り場を探すべく、そのまま支流の道路を遡りながら状況を見る。支流とはいえ、比較的規模は大きく、河川敷も意外と広い。幾つも分流しチャラ瀬が続いていた流れは次第に勇ましくなり河原の石も大きくなってはいても、やはり台風の影響なのか浅い箇所が多く、この水量では釣りにならない。流れが湾曲し水深のありそうなプールを探しながら更に進むと川沿いの広い舗装道路は突き当たりとなって狭い未舗装路から林の中に入った。
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  ジュリリ、ジュリリとエナガが鳴いている。一見した景色は平野の様でも、この鳥が居るという事は標高が高い証し、やはり信州に来ているのだという実感が再度湧き上がると同時に、丁度、川もこの辺りより渓流の顔を覗かせる。そろそろ下見も終わりにするか。
  幾つか目星を付けておいたプールのみ、車を乗り降りしながら一つ一つ潰して行く方法を選び釣りの準備を始める。規模的にも本来ならシングルハンド・ロッドで十分、また散々練習して来た事からも是非そうしたいところではあったが、この状況では深く沈める必要があろうと12.6ftを取り出して右岸の斜面を下りた。
  水温は9℃強、フェーン現象を齎した強い南よりの風によって気温はグングン上昇し24℃程に達した中で最初のポイントに到着した。
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  ここはプールというよりは窪んだ箇所が深く大きな底石があると睨んだ上での選択だったが、流芯脇の水深は膝上程度しかなく、底には砂が堆積して真平ら、底石が大きいのは増水した分の岸際だけで根掛かりを連発してしまい殆ど時間を無駄にした程度で直ぐに車へ戻り少移動した。
  次が最も気になった箇所。対岸は崖状に抉られている事で間違いなく深いであろうと思っていたが、土手を降りて行くと下見では見落とした深い流れが上にもう一箇所あり、先にここから探る事にした。
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  仕掛けもここからはドロッパーを追加、極小のソフトハックルを結び付けて釣り下ると岸際の急深から本日最初の反応があったものの小さな魚だったかフッキングにも至らない。それでも待望のアタリから今後に期待を持ちつつ本命プールへと向った。
  ここも予想以上に浅く大した底石も無かった。それでも白泡を巻き起こして落ち込んだ流芯付近から底は深く抉られ、ここなら絶対に釣れるといった雰囲気を醸し出している。
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  これまで土手下や薮に面した風裏から一転、今度は土手から離れると、後方右斜めから吹き付ける強風によってラインが流芯を跳び越して対岸にフライを引っ掛けてしまうといったトラブルに見舞われる。めげずに仕掛けを直しながら暫く釣り下るとやがてゴッ、ゴツ といった感触からロッドが微妙に振動する。
  やはり居た、咥えたか。
  空かさずロッドをスッと突き立てるもティップはヘナといった感触。 あれ、小さいのか?。
  こう思った瞬間、これに驚いたか、ゴン、ゴンと5~6度首を振った後、この振動はピタリ、止まった。
  いや、結構大きい魚だったかも知れない。
  ヤツはフライ咥えた後、そのままこちらに向かって移動していた為、大した感触も無く、結果アワセも不完全だったのだと思った。
  完全にやられた。元々釣り自体の機会が減って、しかも魚を掛ける事も少ない。こうした経験不足が露呈したのだと素直に受け止めるしかなかった。
  それでも、やはり魚が居た。時間もまだ残っている。次こそ三度目の正直だと気を取り直し、場所を一つ一つ潰してして行くものの、それ以降のプールは何処も浅く魚の反応は無く、ただ時間だけが過ぎると気が付けば残る箇所は一つのみになっていた。
  そこは、右岸側に流芯があり、同じ右岸から仕掛けるには一旦河を横断する必要があったが、この水量では無理があった。そこで車から大きく移動、橋を渡って漸く到着、また時間的にも最後はここに賭けた。
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  薮下に位置するその場所は、これまでとは違った様相でここにも魚が潜んでいそうな雰囲気を漂わせてはいても相変らず川底は平ら。しかし核心部は結構な水深があり期待は十分だったが、残念ながら三度目の正直、そして最後の賭けは不発に終わった。
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  時刻は午後五時回った程度ではあったが、これから再度場所探しから始めているのでは帰りの工程が辛い。出来る事なら一泊でもしたいという後ろ髪を引かれる思いで早めの帰路に着いた。

