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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
by hisuycast
  大震災の被災地を救おう!。

 作者 鴇崎 周蔵


  「 飛 翠。」 伝承者。 
   昭和40年生れ。
   埼玉県在住。
  


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 1月29日  路地裏を行く。
  先日の練習日でもダブルハンド・ロッドは欠かせない。使うは勿論、ログネス。
  しかしながら、日差しには恵まれていても気温6℃弱に季節風が伴うと手袋を2枚重ねても指先が冷えてしまい飛距離の出るダブルハンド・ロッドでは濡れたランニングラインを手繰り寄せては掴む回数も増え、シングルハンド・ロッドの練習程長く続ける事が出来ない。
  止む無く、数投してはロッドを右へ左へと持ち替え交互にキャストするも、ランニングラインは足元に流したままでハンドリングも出来ず、どうも大した練習にもならない。
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  本流の世界では、手繰ったランニングラインを掴みながらキャストするのが前提で方向転換も絶えず伴う。更には一投しては釣り下る事で状況は刻々と変化し、また深く立ち込む事によってもキャストの難易度は益々倍増して行く。
  しかし、冬場では川の水位も低下する一方でこんな状況下には程遠く、場所こそ川であっても殆ど止水に近い非常に有利で楽な練習となってしまうのが現状でもあり、毎年この時期ともなると図太くも豊かな流れを保った本来の本流が懐かしくもある。
  ところが、こうした楽な状況も度を越えると一転して逆に難しくなったりするのがショートヘッドの世界でもあるが、これはロッドが16ftにも達するとこれが如実に現れる。
  16ftものロッドに対し、たった10mのシューティングヘッド。これは、こうした楽な状況下では明らかにバランスが悪く、本来ならば1~2m長い方が良いのではあるが、これが腰まで水に浸かってキャストする様になると、これまた一転して快適な状況へと豹変する。

  関東平野の満々中をズシリと複雑に流れる本流でも長いロッドに短いシューティングヘッドでは、しっかりと沈んだラインを軽々と引き摺り上げるとロールアップもフォルスキャストもする事も無く一発でシュートし、深く広く、手返し良く探る事が可能となる。
  変人が16ftを駆使する状況とは、これに該当し、目指す釣りもここにある。
  ウェーディングもせず、それも利き腕のみ一つのキャスト方法といった極限られた条件下で、仮に芝生の上から60m飛ばしても、これ以外ではキャストも儘ならないといった偏ったキャストならば、右岸左岸、下流の風、上流の風を伴い如何なる状況にも対応しなければならない本流を主戦場とする者に限らずとも、誰もが大した意味を持たないと感じるだろう。
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  “ ショートヘッドのスペイ ” 。これを独断と偏見から変人風に言わせれば、スペイキャストの楽しみを残しつつもオーバーヘッドキャストの爽快感も味わえ、尚且つ流して好し、沈めて善し、引っ張るも良く、風にも強いと、あらゆる状況に対応する極めて実戦的にして実に戦闘的な “ 最強のフライフィッシング ” でもあると勝手に思い込んでいるが、それには利き腕のみ、一種類のみキャストだけに留まっていては不完全であるとも考える。
  又ある意味これは、打撃技有り、寝技、投げ技、関節技有りの “ 総合格闘技 ” 、いや、更に反則攻撃、場外乱闘や空中殺法までもが飛び交い、多彩な技と個性溢れる選手が揃う “ プロレス “ に例えた方が正解かも知れない。(笑)
  そこには、 「 あんなモノ、インチキで品がなく実に下らない。 」 或いは、 「 色々なパフォーマンスもあり、何かと面白い。」 等と好みもはっきりと分かれ、一時期人気は誇ったプロレスも、今では “ K-1 ” 等の台頭もあって日本では日当りの悪い路地裏的存在にある事にも、何処か “ ショートヘッドのスペイ ” と似ている様に見えてならない。
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  そして変人としては、そんなプロレスが当然、大好きダぁ~!!。(笑)
 
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by hisuycast | 2008-01-29 18:00 |   修   行 ( 両腕 )
 1月27日  壁を突き破れ。

