ダミー
Top


HP”飛翠cast”の日誌。                                     
by hisuycast
  大震災の被災地を救おう!。

 作者 鴇崎 周蔵


  「 飛 翠。」 伝承者。 
   昭和40年生れ。
   埼玉県在住。
  


      message board

L i n k s ( weblogs )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 slow fishing
     & photodesign
 気ままにキャスト
 赤帽札幌ピジョン
 flyfifher’s eye
 Best Cast!
 Light steps
 Drag-Free Drifts Ⅱ
 我楽駄@備忘Log
 slip away
 やまめ研究所
 Study to be Quiet
 鶴造!魚も釣るゾウ!
  X - r i v e r 
  株  と  釣  り  
  MobyDick  &TheRiverSideDog
  西洋毛鉤振り  


L i n k s ( homepages )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  akaさんのHP



札幌赤帽ピジョン HP





アクロイド!、工房へ。


ガソリン価格比較サイト gogo.gs

カテゴリ
全体
  修   行 ( 両腕 )
  修   行 ( 片腕 )
  釣   記
  山 女 魚
  回   想
  仕   掛
  改   造
  毛   鉤
  擬 餌 針
  自   然
  利 根 川
  右環指挫滅創
  其 の 他
未分類
検索
以前の記事
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
more...
タグ
(203)
(169)
(118)
(110)
(70)
(51)
(43)
(43)
(34)
(32)
(30)
(17)
(16)
(12)
(5)
(5)
(4)
(4)
(3)
(3)
その他のジャンル
 
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
.....................
<   2007年 10月 ( 15 )   > この月の画像一覧
 10月31日  夕刻の波紋。
  “ 無 ” から生み出された抜上式の弊害。ここから、先日の練習では一旦基本へ返り、抜上式というキャストを一から見直していた。
  最初に抜き上げてからラインを置く位置。ペリーポークや昨今シューティング・スペイと呼ばれているキャストでは概ね13m程の長いシューティングヘッドを使用し、ロール・アップする体制からラインを折り畳むゆえ、その位置は自ずと決まって来ると思われる。
  だが、こと10mヘッドを使った場合の抜上式に措いて流水で膝下の立ち込み程度ではロール・アップもせず楽々とヘッドを引き抜いてしまい、慣れない内は中々この位置が定まらない。勿論この位置は何処でもいい訳も無く適度な位置がある。
  そして、この位置は非常に重要で次に来るヘッドの折り畳み箇所と直結し、その位置はヘッド先端凡そ1/3から1/2で折り畳む事が出来る位置、シングスペイで言えば、アンカーを打つ位置となる。

  次に確認するのが、鍵を握ると見られたヘッドの折り畳み。今これは様々な方法があるのだが、飽く迄も我流という立場から見ると、これらには共通している事が一つだけあった。ずばりそれはヘッドを畳み終えた状態のロッド角度にある。
  当初の抜上式では、このロッド角度を然程倒さずに凡そ30度付近迄で終えていたのだが、やがて登場したシューティング・スペイと呼ばれる方法を真似、大きく水面付近までロッドを倒したりもしていたのだが、実はこれが悪い要因を招いていたと結論付られた。

f0084561_11304490.jpg

  それは以下の解釈に基づく。
  シューティング・スペイ、ペリーポークこれらのキャストではランニングラインとのオーバーハングは1m程、これに対し抜上式を始めとする 「 飛 翠 」 では、尋常ではないとも思える凡そ3mを標準としている。
  1mのオーバーハングからヘッド全体を着水させるには、ロッドを水面付近まで倒す必要があるが、これを3mもある状態で行ってしまうと、そのオーバーハング部分が大きく弛み、この状態からスイープするとヘッドが暴れ気味でロンチポジションのDループが不安定になる。
  よって、この弛みを防ぐには、更に先へとヘッドを送り出す必要があり、そこからスイープしてしまうと本来のアンカー位置が後退しすっぽ抜けが起こる。この辺りは飽く迄も憶測の域に過ぎないが、ざっとこんな図式が思い浮かぶ。
  こうした事から、ラインを抜き上げた後は、ロッドを従来通り30~40度の角度に留め極普通に折り畳みスイープしてキャストすると以前の感覚でキャストする事が出来た。やっと従前の状態に戻った。
  自身、抜上式とペリーポークはオーバーハングの長さが違うだけで、後は全く同じ動作でキャストしても何ら支障が無いと間違った解釈をしていたが、実はそうではなかった事が今回の一件で解った。