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  信州、安曇野を流れる河、こうして魚を拝む事も出来なかったが、是非もう一度訪れたいと感じさせる遠くの山々は今も昔も変わりは無かった。
 
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by hisuycast | 2008-04-27 16:49 |   釣   記
 4月25日  安曇野の表と裏。
  届きそうで届かない本流が信州にあった。
  ここ数年、兎角釣り業界全体を賑わせ北アルプスの麓を流れる超有名なその本流。ここは何とか日帰り圏内ではあっても高速道路は無駄に思える程大きく迂回している事でも無精者には遠く、何時か行って見たいと思いつつも幾年もの歳月が流れて行った。
  ところが先日出会った地元餌釣り師、何とその地へ高速道路も一切使わずに出向いてしまうという話に触発され、ならばガソリンの安い今の内にと行ったはいいが、やはり時期的にも中途半端、毎度の景色だけ楽しんだ程度の結果に終わった。
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  午前6時前到着、ここ信州の土地を訪れたのも何年振りだろうか、先ずは飛騨山脈や常念山脈の峰々に圧倒される。この山々を見るのも20年振り、霞掛かかってはいても存在感に満ち、平坦な土地より一気にそそり立った印象は、まるでこちらに迫ってくる様な迫力があり、越後三山とはまた異なる美しさと関東平野で暮らす者には滅多に見ることの無い絶景に、暫し見入っては溜息が漏れる。これで今回、目的の一つは果たした感じさえする。
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  朝靄の中、国道から橋を渡る。超人気支流合流地帯には既に4~5人の釣り人が居るものの、流芯の岸際を除き全体的には浅い印象を受け、予め水深のありそうな場所として目を付けた少し下流の谷間流域に向かう。
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  未だ桜の咲く山間の集落は何処か日本らしさを漂わせ、ここでも何故か懐かしい思いが込み上げる。ふと、こんな古里が羨ましくも思える。
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  こんな風景の下を2箇所程廻り、正味3時間程釣りをしたが、何の反応も無い。この流域でも思った以上に浅く、底石も小さい。更に川床も平坦で変化にも乏しく、各地で見られる台風のダメージは予想を超えて深厚な状況にある。
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  やがて、朝8時を過ぎた頃から濁りが酷くなり、釣りは可能な程度でも美しき北アルプスの山々とは対照的にゴミ等の流下も多く何か水質を悪化させ臭いそうで嫌な濁りと感じられると、ここ信州へ来ても河川の裏事情を知らされる事にもなった。
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  日差しが力強くなる頃、再び人気地点に戻って来た。合流地点を見下ろすと2本の支流から流れる綺麗な水と本流筋からの濁った水、これによって二色の流れに分かれている。ここから一本目の支流が合流付近を探ったが、ここも予想よりも浅く反応無し。そして、これから南風が強まるとフェーン現象で最高気温も25℃程に達するとの天気予報からでも何か釣れる気もせず、いっそ今後の為にも下見に終始する事も考えては見たものの、ここは奮起して何とか一尾でも釣るべく、遥か上高地から流れ出る最大支流を目指した。
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  だが、これは全く想定外の行動である為、情報不足で川の事に関しても全くの無知。それでも嘗てその川も一度は行って見たい河の一つでもあった。
 