  寒さにも随分と慣れた筈だったが、季節は更にそれを上回り、そろそろ一年で最も寒い時期へと差し掛かかっている。
  最も寒い時。これは大陸からの寒波が日本列島を覆い、これと同時に2~3日間に渡って季節風が強まる事も珍しくはない。こんな日はキャストの練習にも辛いばかりか、実に不向きな時期で無理矢理練習しても悪影響が生じる事も考えられ、こんな日は外出もせずにタイイングでもして過ごすのが妥当なのだろうが、室内でじっとしているのが嫌いな性分と休日には兎に角、何でも構わず水辺に立っていたい、そしてロッドを振っていたいという衝動に駆られる。
  関東地方へ2年振りの雪を呼び寄せた低気圧は、遥か海上で発達し北日本から日本海沿岸には大雪を齎し、関東等の太平洋側も季節風が強まった。
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  こうして山から吹き降ろす風を直撃する平野部から、山間を目指し風裏と成り得る谷間の河原に到着したが、ここでも冷気が吹き抜け寧ろ水辺の凍て付いた表情を鮮明にさせ寒さが際立っている。
  ここから、川筋の曲線や地形を考慮して数箇所の場所を見て廻わるも、何処へ行っても結局は冷えた風が通り抜け、やがては少し下った広く開け日差し溢れる馴染みの河原を選択するしか無かった。
  日が高くなると益々季節風が強まるのは大いに予想が付く。ここから先ずはシングルハンド・ロッドによる練習を開始する。当面の課題は左腕によるダブルスペイ & ダブルホールと “ ダブル ” も2つ重なって難易度も “ 2倍 ” ?。
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  既に一度だけのホールならば安定したキャストが続く傾向にあったが、どうしても二度のホールからシュートされた感触が忘れられず、こうした無意味とも思える練習を続けている。
  そして、今回も風に邪魔されリフトしたラインがバタバタと暴れ思う位置へと誘導する事が出来ず、またしても大した進展なく殆ど膠着状態に終始した。
  相変わらず左腕のキャストは根を詰めグッと集中でもしていないと左右の腕が何処でどんな動きをしているのか良く解からない。何かやや気を抜いた精神状態では、それなりのキャストが出来ていても、どうもシュートの威力に欠け、ふと、これはシングルホールなっているのではないかと思えてしまい、次にスイープ時のホールを強く意識した途端にキャストが崩れ、暫くはシュートすら出来ない状態に陥る。どういう訳か肩に余計な力も入るらしく、動作を一つ付け加えるだけで全てが破壊されるのだが、これはスイープ時のホールを意識するあまり動作が大きくなり過ぎている事も考えられる。ホールの意識を強く持ち過ぎるのも悪い結果を招くのか ・ ・ ・ 。
  大動作になっていないか。開始のタイミングは早くなっていないか。いや、スイープ自体が雑になっていないか。一投おきに自問自答しながら、半分闇雲気味にキャストを続ける。素振りでは無い実践のキャスト感覚を脳から一々指令を出さずに身体が勝手に動いて記憶してくれと願っての事だ。

  やがて夕暮れが迫る頃になると風が収まり始め、少しでも落ち着いて練習が出来るとシュート出来るのは稀でも身体が覚えて始めた様にも思えたものの、寒さにも耐え切れなくなり今回は早めに切り上げたが、キャストの練習とは何時も膠着状態の続く事が多いものであり、変人としては既に慣れている。
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  何ヶ月、何年の歳月が過ぎても必ず身に着け、何時の日か絶対に壁を突き破り、粉々にブチ壊してやるゥゥゥ。(笑)
 
