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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
by hisuycast
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<   2007年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧
 5月30日  現場比較、其の弐 「表裏一体。」
  前回から続き、同じくKⅡ16ftにRIO社のスカジット・シューティングヘッド・750grを4.5mに切断し同じく4.5mのシンクテイップを接続してキャストした。
  これは以前にLT-speyの14ftではキャストしていたがこのロッドでは試していなかった。
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  16ftものロッドにたった9mのシューティングヘッド。これは初めてではなかったのだが、当初はラインの短さからアンカーがすっぽ抜けてしまい少々戸惑ってしまう。
  リフトして、ラインを折り畳みながら一時前に置く際、通常よりも長目に一呼吸置き、少し水に馴染ませる感じにした後、スイープするとアンカーがすっぽ抜ける事無く上手くシュート出来た。

  先に付いたシンクテイップ、そして重いフローティング部分、これらを利して 「 ザッ。」 とスイープし、「 ドスン。」 とシュートすると発射ロケットの如く飛び出して行く。
  この様子を見ていると、まるで投げ竿から、鯉の吸い込み仕掛けをドボンと投げ込んでいる様でもあり、何故か笑えてしまい、また不思議な感覚でもある。
  この方法は僅かな感覚さえ掴めば実に簡単にしてお手軽、正にフル・オートマチック感覚と言った具合でもある。

  とこう表現してしまうと 「 あんなのはフライフィッシングでは無い。」 とか 「 あんな太い ( 重い ) ラインでは釣りにならない。」 等と直ぐに陰口を言われてしまいそうでもある。
  確かにラインが太い事 ( 高番手化する事 ) から生ずる不利益も多い。流れでは水流を余計に受け、止水では同じシンクレートでも早く沈んでしまう。
  しかしながら、逆にこれらを逆手に取った使用法も考えられ、太くとも短いラインを選ぶか、細く長いラインで釣りをするか、これらは何れにせよ常に長所短所が付き纏う。
  そして、いずれを選択するか、或いは何処で折り合い付けて均衡を計るかの差でもあり、飽く迄も根本は同じで、これらは使い方でも変わる。
  よって、どちらが一方的に優れているとは言えず、これは正に、表裏一体でもあるのだと思う。
  また、この短いライン。腰まで深く立ち込んでキャストする際には、実に重宝しそうで、密かに気に入ってしまった気がする。(笑)
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  次はLT-speyの14ftにフーバークリアインターミデエィト。こいつを一投して驚いた。
  それはこのキャスト特有で見られる極細ループが更に細いループとなり、まるで鋭いサーベルの様な弾道ですっ飛んで行ったが、この表現は大袈裟だったかな。(笑)
  しかし、それでもやはりラインの重量が少し軽いらしく、飛距離的には今一つと言った感がある。
  となれば、これを適正な重量にすれば ・ ・ ・ 。等と考えると今からワクワクし、これと同時にこのフーバークリアインターミデエィトは、取り敢えずキャストする上では非常にいいラインであると感じられた。

  そして、先日購入し返品になった一つは在庫状況もあり、このフーバークリアインターミデエィトの11/12に決定していたが、これが手元へ届くのは何時なのか。
   
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by hisuycast | 2007-05-30 13:20 |   修   行 ( 両腕 )
 5月28日  現場比較、其の壱 「 重 量 という迷宮 。」
  先日の本流ではラインとロッドのテストを兼ね色々な組み合わせを試していた。
  先ずは先日に疑心が湧いたKⅡ16ftとガイドラインF/S3改。今回は左岸となり、利き腕の右からじっくりと検証出来る。
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  早速、右の 抜上式 からシュートすると一投目で異変に気が付いた。 「 あれ!? 」
  一体どうしたのか、以前のスカンジナビアンSTヘッドより、たったの1g程度軽いだけなのにどうしたものか、全くロクなキャストにならず、あれだけ練習したのも係わらず一年前に戻ってしまったのかと一瞬悩んでしまう。
  そんな筈は無い。何処かキャストが狂っているのだろうと各動作を見直しながらも何度繰り返しキャストしてもやはり以前の様なシュートが出来ない。