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by hisuycast | 2008-04-25 14:13 |   釣   記
 4月22日  刺激的な大人の世界。
  雪代が豊富に流れる越後の本流は、普段に使用機会の少ないラインを思う存分試す事も出来た。
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  今回、5.5mタイプⅢの本体、先日購入したガイドラインのタイプⅣ、を使い。最終的にはタイプ6を主に使っていた。
  これは以前にスカンジナビアンSTヘッドの固定ティップ・タイプの先端部分を切断したもので、たったの4.5mで23gもの重量があった為に暫くお蔵入りしていたが、このラインに同じく4.5m、9g、タイプ8のティップを接続し全長9mとしてグリーズドラインの14ftで一投して驚いた。
  そのキャストした感覚たるや、まるでスピニングリールからメタルジグでもフルキャストしかの如く物凄い勢いですっ飛んで視界から消え、シュート時の初速も速い。
  よって、ハンドリングしたランニングラインの開放が間に合わず指に纏わり付いてしまう時もしばしばあり、これをクリアすると失速もせず略そのままの勢いで着水する。
  正に矢の様とはこの事、それともミサイルの発射、はたまたイチロー選手のレザービーム。いや、これは何とも例え様がない。(笑)

  そうなると当然飛距離も出る。とうとうと流れる雪代に股の上まで浸かっても30m程のランニングラインを引き摺り出して行く。これをリーダーまで含めれば40m以上飛んでいたと思われるが、このままでは釣りをする上で飛ばし過ぎてしまい、一旦ハンドリングを中止してランニングラインをそのまま流れに浸してキャストすると、これにも係わらず20m以上のランニングラインを流れに逆らって引き摺り上げてしまう。
 
  しかし、こうなると最早フライフィッシングと呼べるのかとも思えて来る。
  確かに、フライラインではあっても、その材質は殆ど鉛の塊。更に、こんな鉛ラインでもロールアップする事なく、引き抜いてそのままエイッと一投げしてしまう事もルアー釣りに近く、キャストした感覚も優雅なイメージが残るフライフィッシングとは程遠く、攻撃的で過激、何か反則的で “ 刺激的な大人の世界 ” でも垣間見た子供の気分でもある。(笑)
 
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  それにしても今回、タイプⅣとタイプ6のラインと比較しても、その違いが大き過ぎる気がする。
  これも当初は単に長さや比重だけの差だと考えつつも暫くすると、ひょっとするとオーバーハングを長く取ったキャストではヘッドは更に短い方が “ 弓矢の理論 ” を最大限に発揮して飛距離も出るのではないかとも思ってしまうが、他にはこれまで重要視した事は無かったテーパーの影響も考えられる。
  ガイドラインを切断したのみのタイプⅣの本体部分はタイプ6より1m長く、1g軽い。見たところ大したテーパーでもなく、重量、長さとも同じであるタイプⅢのラインよりキャストが難しく、そのタイプⅢは2本の切れ端を繋ぎ合わせたラインで後半分程が少し重くなっている。
  一方、元々ティップ部分だった4.5m、タイプ6は見れば明らかに判るテーパーが付してあり、長さや比重よりも寧ろこの差が大きいのではないかとも思っていた。
  そして、こんなテーパー形状から思い起こされるのが RIO社のAFS
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  斯くして、ショートヘッド/ロングオーバーハングから成るラインに新たな可能性を見出した!。(笑)
 
