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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
by hisuycast
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 2月28日  欺きの領域。

  穏やかな春の陽気に包まれた先日の練習日、課題であるシングルハンド・ロッドによる左のダブルスペイも漸く終わりが見えた気がした。いや、そろそろ解禁も間近で無理矢理にでも一区切り付けなければならない。(笑)
  前回で増大した納得の出来るキャストは、今回は一時期連続し、その飛距離こそ右のキャストには劣るものの、描いた綺麗なループは右よりも勝った時があったが、疲労からなのか夕方には崩れてしまう事から今後は、こうしたキャストが常時行える事にも課題として繋がるも、正直これにはシングルスペイやスネークロールならまだしも、事ダブルスペイとなると右でさえも自信が無いのが現状となっている。
  何故ダブルスペイが難しく思えてならないのか。
  これを良く考えて見ると、使用しているラインが “ シューティングヘッド ” である事に関連している様にも思えるのだが、万一これが正しかったとしても今更気付いたのでは時既に遅し。(笑)
 
  シングルハンドのキャストでは何と言っても “ ホール ” が最大の利点であると同時に、このホールという厄介な動作を伴う事にダブルハンド・ロッドとはまた違った難点でもある。
  よって、シングルハンド・ロッド + シューティングヘッド となるとホールする部分の引き代 ( オーバーハング ) という部分を予め1m程度でも延ばして置く必要があり、この ” オーバーハング “ がシングルハンド・ロッドによるダブルスペイを一層難しくさせている ” 元凶 “ なのではないかと今頃になって思う。 
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  連続した動作から一瞬でアンカーを打つシングルスペイやスネークロールもやはり難しいのではあるが、アンカー地点が多少乱れてもラインスピードによって前へ弾き返し、テーリイングでも起こしてラインを絡めない限り何とか釣りとして成立させる程度のキャストに持ち込める。
  又、スナップ・T や ペリーポーク のキャストもその原理としてはダブルスペイと同じでもシュート前の事前動作は “ 順手 ” というかフォワードキャスト的な動作で略身体の前面で操作し余程悪い操作でも無ければラインを置く位置は自ずと決まり、その領域も比較的広く “ キャストの成否を分ける許容範囲 ” も広い様に思える。
  これがダブルスペイとなると、先ずは不自由な “ 逆手的 ” 動作から始まるリフトは他のキャストとは違い “ 横向き ” 或いはラインを “ 横目に見る ” 体勢から始まる事でも何か窮屈で、更に次段階の “ ラインを落とす地点 ” によって以降の明暗が分かれ、最悪の 凶 と出てしまうと、とても釣りにはならないキャストになってしまう。
  この位置はラインがキャスター側に近づけ過ぎるとアンカー抜けになったり、また遠過ぎた場合では脆弱なDループとなって潰れたりする事から、その先端は略スイープからロンチポジションへと移行する際にロッドティップが通る絶妙な地点へとラインを導かなければならず、つまりは “ 許容範囲 ” が狭いと感じる。これが伝達効率の劣るランニングラインを通じ、この狭き “ ラインを落とす位置 ” に導くだけでもオーバーハングが1m伸び出ている状態では非常に厄介で、この後に続くスイープからロンチポジションへの移行も張力 ( テンション ) は簡単に緩む上、 ブレ までも併発し易い。
  これらはシュート後の摩擦抵抗には優れても、前段階に於ける操作性の悪さはシューティングヘッドならではと言え、このラインを落とす位置についてもフルラインであれば、近過ぎるのは同様でも多少離れるのは許容範囲に含まれるのではないか。
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  当初はフルラインから開始したシングルハンド・ロッドでのスペイキャストは元々使用していたラインが古い事も手伝ってランニング部分が直ぐに劣化してしまった事から、何時しかシューティングヘッドへと移り変わると、フルラインでのダブルスペイをキャストした事がなく、飽く迄も予想の域に過ぎないと言えるが、フルラインを使用すると随分と扱い易くなるのではないかと今更ながらに考える。
  