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by hisuycast | 2008-01-27 15:19 |   修   行 ( 片腕 )
 1月23日  眠れる力。
  課題である左の反転式も、やっと一段落終えそうな気配が見えている。
  先日の練習日では、扱い慣れた14ftに一度も触れる事も無く、ダブルハンド・ロッドに限っては一日中ログネスを使っていたのだが、ティップは硬くともバットには一瞬の “ 溜め ” と “ 粘り ” が利く事によって過去の16ftより扱い易く、左の反転式でも下側のグリップを握る右手にシュート時のロッドが曲がる “ グオン ” といった感触が感じ取れる様になった。
  これは下側の腕で引き付けている証拠ではないのかと思えたのと同時に、この感触を右腕に感じた時は上側にある左腕で押し込んでしまったキャストより飛距離でも勝り、かつ筋力的にも楽だ。どうも上側のグリップだけで押し込み続けてしまうと、後に肩の三角筋に張りを覚える。
  また当初、シュート後にはDループ下側と水面の接触が度を越えザザッといった音と共に細長い水飛沫が起こったが、これはスイープからシュートに移行するタイミングが遅れて証拠で、これまでの短く柔らかい14ftからの前動作を縮小させ、シューティングヘッドを引き抜いた後にランニングラインをリリースしながら2つ折りにする際のロッド角度を高く保つ事で解消した。
  極当たり前だが、前に大きく傾斜させたロッドを今度は後方へ倒す際には、より多くの入力を必要とし、またこれと同時に動作が緩慢となる。長いロッド、硬いティップではキャスト動作は縮小する。
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  そして、アンダーハンド・キャスト用ロッドにしては長いと感じる上段のコルクグリップ。
  購入直後これを見た際は、上端の部分は大物を掛けた時にでも握る部分で、キャスト時に握るのは上端部から15~20cm位空けた位置かとも思えたものの、いざ実用すると7~10cm程度空ける程度に留まっており、体格等の許容範囲を考慮すると妥当な設定となっているのだと少し感心していたが、こういった観点からも、やはり最近のスペイロッドも意識したロッドなのではないかとも思え、更には途轍もない潜在能力を改めて感じる。
 
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by hisuycast | 2008-01-23 13:46 |   修   行 ( 両腕 )
 1月20日  二本目の枝。

  左腕によるダブルスペイも二度のホールを行うべく、先日の練習でも悪戦苦闘していた。
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  リフト、ここより前方に着水させる時にも、ただ闇雲に行っては当然失敗に終わり、これには適した位置に落さなければならないが、この位置は手前に寄り過ぎるとロッドとラインが交錯し、逆に遠過ぎるとDループの形成に至らない。
  これには、ラインの先端がスイープ時のロッドティップが軌道する直下付近に落下させなければならず、慣れる迄は結構な気を使うものだが、これらに気を取られているとラインを切り返してスイープへと移行する際から、ホールを開始してしまい効果が薄れてしまう。
  ダブルスペイのスイープも当初は勘違いしていたが、バックハンドでリフトしたラインを反対側へと切り返している段階は事実上のスイープには含まれず、正確には最後にロッドを突き立てる瞬間からがスイープで、本来ならばこの時にホールを加えるべきなのだが、これがまた左のキャストでは、ただ切り返しているだけの早い段階からホールを開始してしまう事から、一旦ロッドを握る左腕に連動させた後にホールする様に修正していると今度はシュートしたラインにテーリングが生じ始めた。
  これは左腕の脇が開き、肘の位置が上昇している証拠であり、動作が窮屈なのか力んでいるのが原因だろう。
  ここから、力まず脇を空けない事に意識が向いていると再びホールの開始が元通り早まり、逆にホールに気を取られていると今度はテーリングが再発するといった事の繰り返しで、注意点が数箇所もあると一遍には出来ず一つ一つにでも改善するしかないのだろう。
  嘗て年末から年始に一時的にでも出来た事は今回も再現されず、納得出来るキャストは一日中練習していても一度しか無かったが、この時のキャストは偶々出来たマグレでも中々凄い、殆どシングルスペイでキャストしたのと遜色のない鋭いループで飛び出して行った。
 