  こうして最終的な結論としてはやはり自分にはラインが軽いのだと結論付けられ、以前に 反転式 からキャストでは軽いとは感じられなかった事から、どうやら反転式というキャストはシュート時の印象だけでは無く、やはりオーバーヘッド・キャストに近いのだという新たな発見でもあった。
  そして更に、オーバーヘッド・キャストと同等のライン重量で50mもの飛距離を生み出すという、昨今の ” シューティング・スペイ ” と呼ばれるキャストは、どうもこの辺りに何らかの秘訣が隠されているのでは無いかと感じ、今後へ向けての糸口を得た様な気もしていた。

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  たったの1g、それでも計測器上での小数点以下の取り扱いや測定時の誤差を考慮すると最大で2g程度になる可能性はあるが、この程度でこんなにも変わってしまうとは驚いた。
  この要因は、まだまだ技術が劣っている事が大きいのだと思うのだが、これと同時にやはりラインのテーパー設計というか重量配分も大いに影響している気がしてならない。
  なぜなら、この次に使用した同じくガイドラインのフーバークリアインターミデエィト。これは比重の差もあるが、更に1g軽い。これを同じKⅡ16ftでキャストするとやはり重量不足は感じるものの先ず先ずのシュートが出来き、全く違う印象になる。
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  また、このライン、F/S3改のテイップを軽いものに交換し同じくKⅡの14ftでキャストしたが、今度は少々ラインが重い印象は残るものの中々のシュートが出来た。
  実は以前にも、このKⅡ16ftで使用していたスカンジナビアンSTヘッドを同じくKⅡの14ftでキャストした事があったのだが、この時は先端の4.5mを12番程度のテイップから7番程度の軽いテイップに交換したにも係わらず、シュートした途端にロッドの先端部分に凄い衝撃が伝わり、如何にもロッドへの負担が大きくロッドテイップが折れそうな感触であった為、以後二度と試す事は無かったのだが、今回ではこういった印象は無く、この組み合わせでも充分使えそうな気がしていた。
  
  たったの1gでこれだけで差。これは所有する他のロッドでは感じられない。
  ラインの重量配分の他に、やはりロッドのアクションからも齎されるものだろうか ・ ・ ・ 。
  
                                                  つづく。
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by hisuycast | 2007-05-28 13:36 |   修   行 ( 両腕 )
 5月26日  薄暮の虚空。
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  午前五時三十分、こんなに早くいつもの本流とやって来たのは今年になって初めてだった。
  この所、朝の気温は低かったが、この日の朝は気温も高目で18℃程になって夏の訪れるのがもう間近と迫っているのを感じさせる。
  いつも人気の対岸はざっと見ただけでも12~13人程は居るが、こちら左岸では餌釣り師が一人のみ、伸び伸びと釣りが出来る。

 水温も一週間で随分と上昇し、この時間にも係わらず既に17℃もある。その為か浅瀬にはまるで鮭の産卵の様にニゴイらしき魚が群がり水飛沫が上がっている箇所がある。こんなにも魚の気配があるこの場所は初めて見た気がする。
 今回は真っ先に沈黙の核心部に入り、念の為浅い手前から探って行くと早速アイツが釣れて来たが、暫く何も釣れていないと正直ちょっと嬉しくもある。(笑)