  しかしながら、こういった “ 許容範囲 ” も技量によってはある程度は広げる事が出来る。いわゆる “ 誤魔化し ” や “ 騙し ” と呼ぶと言葉は悪いが、ある種の “ 補正技術 ” であるとも言える。
  実際右ではこの “ 補正技術 ” とは呼べないにせよ、ラインの位置が多少外れた悪いキャストながら “ 力技 ” で何とか前に飛ばす事は出来たりもするのは、やはり利き腕が齎す “ 欺きの領域 ” なのだろう。
  だが、左ではそんな融通が利く筈も無く、初めのリフトからラインを落とす際にも殊更神経を使わなければならず、こんな箇所でも益々難しいと感じるも、安定したキャストを常時行う条件には、こういった許容範囲を広げる騙しの補正技術も要求されるのだろうが、これらは実践経験上からなる “ 慣れ ” の部分が大きく、本来ならばシングルハンド・ロッドからもスペイキャストを駆使した釣りをするべきなのだろう。

  と、中々上達しない “ 言い逃れ ” を如何にも尤もらしく長々と綴ったものの、シューティングヘッドからダブルスペイでキャストするのは十分可能であり、要は正確に操作すれば何ら問題は無い。
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  こうして、慣れる上でも毎回夕暮れまで投げ続け、左腕は常時筋肉痛気味で確かに節度を超えた練習も良くはないのかも知れないが、こればかりは好きでやっている事だから仕方が無い。(笑)  
      
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by hisuycast | 2008-02-28 16:05 |   修   行 ( 片腕 )
 2月26日  身の丈に合った釣り。
  毎週水辺に立って釣竿を振ってはいても、既に昨年の7月中旬から殆ど釣りもせずに練習だけをしていると、先日では春の陽気に誘われた為か、例え釣りはせずとも何か魚を見たくなった。
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  浅場から対岸へと渡り、何時もは見上げるばかりのコンクリート護岸から川を見下ろす。無論、偏向メガネを装着、太陽も背中越しにした順光で最深部もせいぜい1m程しかない川の中はバッチリ ・ グー049.gifの丸見え状態だ。(笑)
  丁度一年程前にも同じ事をしており、その際には予想以上に沢山の野鯉が見られ結構驚かされたものだったが、今回は双眼鏡までも装備し準備万端である。
  穏やかな水面に偏向レンズでは、殆どガラス越しに魚を見ている様な状態だが、これは相手にも言える事らしく早速発見した淡い色の一尾目はそそくさと移動する陸上生物を探知して警戒しているのが伺える。双眼鏡から覗き見て空かさずコイツの正体を暴くと見慣れた顔立ちと人形の様な目が確認出来た。似鯉であった。
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  「 鯉に似る。」 と書くこの魚も勿論コイ科の淡水魚。海水の混じる河口から川の上流部まで広く分布し、地域によっては鱒の産卵に乱入しては卵を食べてしまう程、その勢力を拡大しつつあるとも言われ、関東でも以前より数が増えている様にも思える。
  ふと観察していると、どうやらここでは単独ないし、2~3匹程度で行動しており以外と活性が高い。時折口を開いて川底を漁り、またこの時期にしては驚く程浅い場所まで行動しているヤツも見られた。

  ここから更に遡る。水中からでは早く動く物体は感知され易いが、比較的ゆっくりと動く事によって気配を殺す事が出来る。
  やがて埋没したテトラポッド付近が深くなっている地帯に差し掛かると、居る、居る、魚雷形のシルエットに黒褐色な色合いの集団。野鯉の群れだ。ざっと軽く見ても20尾以上は居るだろう。錦鯉が一尾混じり、大きさは凡そ50cmから最大で80cm位あるだろうか。昨年はここまで隈無く探してはいなかったが、これ程の数は見られなかった。
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  「 釣れた場所には、その数の十倍、二十倍の魚が居る。」 これは釣りの世界で良く言われる言葉で 「 釣れる魚は、その場の数パーセントから精々1~2割。」 であるとも言われるが、移動中の魚、大型化して縄張り意識の強い魚等、全てに必ずしも当てはまるとは言えないだろうが、ある程度は当たっていると思える。
  確かに長年ここで練習していると時折このテトラポッド付近でデカイ魚がバシャーンと跳ねドキリとさせられる事もしばしばで、こんな浅い場所に、これ程の野鯉が潜んでいるとは到底思えないが、やはり関東平野はコイ科の宝庫で殆ど釣れない遡上鱒を狙うより本来ならば、こうした鯉や鮒を釣るのが身の丈に合っているとも思える。
  そんな訳で一年の半分以上をここでロッドを振っていてもコイツらを狙った事が一度も無い。
  これは大方の正体が分かり切っているからで、万一、鱒の可能性があれば狂った様に夢中になっていたかも知れない。
  だが、食パンをブチ撒いてライズ狙いというのは面白そうだ。これは何時かやって見たいと思いつつも何時しか10年以上の歳月が過ぎていったが、もし今、狙うとすれば、結局はウェットフライでも流しているのだろうな、きっと ・ ・ ・ 。(笑)
 