  ふと思うに、ダブルスペイは流水域で効率よく方向転換をする為にも有効な方法で、無理矢理にでも長く切り返す事によって元のライン位置へキャストする事も可能ではあるが、ほぼ実用域に措いては常に方向転換を伴うキャストであると言える。
  こうした事から、渇水から流れの弱まった流れでダブルスペイによって常に一定方向へキャストするには、もう一度方向転換する前の状態、即ちラインが下流へと流れ切った状態に再度角度変換のキャストをしなければならず、これを効率良く行う方法を模索して行く内に何時しかバックハンドのスネークロールで打ち返していた。
  すると、ダブルスペイよりもずっと後から始めた左腕のバックハンドによるスペイは予想外に順調と言え、これも当初は腕力に物を言わせていたものの、近頃ではロッドの反動を利する事が出来つつあり、一本の枝から二本目の枝が延びつつある。
  更に右でも、シングルスペイでのシュートした時と、ロッドティップをクルリと一回転させた後にスイープしてシュートした時では、これが窮屈なバックハンドでは通常のフォワードハンドより遥かに違いが感じ取れる。
  これは明らかに一回転させたスネークロールの方がロッドに負荷が掛かっているのが判り、これこそがスイープ時のラインスピードの違いであると恥ずかしながら漸く理解出来たが、これはダブルハンド・ロッドよりもシングルハンド・ロッドの方がより明確に現れるのではないだろうか。
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  ダブルハンド・ロッドから気分転換に始めたシングルハンド・ロッドの練習も、こうして続けていると単に楽しいのみならず様々な発見と色々と学ぶ箇所がある。
 
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by hisuycast | 2008-01-20 13:11 |   修   行 ( 片腕 )
 1月18日  神からの訓戒。
  16ftという久し振りの長さと強さから頭の中で今一つ整理が付かなかったが、今回の練習では感性をリセットし ログネス をじっくりと味わっていた。
  美しくも真新しいグリーンのブランクをティップから繋ぐ。しっかりとした造りのフェルールは3箇所共にスッと重なり合うと、やがては一本の “ ロッド ” となったが、グリップがやたらと太く竿袋から引っ張り出すのに苦労し、危うくも早速落としそうになる。(笑)
  先週手にした時以来、16ftという長さを意識し、極ショートストロークでキャストする素振りも繰り返していた為か、以外にも一投目から心地良くキャスト出来た。
  右、左、抜上式や反転式と一通りのキャストを行っては、こいつの感触を何度も確認する。
  ロッドの中央から少し下がったバット寄りから曲がり始める感じだが、跳ね返りは早く “ シャキッ ” と戻り、硬めのティップは最近のスペイロッド風?と言った感じだろうか。
  ここで今一度これまで使っていたKⅡの16ftでもキャストすると、その違いは鮮明になった。
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 散々使い込んだKⅡ16ftは当初からすると随分と曲がる様になり、また以外にも気持ち良くキャストも出来て結構な飛距離が出せるが、相変らず跳ね返りが早く “ スパン、スパン。” と即座に弾いて、各動作も早く確実に行わなければならず、このタイミングを掴むのが難しい。
  一方ログネスは、返りが早くとも最新鋭のフライロッドとは、これまでとは何処か違う印象と、そして素材そのものも何かが違うのか、バット寄りから曲がって少しの “ 溜め ” を取れ、ティップからの入力を ググッ と極一瞬に “ 粘り ” 、これをバット側へと蓄積した後は途方も無い数倍のトルクに増幅して、一気に弾き返すと言った独特の感覚はタイミングの把握をも容易にしてくれる印象だが、こんな表現をすると何やらマンガにでも登場する宇宙兵器の様でもある。(笑!)

  と、まぁ実際にフローティングではあるが、14ft等では抵抗感というか飛ばないと感じるモノコアのランニングライン。これを更に、流れに漂わせたままといった具合の飛ばすには実に不利な状況からでも、高い位置からのシュートはスルスルと軽く23m程のランニングラインを引き摺り上げて着水した。
  但し、当初軽いと感じたものの実は昨今のロッドと同様に軽量でも無く、長らく振っていると、久し振りの16ftという長さは支えているだけでも重かった。
  KⅡはロッドの中央付近にズシリと重みを感じたが、ログネスは先端に鳩でも止まっている?!かの様な重み感じ始め、それまで取り付けていた軽いリールからバランスに見合う重いリールを取り付けると、今度は肩が凝ってしまった。(笑)
  しかし、この重みも信仰を持って接すれば、このログネスを生み出した “ 神様 ” が力任せにロッドを振るのが大好きな変人に対し、 「 決して力を入れて振ってはならぬ。」 とご訓戒を下さるべく、敢えて授けて下さった実に有り難き “ 重み ” であると固く信じ、日々修行に励む事にするのであるが、そうなるとリールも ” アレ ” にする必要があるのかな??。
 