  そうか、たったこれだけの事だったのかと喜び、久し振りに充実感を味わっていたが、1週間後にも同じ事が出来るのかという不安感から、この感覚を二度と忘れない様にと繰り返しキャストしながら、ラインが折り畳まれた時の形状を何度も確認していた。それは縦に細長く、左右が反転した “ C ” の様な波紋が夕刻の水面に浮んでいた。
f0084561_12182676.jpg

  しかし、後日になって映像を見ていると、更に重大な発見をする事になったのだが、この時点では勿論知る由も無い。
[PR]
by hisuycast | 2007-10-31 12:07 |   修   行 ( 両腕 )
 10月29日  “ 無 ” の弊害。
  前回の課題となっていた動作、シュート時に背中を丸める悪い癖は先日一度の練習で以前の状態に戻った。             
  こうした無意識の内に行っている癖は、正直相当苦労するだろうと毎夜の素振りもアルミパイプから本格的に4pcロッドのバットへと換え気合十分で望んだが、案外と意識を保ち続ける事によって修正出来たのだろうかと些か拍子抜けした気分でもあった。
  但し、その元々から肩が若干下がる傾向にあり、未だ理想的なフォームとは言えない。この程度であれば特にキャスティングへの悪影響はなさそうで、薄れていた独特の細く鋭利なループも復活したが、繰り返し映像を見ていると僅かでも腕の軌道にブレが生じている事から、今後徐々にでも直したい。
  そして、これを修正する事に真の苦労が控えている様な気がしており、毎夜の素振りは暫く続きそうである。
f0084561_1359220.jpg

  こうして、この件が先ずは一段落すると次の課題へと取り掛かっていたのだが、その課題は意外にも右の抜上式にあった。
  抜上式と言えば、「 飛 翠 」 一連のキャストの中、一番始めに取り掛かった最古のキャストで、他の基礎と言えなくもない。
  ところが、後に旋回式、反転式、二段反転式が生まれ、これら全て左でもキャストするべく練習をしていると何故か右のキャスト、それも流水での角度変換が30~45度という頻度の高いキャスト方向に限って何時しか狂いが生じ、何かアンカーが上手い具合に水面へ引っ掛からず飛距離が延びない、浅い立ち込みではアンカー抜けてしまうといった現象が頻発し、その原因は何処にあるのか以前から今一つ分からず仕舞いだった。
  思えばこれらも、教本も無く、教えを請う先生も居ない我流ゆえの “ 無 ” の弊害であり、そもそもは微かな感覚のみで行っていた事に問題がある為で、こうした不透明な部分は早期の内に解決し、成功と失敗との境界線を明確にして置く必要があると感じていたが、その手掛かりとして残っていたのは、事もあろうに左のキャストと、更に右で言えば角度変換90度時のキャストだった。
  右でも90度変換では問題ない。この事から、鍵を握るのはラインの折り畳み方にあると睨み、90度変換での折り畳み形状である “ α ” 或いは横向きの “ 4 ” にも見える形を再現させるにスナップ・Tの操作を取り入れても殆ど効果が無かった。
  次の手掛かりである左のキャストが残されていたのだが、これには色々と試みるも皆目検討が付かない。知らぬ間に右と左では何処かに違いが発生しているのだが、それは一体何処にあるのかが解らない。
  “ 無 ” という意識は、ここでも更なる弊害を生み出していた。
f0084561_1401925.jpg