     ======⇒ 続き、見る?。
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by hisuycast | 2007-05-26 11:29 |   釣   記
 5月23日  移り行く疑心。
  先日の本流では、ガイドライン社のパワーテーパーをシンクティップ・ライン化し、使用していた。
  午前中ではKⅡ16ft。本来このロッドはオーバーヘッドからのシューティングヘッド専用に設計され、指定ラインの目安は#12タイプⅡ・12mである事からフルラインに換算するとすれば10/11相当であると解釈している。右岸からではあったのだが、当初は下流からの風も弱かったので右から反転式でキャストした。
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  これは予想通り何の違和感も無く、気持ち良くキャスト出来たが、数時間もすると下流からの風が強まり、止む無く左からの抜上式でキャストさせられる羽目になる。
  このロッドで左の抜上式、凡そ半年振りのキャストでもあり、当時では全く飛ばせなかったが、この時は幾分良くなった気がしていた。
  また、この時感じたのがロッドの長さ。これは右では気にならないのだが、何故か左からとなるとこの長さに戸惑い、暫しの間アンカー位置やラインの折り畳み方具合が分らなくなり、キャストを続けながら微修正を重ねるにつれ、最終的に気が付いたのはラインを折り畳みながら前に送り出す時は思った以上に前だったのだと改めて気が付いた。
  どうもこれらは単純に利き腕の違いでは無く、視力や視界から来る感覚等からも右利き、左利きの誤差があるのではないかと始めて感じた、いや気付いたと言うのが正しいのかも知れない。
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  やがて更に風の強まった午後では、ラインはそのままでLT-speyの14ftに切り替える。
  実は9番指定のこのロッド。恐ろしく強力な事から10/11相当のラインを使用しており、今回のラインは以前に使用していたスカンジナビアンSTヘッド10/11より、僅か1g程度軽いだけなのだが、左からの抜上式ではどうもラインが軽いと感じてしまった。これは単なる気のせいなのか。

  これもまた、右からのキャストとは印象が違う可能性もあるが、どうも以前よりロッドにズバッとした感触が劣っている気がし、飛距離も以前より落ちている気がしてならなった。
  要するにこのラインは、同じ10/11相当だと思っていたKⅡ16ftからとは正反対の印象になってしまい、これと同時に、このロッドは仮に10/11相当だとしても、少し重いラインが適しているのだろうかいう疑問が生じてしまった。
  この疑問は嘗て、KⅡ16ftに対して抱いていたものだったが、この疑念がLT-speyの14ftに移り変わってしまったが、疑心が確信に変わるまでは様子を伺うとしよう。(笑)
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        それにしても、キャスティング、ライン ・ ・ ・ 。
        そして、釣りそのもの。
        まだまだ解らない事が実に多い。

  
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by hisuycast | 2007-05-23 11:02 |   修   行 ( 両腕 )
 5月20日  明日の見えない本流。
  またここへとやって来た。
  いつも沈黙を守り、何をやっても一切の返事も返っては来ない、全くの情け容赦も無い本流。
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  今回は朝早く、取水されていないやや上流にやって来たが結果は同じ。魚の気配すら無い。
  本流の白い妖精、コアジサシが空を舞い、オオヨシキリやセッカが高らかに縄張りを歌い上げている。
  こんなにいい季節、上流ならば渓魚達が迎えてくれる季節となっている。
  それなのに、こんな釣れもしない事をしている。
  夏は直ぐそこまで来ている。全く釣れない真夏が迫っている。
  果たしてこれでいいのだろうか。

  だが、奴は居る。必ず居る。絶対にここを通過している。
  しかし、それをどうやって釣る。一体どうすれば釣る事が出来るのか、
  その答えは未だ解らない。
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  そしてまた、明日の見えない本流へ向う。
  ただ悪足掻きを続ける為に ・ ・ ・ 。
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by hisuycast | 2007-05-20 12:01 |   釣   記
 5月17日  新商品到着。( 改造編 )
  ガイドライン社のパワーテーパー 例の如く、改造に着手。
  とは言え、元々改造(切断)して使用するラインでもあるらしい。(笑)
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 “ F/S3 ” の 11/12。先ずはタイプⅢの先端部分を切断する。長さは約2.46mしかないのだが、重量は約10gもあった。中間のインターミディエイト部分は約2.43mで、これは切断せずに残すので大凡の重量しか計測出来ないが大体12g程?と思われる。
  またも余談となるが、この部分の長さはスカンジナビアンSTヘッド然り、商品によって相当の誤差があると思われる。
  こうして、このままフローティング部分を3.1m付近で切断し、5.5mの本体部分が完成。重量は約26gで紛失したスカンジナビアンSTヘッドの10/11より1g程軽くなった。
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  補足として、残りの後端部分。長さは凡そ5.15m、重量は約23gしかない。全長が13.5mであれば残りの長さも5.5m有り、かつ後端の径が太くなっているのであれば26gよりはずっと重くなる筈で、これが前回に記した後端が太く重い設定という疑問点の一大根拠ともなっている。