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by hisuycast | 2008-04-22 18:12 |   修   行 ( 両腕 )
 4月21日  駒ケ岳に抱かれて。
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  越後の本流。最後に向ったのは、これまでとは違う岸から急深になった地点。
  この本流、流芯が右岸か左岸寄りに流れている事が多く、馬鹿長いスペイラインであっても理想通りのスィングが容易いという特徴も兼ね備えているが、こうした場所は足場も良く釣り易い反面、チャラ瀬で遠浅の地形になっている事が多い。
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  車止めから台風によって歩き易くなった林は楽々通過出来たが、案の定、この水位によって水辺の枯れた葦が水没し、藪に面してオーバーヘッドキャストは困難、水没した枯れ草を踏み付けて恐る恐る水に浸って行く。これなら左の抜上式でキャスト可能でも、これではランニングラインが葦に絡み付いて釣りどころではないかも知れない。だが、こんな所では遠投する必要もない、何とかなるだろう。
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  こうは思ったものの、やはりランニングラインが葦に絡み付いてどうにもならない。解いては絡み付き、再度解いてキャストすると再び絡み付いている。一本の指に掛けるハンドリングを小さくすると輪の本数が増えてしまい逆効果で数を減らして長めに浸し、後は運任せるしか方法が無かったが幸いにも枯れた葦は水分を吸収して柔らかくランニングラインを痛める事もなく解く事が出来た。
  こんな事を繰り返しながら暫く下って行くと、ある時、スィングの終了直後に反応。
“ コン、コン ” 。
  一拍空けてゆっくりとロッドを絞る。めでたくフッキング成功!。
  ??、小さい。
でも、一年振りの獲物、バラしたくない。(笑)
  さて、何だろう。
  プルプルと水面を割って出て来たのは可愛らしい虹鱒。(笑)
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  こうして、今回も目指す魚が釣れる事もなかった。
  しかし、遠くに見える越後駒ケ岳、中の岳を見ていると肩の力がスッと抜けて行くのが分かる。
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  こんな景色を見せられると些細な事なんか、もうどうでもいい。何もかもが許せてしまう。
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  そして、再び訪れたくなってしまうのが、越後の本流。
 
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by hisuycast | 2008-04-21 11:38 |   釣   記
 4月18日  雪代溢れる越後の本流。
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  「 こんな所、二度と来るものか。」 毎回毎回こう思いつつ、数日過ぎると何故か再び行きたくなってしまう本流が越後にある。
  上流部、支流では渓相も良く岩魚や山女魚等の放流が多いのか、時期さえ間違えなければ結構釣れる。それでも、本流域の川床は真平らで変化に乏しく魚が定着する環境としては決して良くは無く、殆ど釣れない。
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  日本でも有数の豪雪地帯に挙げられるこの地方、名水の里であると同時に米、日本酒等の名産品でも有名で、嘗ては古民家が目立つ長閑な農村地帯も、高速道路、新幹線が開通して以来、この地方も劇的に発展したと聞く。
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  確かに、街の中心部に近代的な建築物も多く、町並みにも新建材の住宅ばかりが目立ち、幹線道路沿いには大手企業のフランチャイズ店がずらりと並んでいる。
  それでも、街から一歩外れると昔ながらの稲作民家も遠く、ここに住むお年寄り等の人柄も温かい。
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  そして、残雪を湛えた美しい山々は、安らぎを感じると日本人としての心を揺さぶり、故郷でもないにも係わらず、何処か懐かしさを憶えてしまう。
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  釣れない。本流としての魅力もやや劣る。それでも、この地方を訪れたくなってしまう理由はざっとこんな所と、他には交通の利便性が高い事もあって、毎年1~2回は行っていたが、昨年は地元の本流に専念するべく等々一度も行く事がなかった為、ETCの深夜割引が40%になっていたのも利用し今回2年振りに訪れても、やっぱり釣れずに結局、景色だけ楽しんで来たが、何かすっきりした気分だ。
 
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  その一つには残雪の多い早い時期に一度来て見たかった事にもある。
  こうした雪国を流れる本流での釣りは本来雪代が終息する頃、無理矢理例えると青白い雪代が50~10%位残っている頃が釣りの最盛期と考え、殆どこの頃にしか訪れた事は無かったが、近年は雪代岩魚なる魚が有名となり、その名の由来通り、雪代が多い時期程釣れる魚であるのかと勘違いしてしまうが、やはりこの時期は雪代岩魚どころか小魚を釣るのにも一苦労。
  しかし、この地域、真冬の苦労は計り知れないが、春先以降は低気圧の接近や、大気が安定していれば風が弱く釣りをする上でキャストしていても楽で快適ではある。
  その為ではないだろうが、例年の釣り最盛期には平日でも餌釣り師、ルアー釣りも多いものだが、この日、釣り人も少なく、やって来ているのは、よそ者数名、それも何故か皆ダブルハンド・ロッド。(笑)
 