[PR]
by hisuycast | 2007-10-29 14:03 |   修   行 ( 両腕 )
 10月27日  “ 雅 ” の 進化 と 極限。
  先日、シングルハンド・ロッドの練習に使用するシューティングヘッドは前回の9mから、50cm切断し等々8.5mと更に短くなった。
  これで1g程軽い15gとなったがシングルハンド、そして5番ロッドともなると、この僅かな差でも大きく作用するらしく、前回の様にシングルスペイでのキャストでも重いと感じられる事もなくなった。
  また更に、全長が50cm短くなった事によって、リフトからスィープも軽快になり、これでシングルハンド・ロッドでのラインは満足出来る水準に達した。
f0084561_11325733.jpg

  試しに対岸寄りに進み腰上まで立ち込んでもキャストする事が出来き、実際の釣り場、特に移動しながら釣りを続ける河川では、こういった様々な状況に遭遇する事からでも、ベリーやヘッドの長さは短い方が実用的にして実践的であると考えている。
  但し、これを左手に持ち替えると案の定、困難になるが、50cm切断していなければキャストは不能だった筈で、より実践的で攻めの釣りを目指すのならば、こうした腰まで立ち込むとキャスト出来ない、一つ二つのキャストしか出来ない事よって一定の場所を放棄する等の諦めざる状況を極力減らさなければならない。

  今行っているダブルハンド・ロッドでの練習は、こういった考えの元続けているもので、ロングベリーやロングヘッドは深く立ち込むとキャストは難しいが、ショートヘッドでは比較的簡単であるその代償として、今度は浅い立ち込み、特に膝下の水深と更にロッドが長い程キャストが難しい。
  しかし、実際の釣りでは殆ど膝までは立ち込んでいる場合が多く、こういった浅い場所での練習は実践的と言えないのではるが、その根底には後方スペース、風向き等、如何なる状況下でもキャストするという一つの挑戦でもあるが、フライフィッシングとは、その性質上、他の釣りと比較すると実に不利な点が多い。
  それにも係わらず、何故この厄介なフライフィッシングを選択しているのか。これは人によって多少の違いはあるのだろうが、根幹としては “ 釣り味 ” といった理由。一尾の魚を釣り上げたとしても、その方法によって “ 味わい ” が違うからではないだろうか。
  では、フライフィッシングのどういった部分に最も “ 味わい ” を感じるのだろうか。勿論これもそれぞれの感性によって変わるのだろうが、多くの人々はフライラインから形成される美しいループではないだろうか。
  味わいのある美しいループ。ここから想像されるラインは、やはり長い方がいい。そして味わいという言葉に合うのは、シューティングヘッドよりもフルライン、シンキングラインよりもフローティング、更に弓矢の如く尖っているよりは、やや丸みを帯びている方が優雅な気がする。
  となれば、数々あるフライフィッシングの中でも、少しばかり丸みを帯び、そしてふわりと飛ぶ長いフローテイングラインで行う釣りが最も “ 味わい ” のある方法とも言えると同時に、これらをふと振り返って見ると、そこには誰しもが経験したフライフィッシングの原点があると思ええる。今こうしてスペイキャストがブームとなったのも、こんな心理も働いたのではないか。
  しかしながら、欲深い人間は次第にこれらだけでは物足らなくなる。シンキングライン、シューティングヘッド、ランニングラインを始めとする数々の道具も開発されるが、実際これらは当然の “ 進化 ” とも受け取れる。
f0084561_11335197.jpg

  即ち、ショートヘッドでの釣りやキャスティングは風情や優雅さこそ劣るが、こういった進化の過程から生まれた攻撃的で実践性を追及したキャストなのではあるが、確かにダブルハンド・ロッドで9mのシューティングヘッドをキャストした時には何か 「 物足りない 」 と言った印象が残る。
  だが今回、こういった気分に陥る事もなく、寧ろ 「 歯切れの良さ 」 が増した気がしており、こうした軽快感は、“ 雅 ”や情緒感とは些か違うものの、短いシューティングヘッド独特の “ 味わい ” で “ 釣り味 ” の進化形、多様性の一つなのではないだろうか。