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by hisuycast | 2008-02-26 11:22 |   自   然
 2月24日  春への前触れ。
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  こんな陽気に恵まれたのは一体何時以来だろうか。
  太平洋高気圧に覆われた先日の練習日、午前中こそ北西の季節風が残っていたがものの、午後には風も収まり ヒバリ が囀る穏やかな日差しに包まれ、一旦は “ 春 ” を先取りした格好になった。
  この為か、この日は珍しい野鳥も数多く見掛け、途中の田園地帯では翼の尖った飛行体が車の前を横切った。これは良く見る チョウゲンボウ とは違って翼の幅が広く全体的に白っぽい。この辺りでは珍しい ハヤブサ だった。
  やがて河原に到着すると翼の長い鳥がフワフワと飛んでいる。河口から紛れ込んだのか何と カモメ だ。
  更には、ここから暫くすると最近すっかりと数が減った猫の様に鳴く二羽の タゲリ までもが水浴びにやって来た。非常に警戒心が強いこの鳥は人間の近くに舞い降りる事は稀だが、丁度、車の後部ハッチに腰掛けていた事が幸いし、こちらには気付かなかったらしい。
  
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  毎度ここに居て水際をピョコピョコと歩き回っては餌捕りに夢中の セグロセキレイ は相変らずの愛嬌を振り撒いていても、この日の様に珍しい野鳥を探し回る事も無く一度に見られたのは非常に珍しい。

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  この翌日、関東地方の南部で 春一番 が吹いたらしいが、今回の出来事は春への前触れだったのか。
  こうして、春一番 の吹いた翌日である本日、毎年お決まりのでもある 冬の嵐 となっている。
 
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by hisuycast | 2008-02-24 15:09 |   自   然
 2月21日  過給機。
  台風並みに発達した低気圧によって冬型の気圧配置が長らく続くと、ここ関東では6日連続で季節風が強かったが、先日の練習日では午後3時頃から一時的に風も穏やかになり、久し振りに存分な練習が出来た。
  すると何時しか、右のシングルハンド・ロッドではアンダーハンド・キャストを意識したコンパクトな動作での練習もしていたが、この時、一種独特の感触に何かを感じ、飛び出したラインの形状も何処かで見た様な気がしていた。
  後日、この映像を見ているとバックハンドでのキャストは除き、フォアハンドでのシュートは直線動作から最後には回転を加えている事に気が付くと、とてもアンダーハンド・キャスト等と呼べるものではなく、ただの “ 何だかアンダーハンド風なヘンテコ・キャスト ”。
  これを略して “ ナンだーハンド・キャスト ” でしかなかった。(笑)
 
                    