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  こうした雪代が一番多い時期では水位が高く釣り場も限られると開けた下流部まで下る事になり、釣れて人気があると言われる街の中心地が直ぐ隣を流れる地点まで下って来た。
  この付近の様子も知りたかった為、丁度いい機会でもあったが、この付近で実際に釣りをして釣れるという噂にも些か疑問を感じた。
  元々平らで浅い傾向にある川は更に浅く底石が更に小さく、水量が多い為に魚が定位出来る箇所が殆どないと思われる。
  このせいなのか穏やかな日中、地元ショップの某ショップの有名オーナー等、釣りなんぞそっちのけでシングルハンド・スペイに夢中なのか、その練習風景に出くわし暫し見学していた。
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  この方、以前に電話で対話させて戴いた際、お金儲けには無関係な質問にも大変丁寧に接して頂き好感を持ってはいても、こちらとしても釣り優先、また練習の邪魔でもあろうと話し掛ける事も無く、さっさと退散したが、後から思えば涙目で訴えても、こっそり釣り方、釣れる場所でも教えて貰えば良かったな。(笑)
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  だが、この辺りでは事情が随分解かった。
  ここから少し上流の方が河の相も良く魚も居ると判断し、この日の最後を託す事にした。
 
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by hisuycast | 2008-04-18 12:31 |   釣   記
 4月15日  進化するログネス。
  釣りが出来なくとも、せめてロッド位は振りたい。いや、他にやる事が見当たらない。(笑)
  先日は強風から何時もの本流を諦め向った練習場所も同じだろう。せめて増水によって水際が斜面に近づいて少し風裏になっていればと期待したが、結果殆ど変わりはなかった。
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  狭くなった河原から準備をしつつも、こんな状況では大した練習にもならないと日頃から試して見たい事を実践する。
  先日購入したガイドラインの10/11のライン、予想よりも重量が軽くなってしまい当初考えていたロッドより一番手下げる事も検討しつつも、どうも近頃は重いラインが好きになってしまっているという現実にも些か疑いを感じ始めていた。
  こうしたラインはオーバーハングが3mと長く、更に風やアンカー抜けを起こし易い波立った水面でのスイープ等、これらを考慮すると重めでいいのではないかという考えからも現在に至っている。
  その一方、ログネスは柔らかくなり、益々理想に近づいている感じでも、これはクソ重いラインでキャストを続けた結果であり、このまま果たして続けて問題ないのだろうか、これまでは重量に頼ってキャストしている、或いは単にラインの重さで飛ばしているだけなのでは無いかとも考えていた。
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  そこで一先ず、グリーズドラインの14ftに5.5m、タイプⅢ、23gの本体に4.5m、タイプⅢ、12gのティップを接続してキャストした。この組み合わせは総重量では現在使用しているラインと同等、更にこれ、以前に使っていた普通のシューティングヘッドに近い重量バランスでも、今となってはティップが重過ぎているらしくロールキャストの様になってしまう。
  逆に言えば、何も解からない昔、こんなにも扱い難いラインで練習していたのかと感心してしまう。
  次にティップの4.5mだけタイプⅢの8gに落とした。これは一番手下のロッドと考えているARCの14ftで使う設定でもあったが、何とこれが実にいい感触で左のキャストでは扱いが難しい傾向にはなるが予想以上のキャストが出来た。
  それではと次にログネスを持ち出した。
  こちらでも一番落とし、5.5mのインターミディエイトで25gの本体 + 4.5m、タイプⅢ、10g、これまでより6~7gも軽いラインでキャストすると、これがまた同様にいい感じだ。
  今迄のラインは抜き上げる際もドッコイショといった具合ではあったが、今回ではスッと引き抜く事が容易でシュートした感触もズドンからスパーンと軽く、当然使う側の負担も少ないので、省エネルギー効果も大きい。(笑)
  但し、この日は上流から風速8mもの強風下でキャストした結果で何だか良く解からない部分もある。単に風に乗って飛んでいただけなのではとは思いつつも、鋭利なループも描いており、こんな大風ではDループが風に押し戻される格好にもなり常に有利とも言い切れない。
  そして約一年前、これとは全く逆に、LT-Speyの14ftで使っていたラインをシーズンの途中より重くしていた。
  当時初めての湖から散々キャストした翌週、今度は大きく波立った流れでスイープするとミス・キャストが増えてしまいラインを重くする事でこれを解消していたのだった。
  そうなると、やはり今回の一件だけで一概にどちらのラインがいいとは言えないものの、只一つ言えるのは、過去16ft#12クラスのロッドでは重いラインでのみ可能だったキャストが、何時しか軽いラインであっても出来る様に変わっていた。
  これは自身の進化も当然考えられるのだろうが、やはりロッドの要因も大きいのではないだろうか。
  ログネスは随分と扱い易くなり、最早、購入時の印象とはまるで違う。今はティップ寄りもしなやかになりつつあり、これに伴ってロッドも軽くなっている感じさえする。
  先日も14ftから持ち替えても全く違和感がない。本来、自重自体は軽い部類のロッドではない。
  それでも何か使う事によってロッド自体が進化している様に思える。実に不思議なロッドでもある。
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  しかし、これも一つの 信 仰 なのだろうか。(笑)
 