  よってシングルハンドだけは、今後もうチョッと短くしちゃおうかな? ・ ・ ・ 。(笑)
[PR]
by hisuycast | 2007-10-27 12:15 |   修   行 ( 片腕 )
 10月24日  禁断の領域。
  リオ社のスカンジナビアンSTヘッド。
  このラインナップ中、本体大凡はフローティングラインだが、チェンジティップとの間にはインターミディト部分が設けてあるという、中々画期的なシューティングヘッドがあったのだが、今では生産中止となってしまった。
  そして、その生まれ変わりとして期待したのが、ガイドライン社のF/S3。
  以前に入手したラインは番手こそ11/12だが、紛失してしまったリオ社のスカンジナビアンSTヘッド10/11よりも、本体として使う中間部分の5.5mで比較すると一番手上にも係わらず約1g軽い26g。
f0084561_1245331.gif

  この為なのか、本来このライン用に使う予定であったKⅡ16ftやLT-Speyの14ftからキャストすると、たった1g軽いだけで何故か全く軽いと感じてしまい暫くお蔵入りとなっていたが、それならば、このラインをワンランク下のロッドであるKⅡ14ftでキャストすると一体どんな印象になるだろうかと以前より考えており、先週の練習日にこの組み合わせ試していた。

  思えば丁度昨年の今頃だっただろうか、スカンジナビアンSTヘッド10/11をKⅡ14ftでキャストした事があった。
  しかし、この組み合わせでは、先端のティップを如何なる物へと交換しても最早重量オーバーで、このまま使い続けると今にもロッドティップが折れてしまいそうな程であった事から、この組み合わせは絶対に避けなければならない重量超過という “ 禁断の領域 ” へ至ったと感じた時だった。

  こうした経緯から、今回F/S3でのテストでは先端の交換ティップは予め6gのタイプⅠから繋いでキャストとすると予想外にも軽々とシュート出来てしまい寧ろ、これではティップが軽過ぎたらしく太い-3Xのリーダーは全くターンせずヒラヒラと落下するだけだった事から、8g、9g辺りのティップが妥当とも思えたのだが、これらを持参するのをうっかり忘れていた為、最終的には7gのティップに、リーダーを0X程度に交換して対処したのだが、良く考えて見ればこんな事を試す以前に過去スカンジナビアンSTヘッドでキャストした時では既に “ 禁断の領域 ” 重量超過に達していたのを当時忘れており、後になってふと思い出した。
f0084561_12291612.jpg

  本体部分では1g程軽いが、総ライン重量としては既に “ 禁断の領域 ” に至っている。それにも係わらず、その印象が全く違う。見たところテーパーの設定も特定の箇所が太いといった変化も見受けられない。
  ある意味これも 「 弓矢の理論 」 から僅か1g大きく作用したとも解釈出来なくも無いが、ここまで軽々とキャストしてしまう事と、今にもロッドが折れそうと感じるのでは、あまりにも違いがあり過ぎる。これでは天と地もの差がある。
  では他に何がある。ここから思い浮かぶのは、ラインの比重で、更にはフローティング部分の比重が違っていたのではないだろうか。

  短く切断している為、フローティング部分は何れも2.5m程度であるに、どうも今回のF/S3はキャストしてもフワリとしてフル・フローティングラインの様だが、スカンジナビアンSTヘッドではビッシとフル・シンクの様な感触が伝わる事からも、どうやらこの比重の差が大きく影響しているとしか思えなかった。
  だが、ライン全体を触って比較しても、どちらかが硬い、或いは柔らかいといった違いが感じられる訳でもなく些か不思議な気もする。
  これまで、シンクレートによる比重の違いはあるにせよ、フローティングラインでの比重を意識した事はなかったが、複合成分、配合等、現在の技術から持ってすれば、こうした差が生じても何ら不思議ではない。
  しかし、そうなるとライン番手、重量だけで商品選択するのが困難となり、複合成分等の“ 比重値 ” が判断出来る表示を欲してしまう。
f0084561_12274580.jpg

  そして禁断の領域とは、単に重量のみには留まらず、この比重にも深く係わる事を忘れてはならない。
[PR]
by hisuycast | 2007-10-24 12:42 |   仕   掛
 10月22日  前傾と反転流。
  もう一つの課題、右でのシュート時に背中を丸める悪癖から、全ての動作を前傾姿勢で行う事を心掛けて先日は練習していたが、これは未だ不完全ながらも一定の効果があり、前々回12.6ftのキャストの様にリーダーの先端がラインに絡む事は解消され、本編HP 「 定番手偏 」 左岸のキャスト映像は一先ずは全て差し替える事が出来たのだが、相変らず力みが抜けず下手なままである。