  お次は “ フーバー/クリアーインターミディエイト ”の10/11 。
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  毎度、チェンジテイップ化する為、先端の4.5mを切断して計測すると約12gで#12~13のシューティングヘッドと同程度かと思われる。
  残りの本体部分は目視しただけで径の太さが違っているのが確認出来る。よって軽くしたい場合は後端を切断し、本来の重量を活かすのであれば本体部分の先から切断する。
  今回は後記に該当するので、後端から5.5mで切断した。重量は約25gで “ F/S3 ” より1g軽くなったが一応フルシンク・ラインでもあり、充分許容範囲にある。
  因みにこちら、余りの中間部分。重量は約11gで長さは約2.95mだった。そうなると全長で13mとなり、設定より50cm程短い事になるのだが、これ、如何に ・ ・ ・ ??。(笑)
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  と、まぁ、さては兎も角、何だかんだ言いつつも、紛失したスカンジナビアンSTヘッドが復活し、インターミディエイト・ボデイのチェンジテイップ・ラインも追加された。
  今後、使う事が楽しみだ。
            
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by hisuycast | 2007-05-17 15:07 |   改   造
 5月16日  新商品到着。( 検証編 )
  注文していた ガイドライン社のパワーテーパー が届いた。
  真っ先に感じるのは箱が小さい事だが、更に気付いたのは、確かスウェーデンのメーカーだったのに何故か 「 Made in USA 」 と記載されている事。後に聞いた話では実際に製造しているのはS社やR社らしい。
  そして中を開けると一種独特のスプールに巻かれたラインがあった。
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  早速細部の確認をしているとカタログに記載された内容との違いに気が付いた。
  “ Stream Dip ” というこの商品。カタログでは13.5mと記載され、ラインの中間にはインターミディエイト部分の設定がある筈だが、外箱には12.5mと表示され重量も軽く、ある筈のインターミディエイト部分は実物には見当たらない。
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  次に “ F/S3 ” というライン。カタログでは青色だが、実物では緑色となっており、4.5mと聞いていたテイップ部分は実際2.4m程度しか無かった。
  何と困った商品である。色が違う程度ならまだしも、長さ・仕様等がここまで違っては全く話になら無い。日本側の輸入販売を総括する会社は一体何をやっているのだろうか。
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  一先ず “ Stream Dip ” これは当てにしていた中間のインターミディエイト部分が無いので返品する事にしたが、“ F/S3 ” は先端部分、後端部分を切断する予定だったのでこのまま使用する事にした。