  しかし、形こそ違うものの直線から回転させるこの方法は、正しく最近主流のスペイキャストに近い方法だと言え、思えば飛び出したラインの形状も “ 船形 ” のループを描いており、これは直線的な動作から “ 回転 ” をも加える事でも “ 推進力 ” を与えているのでは無いかと思い始め、 こちら から Mr. イアン・ゴードンのキャスト映像を見ていた。
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  恥ずかしながら、今迄こうしたスペイでの動作はバカ長いラインをターンさせる為に “ 旋回力 ” が必要とされる独特の操作だと思っていたが、どうやらこれはショートヘッドのキャストであっても有効な方法だったと感じた。
  良く考えて見れば当たり前の事だ。例え10mのシューティングヘッドだろうが30mのロングベリーラインも同じフライラインであり、ちょっと長いか、或いは滅多やたらと長いかの違いでしかなく、何らかの物体を飛ばすという他の競技、球技等に比べれば十分長く、この長いフライラインを何十メートルも飛ばすには、直線的な “ 推進力 ” に回転をも加えた “ 旋回力 ” をバランス良く配合させる必要がある。
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  それにしても、先日の回転を加えた “ ナンだーハンド・キャスト ” から放たれたラインは初期段階と終盤こそ普通だったが、中盤辺りが 「 ヒューン 」 と加速して伸びる様な感覚は中速域から加速する一昔前の“ ターボ・チャージャー ” 風だ。
  これに対し、直線的にキャストした反転式はシュートの初期段階が 「 バギュン 」 とロケットの如く飛び出すが、中盤以降は些か失速気味といった低速域からの加速力に優れた “ スーパー・チャージャー ” 的であると言える。
  丁度これは今の自動車でターボが普及しているのに比べ、スーパー・チャージャーを導入している車の存在が現在見当たらず元々マイノリティーである事にも似ているが、思えば20数年前、変人としてはミッドシップへマウントしたエンジンへスーパー・チャージャーを搭載した こんな車 が大好きだった。(笑)
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  そう言えば、その後登場した 4WD + ミッドシップ に加え スーパー・チャージャー と ターボ・チャージャー を組み合わせた この車 も霊柩車の様な姿形から想像もつかない強烈な 走り は印象深かった.。 
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  と、あれば ・ ・ ・ ・ ・ 、
  “ ナンだーハンド・キャスト ” と 「 飛 翠 」 を混ぜ合わせたキャストは果たしてどうなる?。(笑)
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by hisuycast | 2008-02-21 15:54 |   修   行 ( 片腕 )
 2月19日  蝸牛の微動。

  前回、シングルハンド・ロッドによる右のダブルスペイでは回転を加えていた事から、先日の練習ではスイープからロンチポジションへと移行する際に脇を閉め、そして斜め上にシュートといった意識を持つ事によって、既に一投目から予定通り回転運動を相殺し直線的にラインを放つキャストへと修正出来ていたが、横から撮影した今回の映像を見て、ふと気が付くのは右からのキャストは感覚上小さくホールしているつもりでも以外と大きく行っているものだと感じた。

                    [#VIDEO|DOGALOG|48022299/48022299peevee129432.flv|22299|129432|40#



  そうなると残る問題は、やはり左のキャスト。不自由な左では、右の様に修正箇所に気付く事で即、改善へと直結する訳ではないものの、カタツムリが這う如く、極微動では前進している模様で今回納得が出来るキャストは10~20回と前回の2~3回程度から一気に増大したが、この撮影位置では膝より上の水深という不利、酷な状況だった事を忘れていた。
  シングルハンド・ロッドであっても実践のあらゆる状況を考えるならば、この程度の立ち込みであっても難なくキャスト出来なければならず、普段全く立ち込まない状態のみで練習を続けていると僅か20~30cm水に浸っただけで全くの別世界に感じられ、最悪キャスト不能といった高低差の罠にも陥る。偶にはこんな状態からの練習もいいだろう。
 
                      [#VIDEO|DOGALOG|48022299/48022299peevee129429.flv|22299|129429|89#
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by hisuycast | 2008-02-19 17:06 |   修   行 ( 片腕 )
 2月17日  着陸と落下。
  ログネスによる 反転式 にも慣れつつあったが、どうも左のキャストとなると何処かしっくり来ない。シュートした際、ラインと水面との接触面が多いらしく長い水飛沫が上がる事からタイミングが遅れているのだろうと判断し、これに注意して肩の力を抜いてコンパクトなキャストを何度試みても大した改善がなされずにいたが、後日になって久し振りに撮影した映像を見て原因が解明された。
  こうしたキャスト映像も殆ど背後から撮影しているが、今回は側面から左右両方の映像を比較すると更にはっきりする。