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by hisuycast | 2008-04-15 18:02 |   修   行 ( 両腕 )
 4月13日  晴天続かず。
  暫定税率期限切れによってガソリン価格が一時的にも下がっている今、遠出する機会だと考えていたのだが、近頃は相次いで通過した低気圧等にもよる天候不順から先日では、この契機を逃した。何か3月の天候が良過ぎた反動が今頃になって現れている感じでもある。
  当日の朝、何時の本流も二日前の大雨で増水して釣りはならない。更に、通過した低気圧によって風も強まる事が予想され、いっそ練習に徹し、山間の風裏地点にでも行こうかと散々迷いつつ、結局行き着く先は毎度同じ。(笑)
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  今回、風向きと増水でも河原が確保出来る場所として予め左岸に来ると既に天候は回復して上空には青空が広がって一時、イワツバメの集団に覆われた。
  そして、昆虫達も活発になっているのか、今年になって初めてこんな虫も見たが羽化に失敗したのか羽が潰れて飛べない様子だ。
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  ここは右岸に比べ濁りの回復が早いが、それでも濁りが強く釣りをしても無駄、やはり今日一日、練習日だった。
  風が強まる前にシングルハンド・ロッドから開始。先ずはホールのタイミングを確認する。これも自分では良く判断出来ないものの、右では毎晩の素振りでも既に意識する必要もなく、実践でも略修正出来ているのではないかと思える。
  問題は左。一投して安心したのも束の間、これはスイープ時のホールが抜けた状態だった。不思議な事にシュート時だけのホールならば良くとも、二度のホールになると出来ず、これも時間が掛りそうだ。
  次は左のダブルホール。これも一投目だけは少し上手く行っても、その後は全く駄目で弱々しいループでヘナヘナと飛ぶ程度ではあったが、今回一つ再認識したのは、やはり、力むと失敗するという事だ。
  これは左バックハンドのスネークロールにもはっきり出る症状で、打ち返す位で軽く操作した方が力んでキャストするよりも遥かに飛距離が延びる。今後は練習する機会も減ると思うが次回はこの感覚を重視したい。
  こうして同じ様な事を学んだ頃になると、本来上流から吹く筈の風が下流から吹き始めた。これでは左の練習に向かない状況で更に予報が外れたのかと一転して対岸の右岸に渡ったのが、これが迂闊だった。
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  時刻は午前11時、人の多い右岸には、こんな状況にも係わらず延べ竿の餌釣り師とリールの餌釣り師の二人が来ており、彼らと一時間程話し込んでしまっている内に上流から物凄い風が吹き始めた。やはりそうか、と納得していたが、これには困った。
  地図を広げて上流の下見でもするか、それとも隣の川にでも行くか、はたまた風裏まで大移動して練習するのかと優柔不断ぶりを発揮していると午後2時近くになってしまい結局は風が強いのは覚悟の上で近い毎度の練習場へ出発していた。
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  今週は天気にしてやられた。
 