  三つ目に “ フーバー/クリアーインターミディエイト ” 、全長はしっかりと計測していないのだが、これはほぼ仕様通りの設計になっていると思われた。
  但し、色はクリアーというよりは、殆ど “ 青 ” で表面には透明な皮膜が施されているだけなので、この言葉には騙された感はあるが、 ライン各部の径を大凡計測してもカタログ通りのテーパーデザインになっている感じがした。
  因みに “ F/S3 ” でも、このテーパーデザインついては疑わしかったが、実はこれ、スカンジナビアンSTヘッドでも同様の疑問があった事から製造元はR社か?等と考えてしまう。
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                                                次回、改造編へ続く。
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by hisuycast | 2007-05-16 13:54 |   仕   掛
 5月14日  聖地巡礼、其の弐。
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  時刻は正午少し前、日差しも強くなると7℃だった外気温は10℃に達し寒さも一段落した感がある。対岸の風裏に向う決心をし、車止めの駐車場で早めの昼食を取っていると、午前中の釣りを終えその場所から徒歩で戻って来たと思われる釣り人がいる。早速、風裏になる箇所までの所要時間を尋ねると以外にも30分もあれば行くとの返答だった。
  「 何だ、その程度か。」 それが分っていれば、・ ・ ・ と今更後悔しても仕方が無い。
  直ぐに準備に取り掛かるが、問題は使用するロッド、そしてライン。意頭の中で持ち込んだ道具の有りとあらゆる組み合わせが錯綜する。本来はKⅡ14ftでブン投げたかったが、実はある筈だった13番タイプⅠが無かった。いつしか改造用に使ってしまっていたらしい。(笑)
  ここはARCの14ftを選択し、ライン12番のタイプⅠを容易した。この組み合わせでもキャストした記憶が無く、全くのぶっつけ本番だったが、こちら側ならば風や左のキャストも考慮せず、右から好きな様に投げられる筈だ。 「 あれだけ練習した。その上、右からなら何とかなる。もっと自信を持て。 」 と自らに奮起を促し、コンクリート舗装の遊歩道をトボトボと歩き出した。
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  ここでは眩い新緑の季節には少し早い様だが、こんな山奥の遊歩道を散策するのも悪くは無い。本流では聞く事の無いミササザイやエナガの鳴き声を耳にするのも何年振りだろうか。途中幾人ものハイカーと挨拶を交わす。別に釣りでなくとも充分に楽しめる。実にいい所だ。

  山側に入った散策路、暫くすると湖側に戻り、見通しの良い場所に出る。この辺りになると風も次第に衰退し、一面ゴツゴツとした花崗岩に覆われ、般若の形相だった湖岸もここでは一変し小さな丸い石や砂が敷き詰められ、女神が微笑んでいるかの如く穏やかな表情を見せる。
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  更に奥地へと進み、いよいよ目的地が近づく。やがて小さな入江の中に入り込むと完全な風裏になったが、目星しき場所には既に先行者が陣取っている。 「 まぁ、いいさ。」 と僅かな後方空間しか無い崖下に向うと再度湖岸は鬼の形相に豹変する。

  やっと釣りが出来るのだが、流石にこんな場所では沖に向って垂直なキャストは出来ず、岸から45度付近に向って投げるだけで狙いを岸際に定めた。
  また、この辺りでは岸から恐ろしい程急激に深いらしく、タイプⅠのラインでは着水から一分待っても全く根が掛かる様子は無かった。これらの事象も本流釣りからでは想像を遥かに超える。

  「 これでは手返しが悪すぎる。やはりタイプⅡ或いはタイプⅢ迄も持って来るべきだった。」 この辺りにも知識不足というべきか経験不足を露呈している。 “ 投げ易さ ” ばかりに気を取れられ “ 釣りのし易さ ” そして “ 手返し ” までは考えていなかったのだ。
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  元々気が短い。深く沈ませる事には見切りを付けるのだが、回遊層は一体どの程度なのだろう。そしてどんな毛鉤を用いて、どんな引き方が有効なのだろう。こんな事を考え始めると何もかもに疑心暗鬼を生じる。