  右では低めの角度から所謂 “ 逆への字 ” のスイープでラインは先端がやや斜めに垂れ下がると丁度、水上飛行機が着水する様に水面と接触しているが、左ではラインを高く持ち上げてしまい真上から水面と平行にバタンと落水する様な格好になってしまっている。要するにスペイで言う “ 逆への字 ” の動作がまるで出来ていなかった。

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  やはり一人の練習では面倒であっても、しっかりと撮影を行い診断するに越した事はなかったが、この角度で見ていると違っている様でも、やはり ” スペイ ” だったのだと、極当たり前の事を改めて感じさせられる。
  
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by hisuycast | 2008-02-17 16:02 |   修   行 ( 両腕 )
 2月14日  煌く潮の香り。
  “ 生餌 ” では無い “ 擬餌針 ” として魚を魅了させる要素としては原則として視覚的効果と音響的効果の二つに限られ、事フライフィッシングにおいては一部の例外的な方法を除き、ほぼ視覚的効果だけに頼っているのが現状だと言える。
  そしてこの視覚的効果は、ある特定対象の色彩や寸法や動作を真似た “ 模倣性 ” が重要視される事が多いのではあるが、こうした模倣性だけに留まらず、またこれだけに説明付けられないのが不思議なウェットフライの世界であるとも言え、その根底には魚達の本能に何らかの刺激を与える “ 条件反射、無条件反射 ” といった要素も含まれていると言われる。
  “ 条件反射、無条件反射 ” で魚を誘う。これを現代風に言えば ” リアクション芸 ” ならぬ “ リアクション・バイト ” 等と表現するのだろうが、これらの要件としては、ある種の “ 存在感 ” が必要では無いかと思われ、こうした存在感を演出する手法として真っ先に思い浮かぶのは派手な “ 輝 き 、 煌 き ” だ。

  派手な “ 輝き、煌き ” の演出、これをTVの世界で例えると 大晦日NHK紅白の某 演歌歌手 となるのかも知れないが、これが釣りの世界ともなれば何と言っても ルアー がその筆頭に挙げられ、その中で取り分け スプーン はやたらと光り輝き兎に角目立つ。これには沖釣りやトローリングの集魚板、更には漁具の一部としても広く流用もされる程、魚は興味をそそられるらしい。
  しかし、単なる金属の板であるスプーンに対し、獣毛や羽根等を使用した毛鉤でこういった圧倒的なる 輝 き を演出するには限界があり、これを無理矢理にでも近付けるには、何処かしらでは化学的というか人工物質に頼るしかない。
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  と、言う訳で、苦々しくも訳の分からない ネ タ への 前フリ だけが長くなったが、以前ログネスを購入した際、“ クリスタル・フラッシュ ” なる商品が通常810円のところ、数種類に渡り何と210円で大量に販売されており、近頃は海釣り用の毛鉤にも興味を抱いていた変人は貧乏臭くも三種類だけ購入し、ピッカピカ と光り輝くフライを巻いていただけの事だった。(笑)

  先ずは、“ 輝き ” を意識しつつも一応自然界の物質をも使用して巻いて見たが、ハックルティップにジャングルコック・アイの頭は何か良く見掛ける○○ゴースト風な仕上がりとなってしまった。(笑)
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  そこで、次はスレッド以外全て人工物質を巻き付けて ピカッピカ にしてやろうと企てたが、結局は○○デシーバーの如く??何処か潮の香りがするフライにしかならず毎度発想も貧困、しかもデカイ目玉は黄色いビニール袋と黒の接着剤といった具合で相変らず安ぽい。(笑)
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  これを見て、「 さては、 用 だな。」 と勘違いしている人が地元に約2名ばかり居る事と思われるが、

飽く迄も ア ノ 用であり、つまりは ネ タ が無いだけなのだった!!。(笑)
 