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by hisuycast | 2008-04-13 15:53 |   修   行 ( 片腕 )
 4月10日  商品比較、其の参。
  ガイドラインと時を同じく、もう一つ購入したのが、SA社今年の新商品である、このランニングライン。
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  ランニングラインも種類は沢山あっても高額な品物は避け、よって試した物も少ない方だと思うが本当に良い物となると極限られる感じがする。
  流水域では、結局は昔からのフラットビーム・ 緑 が価格的に安価で耐久性にも優れて長い期間使える。これは絡まり易い欠点を差し引いても略合格点を与えられる。
  しかし、昨年に初めて湖でのキャストを経験するとシンクタイプのランニングラインでは不便極まりない。是非ここは優れたフロートタイプのランニングラインが欲しい所だが、思い当たるのが国産M社のVVSしか無かった。(笑)
  あの商品、当初の魔査察抵抗の低さは物凄いものがあり、飛距離も出る。流石、国産企業、価格面でも頑張ってくれているのではあろうが、如何せん寿命が圧倒的に短い。使う状況にもよるのだろうが、20回程の使用で著しく性能が低下し、30回も使うと終焉を迎えるといった感じだ。
  そこで、予てからフロートタイプのランニングラインでこれに変わるもっと良い物がないかと探していた最中、今年になってこの商品が販売され、高額な分、性能面と耐久性と優れている事を期待しつつ、また、試しに購入した。
  早速中身を取り出して触って見る。素材はモノフィラでも、やや硬い印象でフロロカーボンの様な剛性感があるが、いざ使うと果たしてどうだろう。
  こうしたラインは、どれも使い始めはしっかりとした剛性があっても、暫く使っている内に結構な吸水があるらしく、何時の間にかヘナヘナに柔らかくなる。この状態から流れに立ち込んでキャストしていると、自らの身体から発生した反転流等で自然に絡んでいる事も多く、ここにも常に気を配って置く必要があり、この点でも実に厄介な釣りだ。(笑)
  それにしても、ランニングラインは決定的に良い商品が少ないのではないかと思う。
  嘗て、河原で拾った太いラインが結構な長さがあった為、捨てるのも勿体無いとランニングラインとして使用すると結構使い物になると感心した事があった。
  いっそ、J州屋等で販売される格安ナイロンやフロロ等で十分なのかと考え、何れ試して見たいと思っている。(笑)
 
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by hisuycast | 2008-04-10 17:13 |   仕   掛
 4月9日  商品比較、其の弐。
  前回に引き続き、今回は シンク3/シンク4 と シンク4/シンク5。何れも番手は10/11だが、こちらも当てが外れた。

  先に、最も沈むシンク4/シンク5 。
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  やはり、後端から5.5mで22g、先端4.5mで14g、残りの中間部分が11gと前回のシンク2/シンク3と同程度でも、タイプⅤのシンクティップ部分が14gもあると予定より重い。
  ログネス程のロッドで使うにば問題ないと思われるも、現在のティップ重量を12g程で統一していると少々引っ掛かる。

  問題は次の シンク3/シンク4。
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  予め難有りと読むと切断はしなかったが、それでも後端の5.5mで20~21gと更に軽くなってしまい、その分、先端4.5mタイプⅣは約18gと途轍もなく重い。これは重量配分で言えば殆ど均一に近い印象で、このままでは使い道もない。
  本来は返品でもすれば済むのではあるが、通信販売で購入した為に面倒である事とダブルハンド・ロッドが11本もあれば適合するロッドはある。
  先端の4.5mは12ft 6/7 のロッドの本体部分として使い、5.5mの本体部分は13ft 8/9の予備ラインにはなる。
  まぁ、仕方ないか。(笑)
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by hisuycast | 2008-04-09 14:58 |   改   造