  そして、この姿勢でキャストし、ふと 「 あれ、そういえば ・ ・ ・ 。 」 といった不思議な感覚に陥る。
  それは普段釣りをしている際には無意識の内に、こういった体勢をしていると思え、いざ意識的に行うも違和感もなく、事実投げ易いと感じられた。では何故知らず内に、この様な体勢になっているのだろうかと考えると、その原因としては反転流が考えられる。
  流水域で立ち込んでキャストしていると、流れを受けたその身体から反転流が生じ、その複雑な流れによってランニングラインが、もみくちゃにされ注意していても勝手に絡み付いている事がある。
  これを軽減させるに、手繰ったランニングラインは近くにある反転流を避け、少しでも身体から離れた位置に置き素直な流れに漂わせていたい。そんな思惑から上体は何時しか前のめりとなっているのだろう。

  日本におけるスペイマンの教科書とも言える某DVDで、英国の超有名スペイキャスターも競技会的に桟橋からキャストする際には比較的棒立ち状態でキャストしているが、とうとうと流れる本流でのキャストでは極端な前傾姿勢となっているのも、この為なのかも知れない。
  となれば、こうした流水での前傾姿勢は、極々普通にして必然的な体勢であるとも考えられなくもないのだが、この意識が過剰だったのか、その日の翌日以来ずっと腰痛が続き、この様子では次回の練習にも収まる気配がない。
f0084561_11455159.jpg

  ど、どうしよう。取り敢えずは元に戻すしかないな。(笑)
                      
[PR]
by hisuycast | 2007-10-22 11:47 |   修   行 ( 両腕 )
 10月20日  混血未熟児。
  前回の反省点、シューティングヘッドを前方に折り畳む際、若干の間 “ ポーズ ” を取る事。更にこの時、オーバーハング部分となるランニングラインの張り具合 “ テンション ” を張り過ぎず緩め過ぎず、一定に保つ事。
  先日の練習では、反転式、二段反転式の際、これに留意していたが、やはりこれは正解と言え、こうした感覚も次第に掴めて来た。

  先ずはポーズを取る事、これは簡単に行えるのだが、過去の習慣からどうしても忘れがちだった。しかし僅か一秒にも満たないコンマ何秒の間を置くのみでアンカーが入れ易くなり、同時にすっぽ抜けも防止出来た。
  但し、これだけで劇的に変わる訳では無く、最も重要なのが次にあるオーバーハングの “ 張りもせず緩めもしない絶妙のテンション ” だ。

  “ 張らず緩めず ” こう考えると如何にも曖昧で実に分かり難いが、張り過ぎる = 先に送り出し過ぎる。そして、緩め過ぎる = 送り出しが不足している。こう解釈すると幾分でも理解し易いとも思える。
  では何故こうした絶妙のテンションが要求とされるのか、一旦ここで整理する必要がある。
f0084561_12213267.jpg

  ペリーポーク、ベースとしては飽く迄もここにあり、「 飛 翠 」 は全てここから生まれた。現に抜上式と呼んでいるキャストは極論的にはショートヘッド + ロング・オーバーハングの我流スカジットキャストであると解釈出来る。
  だが、反転式、二段反転式では、明らかにこれとは違う。
  ペリーポーク等はラインを水面にて長く引き摺り、そこからDループを形成させるのに対し、反転式等ではラインを前に折り畳むと、その先端を除いた部分は空中に跳ね上げてDループを造るという曲芸的とも思えるキャストで、更にこれを3mものオーバーハングを延ばして行うとシューティングヘッドで行うオーバーヘッド・キャスト的な発想とキャストフィーリングをも兼ね備えた スペイキャスト と オーバーヘッド・キャスト の血が交じり合った “ ハイブリッド ” 混血児であるとも思える。