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by hisuycast | 2008-02-14 17:27 |   擬 餌 針
 2月12日  左腕に学ぶ。
  ふと、左のキャストばかりを取り上げているものの、近頃また右のキャストにも狂いが生じているというか、どうも思い描くイメージとは違う “ 回転 ” を加えたシュートに益々近づいてしまっているのを実感していた。
  とは言え、元々ロールキャストを起源とする伝統的なスペイキャストとしては、こうした方法でも間違ってはいないのかも知れないが、変人としては極力直線的な動きから真っ直ぐに弾き返す様な方法でシュートし、かつショートヘッドにロングオーバーハングから成る 「 弓矢の理論 」 を提唱する者としてもそうでなければならない。(笑)
  このシュート動作に限っては、何故か左の方が上手いというか回転を殺して直線的にシュートしていると感じており、原因として右では以前の癖が未だに抜けず、腕を直線的に伸ばした後に回転をも加えるといったスペイ風?の手首の使い方にあると考えていたが、前回の映像を繰る返し見ていると素人判断ながらも原因は他にありそうな気がしている。
  そこで今回も “ 飛翠工房 ” に依頼し、右と左それぞれのロンチポジションからシュートの動作を特別に無償で連続画像にして貰った。(笑)
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  こうして見ると手首の動きといった細部までは確認出来ないが、先ず気が付くのは腕を振り出す角度が右では殆ど水平であるのに対し、左では少しばかり斜め上に突き出している。
  斜め上へ突き出す。これは 以前にも 取り上げた通り、 “ 棒を振る ” といった動作は仮にその意識が無くても僅かばかりは手首が返って回転運動を与えてしまい、それを相殺するには斜め上の直線運動をも併用する必要があるのではないかという考えに合致する。

  また、他に気が付くのは、まだ脇の開きが大きいのでは無いかと思われ、ここでも以前にもご登場頂いた変人が勝手にシングルハンドの師と仰ぐ セルビアの達人 映像を見ていると、流石師匠である!!、相も変らず??脇が閉じた華麗なるキャストをして居られるのだった。(笑)
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  一見するとセルビアの達人は腕を斜め上には突き出していない様に見えるが、ロンチポジションで脇を閉じる事によって腕の位置が下がり、ほんの少しでも下から上へと直線的にシュートしている。

  という訳で、今回は等々右のキャストを事もあろうか左にまで学ぶ結果にもなってしまった。(笑)
  
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by hisuycast | 2008-02-12 17:18 |   修   行 ( 片腕 )
 2月10日  錯綜する右脳と左脳。

  毎年思うのだが、この2月というのは最悪の時期で晴れて日差しにでも恵まれると正午頃からは、お決まりの様に季節風が吹き荒れ、先日の練習日も縦の等圧線が一本、関東に触れていただけで風が強まってしまい午後からは山間の河原までの移動を強いられると大した練習にもならなかったが、シングルハンド・ロッドによる左のダブルスペイ、そしてダブルホールはやっと改善が見えた。
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  得てしてキャスティングの好転機というのは何故か一投目で決まる事が多かったが、朝の内から相変らずの状態であり、スイープで脇が開いたり、ホール操作が大き過ぎたりと格闘しながら半ば諦めていたが、この日、今迄と違っていたのは不自由な左のキャストであっても右腕と左腕それぞれが何処時点から一体どんな動作をしているのが感じ取れる様に変わっており、ここからロッドを持った左腕がスイープ時に上昇する悪癖の原因も明らかになった。
  当初は力みで腕が上がるのだろうと安易に考えていたが、ズバリこれはロッドを持った腕でホールしようとしていたと気付いた。(笑)
  本来ならば、ラインを掴む側の手で行うホールが右キャストの癖なのか、ラインを摘んだ右手をそのまま固定し、事もあろうかロッドを握った左腕を上昇させる事によってホールさせようとしていた訳だ。
  これも人体の不思議なのか、利き腕である右腕のキャストではホールする左腕の動作開始や状況が把握し制御出来ても、いざロッドを左腕に持ち換えた途端、今度は右腕さえもが、どう動いているのかが分からない、やっと分かったとしても全く制御出来ないといった状況にあったが、長い歳月を経た結果なのか 「 ホールが大きい、もっと小さくせよ。」 、「 タイミングが早い、更に遅らせろ。」 と感知し脳の指示通りの微調整も集中力を高める事によって、これまで雑然としていた右脳と左脳が徐々にでも整然とした機能へと切り替わろうとしている。