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by hisuycast | 2008-01-18 12:11 |   修   行 ( 両腕 )
 1月15日  出会いは苦悩への第一歩。
  釣りを通じて出会うものがある。それは、その地に住む魚や動物達であり、釣り人であったり、時に一瞬の輝きを見せる美しい風景だったりもする。
  そして、これ以外には道具、中でもフライフィッシングの世界で最も重要視されるロッドが挙げられるのではないだろうか。
  これは、買う、売って処分するか等の選択する権利は釣り人側が持ち得ていても、個人的に一旦は納得して手に入れた釣竿は長らく愛用する道具であり、その時期やタイミングによっては購買欲をそそられつつも結局は見送られる釣竿も数多くあった事から、これはある種の “ 出会い ” や “ 巡り合せ ” であったとも思えてならない。
  ずっと格闘して来たKⅡの16ftは自身の未熟さもあって、やはりオーバーヘッド専用のロッドであると結論付けたばかりか、キャスト迄も狂わせていると判断し、暫くの封印を決めた間に、その “ 出会い ” が訪れてしまった。
  しかしながら、その相手はよりよって ログネス
  これはあまりにも高嶺の花で、その定価は何と、金15万9千円也!!。(笑)
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  過去、釣竿の最高額は21尺のヘラ竿で7万2千円で、この購入には随分と困惑したものの、販売店さんの特別な御好意による仰天の大幅値引きに等々負けて即決していた。
  その購入額と販売店名は諸般の問題を考慮すると残念ながら、ここでご紹介出来ないのが事実上で別に常連客でも無いにも係わらず毎回色々と御親切にして頂き、ただ感謝するばかりだが、「 取り敢えず見たい。」 だけと告げてあったにも係わらず、入荷から凡そ一週間も店頭にも陳列せずに保管して戴いたのは、「 あのお客は絶対買う。」 と先読みでもされていたのだろうか??。(笑)

  太めにして軽めなブランクを繋ぎ、そして真っ先に感じたのが予想以上に硬いロッドではあったが、購入時に比較対象として繋いだCNDのソルスティス16ftやKⅡスペイサイド15ftも似た印象で、これらのロッドは嘗て柔らかいと感じたロッドであった事から、ここ最近使用しているロッド、そして求める主義思考が変わってしまうと、同じロッドにも係わらず、その印象が随分と違ってしまうものだと一先ずは、このロッドを信頼して信仰しようと決意した。
  また、実際のキャストも40分程度しか使用しておらず、久し振りの16ftという長さに加え、グリップのビニール包装もおらず、手袋を着用した状態では滑ってしまい良くは判らなかったが、当然、物凄いパワーがあるのは間違い無い。
 
  一旦ここで持ち帰ったロッドもスペック等の公表が無いので、ネタ的にも細部を計測した。(笑)
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  先ずは重量だが、こうした測定方法で正しいのかは疑問が残るとしても、取り敢えずは4つのセクションを計りにのせると約393gで意外と軽くは無かったが、先端から3本目のセクションは約81gとKⅡの16ftよりは7g程軽く他は大差が無かった事から、この部分の差が大きく作用したと思われた。
  そして、テイップの径はどちらも約2.3ミリで標準的か?。
  ガイドリングの直径は少し小さい気がする。
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  続いてはバットの径。これは凡そ17.2ミリ程と太く、個人的に細めを好むので少々残念なところだ。
  因みにKⅡは16.2ミリでフックキーパーも久し振りに見た。(笑)
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  後はグリップの長さ。下側は14.1cm程でKⅡとほぼ同じだが、上側は50.7cmと長めでKⅡよりも5.5cm程長く、アップスクリューのリールシートは流石に高そうな部品を使っている。
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  とまぁ、こんな事をしては見たが、このロッドを配下にするべく、新たな練習を開始しなければならない。
 