  つまり、先のテンションが張り過ぎる状態からスイープするとシューティングヘッドを強く後方に跳ね上げてしまいオーバーヘッド・キャストの “ 血 ” が濃くなる。逆にテンションが弱過ぎる状態ではDループも脆弱でスペイキャストの全身であるロールキャストの様になってしまう。
  混血児とは、違う民族や種類の両親から授かった遺伝子がバランス良く結合し、そこから初めてこの世に一つの生命として誕生した自然界の奇跡とも言える。こうした事からも、反転式や二段反転式でも、両者のDNAを適度に兼ね備えていなくては成らず、その調合が程好く混じった一瞬にのみ、その姿を現す。
f0084561_12215746.jpg

  しかし、その調合は難しく、未熟児状態で天に放たれる事もまだ多い。
  そして、相変らず変人の言うこういった内容自体良く解らない(笑)。
               
[PR]
by hisuycast | 2007-10-20 12:28 |   修   行 ( 両腕 )
 10月17日  猫 背。
  こんなキャストを始めて2年が経過し、シュート前のライン操作、折り畳み方に関しては、ほぼ解決した感触で、残る課題は思い描いた通りのライン操作が完璧に達するまで練習を繰り返すしかない。
  しかし、シュート時の動作では既にこれまで幾度かの変更を繰り返し、今、また16ftという重く硬いロッドを力み過ぎてキャストしている為か、右のフォームを崩している。
  元々は、小さく鋭くシュートする事から始まったのだが、一年程前から遠くへ飛ばすという課題を意識し大きな動作を心掛け、その結果シュートして腕が延びる直前に背中が曲がるという悪い癖が定着し、飛び出したループの上側が窪み、そこからテーリングを起こしている。
  このシュート時に背中を丸める傾向は、利き腕である右のキャストにだけ現れる事から、一体何時から身に付いた癖なのか全く分からない。もしや渓流ドライフライの頃にまで遡るとすれば、途方もない歳月を経ており、最早この癖を修正するのは並大抵ではないと思われ、実際、1ヶ月程前から、これに注意払ってキャストしているつもりでも、後日撮影した映像では殆ど改善されていない。
  では、どうするのか。
  色々と考え、そして様々な人達のキャスト映像を見ていて辿り着いた結論が、野球の打撃、ボクシング、スキーのジャンプ競技を始めとする数々のスポーツでは既に定着している前屈みで構える前傾姿勢 “ Crouching style ” クラウチングスタイルだ。
  どうせ背中が丸くなるのであれば、始めから丸めて構えればいいのだ。これを変に戻そうとするから更に可笑しくなる。考え方としては実に単純な発想だ。

f0084561_13292061.gif




この映像はこちら。










  某スペイのDVD等見ていると外国人スペイ・インストラクターでは、真っ直ぐと背筋を伸ばした状態から綺麗にシュートをするが、腕は丸太棒の様に太く、体重も80キロはありそうだ。
  そんな彼らのキャスティング・スタイルに憧れていた節もあったが、ここは迷わず方向転換し、前屈みの状態からキャストを開始し、スイープでは一旦重心を後足に移動、再度重心を前足へと移動しながら前屈みでシュートしてキャスト終了。
  いっそ、これを機会にこう改める事にした。

f0084561_13294147.gif




この映像はこちら。










  そして更には、同じくシュート時の下腕の使い方も改める事にした。過去には両腕で押し込む等と表現していた事もあったが、アンダーハンド・キャストを試みた事によっても “ 引き付ける ” という動作にした方が合理的であると感じる様になった。これは先のDVDを改めて見ていても解るというべきか、やっと理解出来る様になった言うべきなのかも知れない。

  かくして、夜な夜なこうした素振りを繰り返しているのだが、こんな事ばかり行っていると普段の姿勢まで ” 猫背 ” になりそうだ。(笑)
  
[PR]
by hisuycast | 2007-10-17 13:39 |   修   行 ( 両腕 )
 10月15日  “ 張り” と “ 間 ”。
  一事は掴み掛けた二段反転式からの “ アンカー入れ ” だったが、どうも未だ上手く行っていない。前側に送り出した位置でアンカーを形成させなければいけないのだが、スイープ時、このアンカーが更に後方へずれてしまいロンチポジションの体勢になった時には肝心のアンカーが水面に着水しておらずシュートのタイミング、更にはキャストフォームまで崩している様な気がしてならない。
  これらも、ショートヘッド、そして長いオーバーハングから成る、このキャスト独特の難しさなのだろうが、正直物覚えも相当悪いらしい。