                    

  しかし、まだまだ不完全、相変らず今の状態では他愛も無く崩壊する。まるで危なっかしいヨチヨチ歩きの乳幼児の如きキャストで少しでも気を許すと直ぐに最悪の状況に戻り、更にはスイープのホールが絶えたりもする上、仮に全ての動作が合致したと思えたキャストでもシュートの勢いが欠け飛距離も延びない事が大多数を占めたが、そんな中にも正月以来のキャストも僅か2~3投でも見られると、やはりダブルスペイでも二度のホールが上手く機能するとシングルスペイでシュートした感触に近い。これは実に快感でもあり是が非でも本物にしたい。
 
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by hisuycast | 2008-02-10 12:13 |   修   行 ( 片腕 )
 2月7日  啓蟄を待つ。
  啓蟄 ( けいちつ ) には、まだ一ヶ月先でもあるにも係わらず気の早い釣り人に唆され、北陸や中部地方等から徐々に解禁を迎えると、ほぼ一年の三分の二を練習に費やしている変人でさえも何やら少しばかり虫の如くモゾモゾと動き出したりもする。(笑)
  毎年この時期になると同じ様な事をしているが今年はウェットフライ用?の#16フックを購入し、殆ど出番の無いソフトハックルを巻いては、これまた毎度の如くドライフライの世界では極当たり前の16番フックがこんなにも小さいのかと感心している。
  また更に、同時に巻いた14番フックでは然程の違和感も覚えないが、16番にもなると明らかに小さく、14番と16番に一種の “ 壁 ” も感じる。
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 ボディは簡単にスレッドと透明のマニュキュアを塗り付けて極細で仕上げると後はハックルを取り付けるのみで楽ではあるが、これに見合うハックルも少なくバランス良く巻き付けるのは結構難しく、またスレッドが何処でどうなっているのかが見えず殆ど “ 勘 ” が頼りである。
  やがては目が慣れて始めると傘オバケの幼虫だけでは何か物足りないと思い始める。
  確かにソフトハックルは釣れる毛鉤であり、また “ ニンフ ” 類には属さない正統派?の “ ウェットフライ ” であるのは誰もが認めるだろうが、こればかりで釣りを続けるのも些か味気ないと感じるのは変人ではない筈だ。(笑)

  すると、止せばいいのに禁断の極小世界へと又しても紛れ込んだ。
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  このサイズにもなると 「 ユスリカ をイミテートした。」 等としてテールは付さないパターンも多く、これに習って極小のウェットフライをホリゾンタル・ウィングで巻いたものの、 “ マッチ・ザ・○○ ” 等いった言葉に無頓着な変人としては、やはり “ 尻尾 ” も付けたい。
  とは言え、貧乏性としては、ソフトハックルに使用し先端だけ切れたコック・デ・レオンを廃物利用してテールとスロートへ流用し、ウィングに至っても以前河原で拾い集めたホワイトティップ・ブルーマラードで安っぽく仕上げるも、通常でも難しいウェットフライの世界、最早このサイズにもなるとバランス良く巻くのは益々困難になりウィング切断すらも難しいと言い訳を残す。(笑)
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  それでも、一昨年、16番フックとしてはドライフライ用しか持ち合わせておらず、細いこの針では軸が撓んでブレてしまい何を巻き付けるにしても苦労した様な記憶があったが、今回は軸が太くウィングを取り付けるにしても比較的簡単にも感じたが、身体つき全体が小さいと “ 頭でっかち ” にもなるのは人間と同じかと、またしても苦しい言い訳をしつつも、中には 魔界から舞い降りたフライ もちゃかり居たりする。(笑)
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  でも、昨年巻いたフライも殆ど未使用のままに、果たしてこれらの出番はあるのやら ・ ・ ・ 。
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by hisuycast | 2008-02-07 15:50 |   毛   鉤