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by hisuycast | 2008-01-15 17:44 |   其 の 他
 1月14日  本流に咲く一輪の白百合。
  河原に行く度に何時も不快な思いにさせられるのがゴミだ。
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  この日も台風9号から流出したと思われる沢山のゴミが見受けられたが、その中でも明らかにこの場へ捨てる意思を持って運び込まれた産業廃棄物や引越しの際に出た不要な日用品や家電製品等は特に嘆かわしく、実に愚かな行為だ。

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  先日の練習日も中州にある白く膨らんだ巨大なビニール袋が気になっていた。
  それにしても、中州にあるとは上流から流されたものか、袋の中身は一体何なのか。





  こんな事を考えながらキャストを繰り返していると次第に日の光に強さが増して少し暖かくなり始める。
  ふと、そんな時に視界の奥にある中州の白いビニール袋が動いた様に見え、じっと焦点を定めると何も異変は感じられない。
  更に、そこから暫くすると、その白いビニール袋から長い首がニョキリと伸びた。

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  このビニール袋、実は白鳥だった。






  ハクチョウも幾つかの種類に分類されるが、主に渡り鳥として日本に飛来するのはオオハクチョウとコハクチウで関東地方に飛来するのは殆どがコハクチョウである事と、こちらの様子を伺う素振りからも公園から逃げ出したコブハクチョウとも考え難く、恐らくはコハクチョウであると思われた。
  このコハクチョウも越冬する際は、ほぼ群れを形成することから、その飛来地として有名な場所で見掛けるのは当然にしても、これ以外の地域となると極稀で、この本流にも嘗ては有名な飛来地が数十キロ上流にはあったが、今では見られなくなってしまったらしい。
  きっと、この白鳥も群れから紛れ込んでこの場に辿り着いてしまったのだろう。
  やがて、流れに身を寄せながら元気に餌をついばみ始め、何時しかこの姿を見届けると砂漠化した本流に咲く白いユリの花に見えた。
                                                   なんてね ・ ・ ・ 。(笑)
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by hisuycast | 2008-01-14 12:42 |   自   然
 1月12日  砂漠化する本流の傍らで。

  またしても本流に来ていたが前回の右岸から、今回は朝の通勤時間と重なり渋滞に巻き込まれ、左岸に来てしまった。
  昨年の台風9号から置き去りにされた大量の砂は、豊かな水辺を砂漠の如く覆い尽くす。
  既にこれは毎年恒例にもなり始めているが、何か年々と堆積する量が増している気がして成らず、浅く平坦に移り変わる川の行く末が心配される。
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  正月の休暇から連日の如く練習してしまうと、些か集中力を欠いた傾向にあったシングルハンドによるキャストも数日が経過し、心機一転、再度一から出直すべく左でも二度のホールを行う事を重点に置いた。
  右岸でダブルスペイを行う場合、通常であれば右でキャストするが、これを左でキャストするには一旦上流に向ってラインを延ばしてスイープしなければならず、やや流れの速いこの場所では更に難易度が増してしまうも、幸いにして背後の下流寄りから吹く微風に助けられた結構になった。

  それでも、当然出来る訳がない。
  既に毎夜の素振りでは普通に機能していると思われるが、実践とは全く異なる。
  左腕と右腕は連動もせず、それぞれ別の動作をし、かつ絶妙のタイミングで作動させるのは難しくスイープ時のホールは逆に仇となってシュート時にラインがグシャリと崩れ落ちる。
  しかし、これは既に覚悟の上で練習していると意外と落胆する事もなく続けられ、やがては何やら出来つつある様な気配であったが、正確には果たしてこれがダブルホールとして成立しているのかが、左ともなると当人にも良く判断出来ず、シュートの度に、先程はスイープ時にもホールをしていたのだろうかと考え込んでしまう始末だ。
  それでも、スイープ時にも右手は何かしらの動きをしようとしており、飛び出すラインの形状はもう一つでも、その勢いが増している様に思われた。
  となれば、予想外に早く習得出来るかも知れないが、元々は全てを纏めて一遍に練習していた事がそもそもの間違いで各段階を経て行うべきだったのだろうか。
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by hisuycast | 2008-01-12 13:31 |   修   行 ( 片腕 )
 1月9日  崩壊からの迷い。