  ところが、こんな変てこキャストでも、どうしたものかシングルハンド・ロッドから行うと実に上手く行っている。シングルハンドでは他に課題はあったとしても、事これに限っては前回初の練習時点の時から、ほぼ完璧ではないかと思えてしまう。
  では何故、ダブルハンド・ロッドになると出来ないのだろうか。ロッドが長い?、アクションの差?。
  確かに、使用しているWET用の柔らかいロッドはとても扱い易く、こんな細かな操作も器用も難なくこなし使っていて違和感がないのだが、そんな事をくどくどと詮索しても前進しない。一先ずここはシングルハンド・ロッドから成功の秘訣を学ぶ事にし、今、撮影した映像を何度も何度も繰り返し見入っていると、両者の違いが次第に鮮明になって来た。
          
               <シングルハンド>                       <ダブルハンド>
f0084561_11172720.giff0084561_11174382.gif
       
          
                
  
    
              
       
    
      
  
  一旦、上流側に抜き上げ、下流側にラインを切り返す。ここまでは問題ない。
  次に逆手から前方へラインを二つ折にしながらランニングラインをリリースするという複合動作だが、この辺りから違いが生じて来る。
  前へラインを送り出す。この時、シングルハンド・ロッドでは竿先だけで優しく、そしてチョコンと弾く様に行われ、二つ折にされたラインは細長い半楕円形を形成し、その位置は竿先の下、やや手前寄りにあり、一拍間が空いた後スイープしている。
  しかし、これをダブルハンド・ロッドで行うと、如何にも力任せで雑で描かれた半円も広く、位置は竿先の更に奥で離れ、その着水した形状を確認する一拍の間も無く直ぐ様スイープしている。
  となれば、前方に描かれた半円の差か。と初めは考えたが、後にこれはあまり関係が無いと思われ、着目すべきは、その位置から生じるオーバーハング分の “ 張 り ” 、そして、ここからスイープする “ 間合い ” と最終的に結論付けた。

  ダブルハンド・ロッドでは、この半円の位置が遠い為にオーバーハング分のランニングラインがピンと張り過ぎている事、かつ間合いが無く水面に馴染んでいない内からスイープするとシューティングヘッドをバックキャストの如く後方へと跳ね返し気味となりアンカーの位置も後方へと移動してしまう。
  また、前に送り出した際の “ 間合い ” もペリーポークを始め、抜上式でも重要な要素となっていたのだが、これは二段反転式、反転式でも実は同様であったのかと始めて疑いを持った。
  つまりは “ 張らず ” 、 “ 緩めず ” の適度なテンションを保ちつつ、一呼吸置いてスイープする事ではないのだろうか。
                    
  普段、漠然と何気なくキャストしているだけでは、いざこうした事態に陥った際に苦労してしまう。ここは一つ、きっちんとした法則というかキャスト理論を構築する必要があると感じた。
  ほぼ原因は、この何れか或いは両方であり、他に重要なのは力まない事、これも忘れてはならない。だが、これもまた結構難しい。

  これで次には全て解決と行きたいところなのだが、解っていても出来ない事も多々ある上、一度のキャストでも他に注意しなければならない点が多数ある。中々一筋縄に解決はしないだろう。
  だが、ぼんやりと何となくは解っているつもりだった今回の件が、こうして文章化することによって整理され、一刻も早く試したいのだが、次の練習日まで、空白の期間は少しばかり長過ぎる事だ。
 