  課題である左片腕によるダブルスペイは年末年始の期間中、凡そ半年振りに本流へと出向くと、産卵を終え朽ちて行った鮭達を眼下にしながら、密かにマイナーチェンジを施していた。
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  これまではリフトからそのまま手の甲を上にした状態からスイープし、途中から掌を上側に反転させた後にロンチポジションへ移行していたが、これをリフトが終了した時点で一旦、掌を上側に反転させた後にスイープする方法に変えた。
  この方法は 過去に一度試す も、この時では風の影響も受けたのか大した効果は感じられず見送りになっていたが、昨年末、この方法によって右腕でダブルスペイを行うと明らかにスイープの操作が楽にして、ロッドのブレも軽減され力強いシュートが打てた。
  しかしこれでも、相変らず左腕に関しては大した差は感じられなかったのだが、右のキャストで好感触が得られたのであれば左でも何時か必ず好転すると考え年明け後もずっとこの方法で練習を繰り返していると、全体的な動作としては違和感が薄れバックハンドでの方向転換も少しずつさまになりつつあった。

  そこで後日、何時もの練習場所へと戻ると左のバックハンドキャストも試すがこれがまた出来ず、どうしてもロールキャストの様になってしまうが、ここでもスイープ時のホールを併用出来た時にはラインの勢いが全く違い、改めてこの威力を知らされる。
  ここから、やはりダブルスペイでもスイープ時にホールを行うべきであると感じさせられ、早速試すも、やはりこれが出来ない。シュート時のホールは出来てもスイープ時にもホールを行おうと意識が働いた途端にキャスト全体が崩壊し、ラインは足元にグシャリと落ちる有様で、仕舞いには今迄のシングルホールでのキャストまでもが狂ってしまう。

                        
 
  ダブルスペイ、このキャストは難しい。
  競技志向からロングベリーラインで遠投を目指している訳でも無く、シングルハンド・ロッドで少しのシュートが出来さえすれば満足なのに、それすらも受け付けない。
  思うにこのキャスト、リフトからスイープといった各工程の動作中に注意する箇所が多く、また誤差の許容範囲が狭いと感じられ、更にこれを不自由な左腕から行うのはキャストしていても常にこれらの項目に注意していなければならず、多大な集中力を要し精神的に疲れ実に困難極まりない。
  表現としては正しくは無いと思うが、シングルスペイやスネークロールはラインを引っぱり寄せる、回転させる等、始めからの運動エネルギーをも利用してある程度は飛ばせるのに対し、ダブルスペイはリフトしてから一旦ラインの動きを殺してしまい、そこからもう一度始めなければならない。
  勿論これはペリーポーク等も同様だが、身体の前面から外側で行うのと、内側から外側に向ってのバックハンド風で窮屈な動作は全く条件が異なる。
  ダブルスペイ、左腕、ダブルホール、この三つの “ 難 ” 。これは当面の課題であるが、先の休日期間中に偶然か、それとも奇跡的にでも上手く重なり合った瞬間が二日に渡って発生していた。
  大晦日と元日か、それとも元日から翌日に掛けてだったのか、記憶は曖昧だが、数にして合計10投から15投程度、時間に換算してもほんの数分程度の僅かな連続した一瞬だったが、この時は飛び出して行くループの形状と直線的な弾道がこれまでとは全く違い非常に快感だった。
  だが、これが続かない。そればかりか、その後は一度も実現していない。これは左腕の疲労や胼胝(たこ)による痛みもよるのだろうが、寧ろ集中力が不足していた事、そして何よりも前記した通り、ここまでに至るキャスト自体の崩壊を恐れた結果である。
  果たしてそこまでする必要があるのだろうか、何時までもこんな事を追求していても切りがないではないか。ふと変人にも、迷いが生じてしまった訳だが、次回からは崩壊を招く三つの “ 難 ” を重ねた練習に徹する事にする。
 
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by hisuycast | 2008-01-09 15:01 |   修   行 ( 片腕 )
 1月7日  敵を知り、進化を図る。
  失われた感覚は、ふとした切っ掛けによって、再び蘇る。
  二つの低気圧が関東地方を通り抜け、太平洋沖で猛烈に発達する予報から察するとここ暫くは練習も儘ならない。
  前回のキャストがどうも納得が出来ず、ここから嵐の間隙を縫った昨年30日、この季節としては珍しく暖かい朝を迎えると数時間の練習に出向いた。
                                     
  右と左で何が違う。左の反転式はリフトからシュートに至るまで、ずっと肩に力が入ったガチガチの状態でキャストしている。これは以前より気が付いていたが、日頃の素振りからこうした動作を繰り返し、また各動作を正確に機能させようとすると、どうしても力が入ってしまっていた。
  しかし、右のキャストは、もっとリラックスした状態でキャストしている。
  ここから、ふと思ったのは、どうせ上手くは行かない左のキャストだ、この際、全身の力を抜いてダラダラと気を抜いたキャストをしてやろうと 以前に何処かで聞いた台詞 が蘇えると、実は、これが正解で左の反転式はスイープでロッドを倒し過ぎる傾向も減り、以前の様にとんでもないミスキャストは激減した。
  ゆっくりとラインを抜き上げ、ダラリと前へ折り畳む、ここからのスイープも力を入れずにダランと行い、アンカーの着水したほんの一瞬にだけグィと力を入れるだけ、たったのこれだけで良く、そのイメージとしては ”パタン、ペタン、グィッ。” といったイメージを完全に掴んた。(笑)
  これまでは、右のキャストで何気なくやっていたが、今回で明らかになった訳だ。
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  ポジティブ・ストップ。これはフライフィッシングのキャスティングでは基本中の基本とも言えるが、今迄はこれを意識し過ぎて各操作の終わりにロッドを急停止させようとして力が入っていた。どうやらこれらの意味を履き違えていたのかも知れない。
  思えばこれは右のキャストでも同じ事が言える。
  ダブルハンド・ロッド  = 重いがパワーがある。そして、こんなゴツイ道具で遠くまで飛ばす。こんな発想をするとつい何でもカンでも力任せにロッドを振りたくなるが、実はそうでは無い。殆どの工程はタイミングだけで力を加えるのはシュート時にほんの一瞬に過ぎない。
  これをキャスト操作の始めから、若しくは途中からでも ” 力み ” が入ると全くロクな事が無い。
  飛距離も延びないばかりか最悪の場合、ラインがグシャグシャになって足元に落ちるだけなのだが、機械ではない生身の人間が同じ動作で力まずに延々とキャストを続ける事自体が難しい。
  精密にして正確な動作を必要とされるフライフィッシングのキャストはとても脆く、いとも簡単に崩壊するが、その最大の原因とも言えるのが “ 力み ” であるも思える。
  風が吹いた、遠くに魚のモジリを見た、ギャラリーが居た等!? (笑)、ちょっとでも普段と違う何かがあると、忽ち余計な箇所に力が加わりキャストが狂うが、実はこれを痛感する様になったのも実際つい最近の事で、右のキャストも直ぐに “ 力み ” が入る。
  “ パワー ” 、 “ 力 ” 、これはある意味でとても魅力的で、特に男性ならある種の憧れを抱いたりもするが、事キャストに措いてはこれの使い方、使う箇所を間違える事は致命傷になり、最早 “ 力み ” はキャスティングの天敵とも言える。
  よって今後の課題としては、如何にして力を省いたキャストとするかだが、今ここで再び思うのは “ アンダーハンドキャスト ” の真髄は正にここにもあったのだと三度痛感させられる。

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  そして、この真髄は是非 「 飛 翠 」 にも混入し、下腕をも積極的に利したキャストへと進化させたい。
 
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by hisuycast | 2008-01-07 17:24 |   修   行 ( 両腕 )