[PR]
by hisuycast | 2007-10-15 11:29 |   修   行 ( 両腕 )
 10月13日  仕様変更。
  先日の練習では、シングルハンド・ロッドによる 「 飛 翠 」 用にと改良したラインをキャストした。
  当初は、やや軽いかと思えたラインだったが、今回キャストした印象では寧ろ少し重いかとも思え今後は全長をやや詰め、更に短い方向がいいのかと迷うところだ。
  ところが、この重めのラインではスペイキャストが行い易く、課題である左のダブルスペイが格段の向上が見られ、ホールする間合いも噛み合い始めると飛距離では劣ると言われるダブルスペイでも結構飛ばせる事が解った。
  そして、やはりシングルハンドではホールによってシュートの勢いが全く違うのを実感させられるが、これが上手く決まると実に気持ちがいい。今迄出来ない事が出来る様になる。これはもう快感としか言いようが無く、この上ない喜びでもある。
  但し、少しでも気を抜くとスイープさせる位置が高くなるという悪癖が出てしまい、油断が出来ない状況であり無意識で行えるまで暫しの練習が必要だ。

  次に 「 飛 翠 」 でのキャスト。右から抜上式、二段反転式と数回試していると次第に慣れたのか、前回1.3mとしたオーバーハングに不満が涌いて来た。
  確かに短めの1.3mはキャストが容易なのだが、どうもシュートした瞬間、ロッドにずしりと伝わって来ない。負荷が今一つ掛からないのだ。どうも 「 弓矢の理論 」 を最大限に発揮するにはオーバーハングが短いらしく、徐々に延ばして行くと最終的には2m程にする事が出来き、この事によって飛距離が延びたのだが、キャストの難易度は上がり、動作に狂いが生じている右のキャストではテーリングが発生する。
  更にまた、ロッドを左手に持ち変え反転式を試みるとオーバーハングが2mはおろか1mでも全くキャストが出来ない。ダブルスペイから発想を得た反転式ではあったが、殆ど応用が効かない上、実に不器用極まりない。
f0084561_11243897.jpg

  こうして、シングルハンド・ロッドによる 「 飛 翠 」 のオーバーハングは早くも仕様変更となったが、ここから思う事は、やはり本来のオーバーハングは3mが適しているのだろうかと感じてしまう。
  しかし、これを両腕で操るダブルハンド・ロッドならば出来ても、片腕だけで操作するシングルハンド・ロッドで同様な事が出来るのかという疑問も湧く。
  課題や疑問が次々と現れ、楽しみと同時に悩みをも感じた時だった。
 
[PR]
by hisuycast | 2007-10-13 11:26 |   修   行 ( 片腕 )
 10月10日  後半荷重。
  新たなる試みは輪廻の如く、又新たな試みを生む。 
  かくして変人は、本来歩むべき道を進む。(笑)               
                                                                           
  シングルハンド・ロッドによる 「 飛 翠 」 から、今回はシューティングヘッドも改める事にした。
  考え方としては、以前記した如く テーパーは前側のみとし、更には 「 弓矢の理論 」 を最大限に発揮する “ 後半荷重 ” 、シューティングヘッドの重量配分が後側半分に偏った仕様にする事だ。

  これまでラインの改造に使った残り物の切れ端はこんな時に役立つだろうと全て保管してはあったが、殆どがダブルハンド・ロッド用の10番ラインばかりでシングルハンド・ロッドの5番ロッド用に使えそうな物が見当たらない。
  何か無いものだろうかと思案していると、一つだけ使えそうなラインがあった。
  リオ社のミッド・スペイ7/8番。

  今から7~8年前、スペイキャスト、そしてダブルハンド・ロッドの世界に踏み込む運びとなり、その時に購入したラインでランニング部分の前半はヨレヨレになってしまいお蔵入りとなっていたが、幸いにもベリー部はまだ使えそうだ。
  そして、生意気にも先端の4.5mは交換式に改良されており、そこから更に4.5mで切断し重量を計測すると約9g。
  又、前回WF7からシューティングヘッド化したラインも再度、先端から4.5mで切断し重量を計測すると約6gだった。
  この2本を繋ぎ、全長9mで15gのシューティングヘッド、予定より1~2g軽くなってしまったが、シングルハンド・ロッドでは、どうなのか皆目見当がつかない。寧ろ、これで良かったのかも知れない。

f0084561_13364949.jpg



               
[PR]
by hisuycast | 2007-10-10 13:47 |   改   造