  毛鉤を片端から取替え引き換えして様子を伺っている内に、主に本流の上流域で良く使う地味な10番のウェットフライに辿り着く。これをゆっくりと大きく手繰っていると小さな魚が掛かった。上がって来た魚はヒメマスなのかホンマスなのか判別が出来なかった。
  やがて夕暮れが近づくと、同じ様な魚がもう一尾掛かったのみで湖への初挑戦は終わったが、こんな美しき風景の元で久し振りに釣りが出来た事には満足していた。
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  しかし、またも厄介な釣りに手を染めてしまい今後、この地を訪れる機会も増えそうだ。
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by hisuycast | 2007-05-14 15:29 |   釣   記
 5月12日  聖地巡礼、其の壱。
  日本列島を駆け抜けた低気圧は太平洋に達すると急速に発達し、関東地方にも猛烈な風を齎す。
  いつもの本流には見切りを付け、風裏となりそうなある山上湖を目指した。
  標高1269m。ここは自然湖としては日本一標高の高い位置にあり、最大水深は163mもある。また、古くは山岳信仰の地でもあり修験者達が熱心に訪れたと言うが、現在では欧米諸国の外交官によって放流された数々の外来鱒がすっかり定着し、関東屈指いや日本有数の “ フライフィッシングの聖地 ” ともなり、自身も何時かはここでこの釣りをして見たいという願望を抱いていた。
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  ここ訪れるのは20年ぶり、釣り目的となると凡そ30年ぶりにまで遡るのだが、以外にも道路整備が進んだ程度で良くある一大リゾート地の様な雰囲気はあまり感じられず当時の感傷に浸っていた。
  ところが、ここでも風は強く、下界と全く変わらない10mの暴風が吹き荒れ、7℃の外気温では体感温度として氷点下となる。そして僅かでも二荒山の風裏になると想定していたが、考えは甘かった。あまりにもこの地を知らな過ぎる。未だ桜咲くここでは春と冬が表裏一体にある。
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  ここは有名な観光地でもあるが、そんな地に見られる湖を車で一周する道路は無い。何やら同じ箇所を行き来きしながら釣り可能な場所を探し周り、微かに風裏となりそうな一箇所の窪地に入り込もうと道路脇の小さな空き地に車を留める。周囲に生い茂る岳樺や熊笹、そしてアカゲラやヒガラの鳴き声は標高の高さが伺い知れ、昔の人々より言い伝えられる山神の気配を感じ、崇高な気持ちになる。
  そして水辺に降り立つと幼少の頃にここで釣りをした微かな記憶がまた蘇って来る。大きく尖った石がゴロゴロと足元に転がっている。 「 そうか、そういえばここは足場が悪かった。 」 普段河ばかりに行っているとこんな事が新鮮に感じられる。こういった石は流れを伴う本流では有り得ない。
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  こんな他愛も無い事には満足感があったが、釣りとなるとそうは行かない。風は右から吹きテイリングやアンカー切れが続発する。何とか風と格闘しながら左のキャストで釣りを開始したが、1時間も経過しない内に憎らしい風はその向きをやや西へと変え、斜め正面から水飛沫と共に吹き付けた。左でもキャストが容易な事で選択した12.6ftの6番ロッドでは到底太刀打ち出来ない。せめてLT-speyに合うラインがあれば ・ ・ ・ 。いや、それでもこの風に立ち向かう事は不可能だっただろう。
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  「 クソッ、やはりあそこに行くしか方法が無いか。」 遥か対岸に見える湾の中は波も無く穏やかになっている。しかし、車止めから一時間とか2時間歩く等という話を耳にしていたが、この方法で湖の釣りは略初めて、更に止水での 「 飛 翠 」 、これも練習程度の経験しか無い。これらを考えるとロッドやラインのバランスを把握しておらず、万一、一時間も歩いて行った場所で持ち合わせた道具ではキャスト出来ないといった事態に陥ると ・ ・ ・ 。
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  こんな不安が払拭出来ず、この行為は避けたかった。

                                              つづく。
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by hisuycast | 2007-05-12 16:39 |   釣   記
 5月9日  蘇 り。

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  ガイドライン社というメーカーより “ パワーテーパー ” というシューティングヘッドが半年程前から販売され、雑誌等にも広告が掲載されていたと言うが、恥ずかしながら全く知らなかった。(笑)
  しかしこのライン、カタログの後端につれて太くなるテーパー図を見て真っ先に感じた事、それは廃止になったスカンジナビアンSTヘッド( チェンジティップ ) が蘇ったと感じた。
  早速、何本か注文をしたが、残念ながら商品が到着するのは来週になるか。

  そこで ・ ・ ・ 、
      既にご存知だとは思いますが ・ ・ ・ 、
                         ネタが無いので ・ ・ ・ 、

              この “ パワーテーパー ” をご紹介する事に致しました。(笑)




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先ずはこれ、デュアルフローティング。
20%も細くなっているというには驚き。
後に、練習や撮影用に購入して見たい一本。








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次は、フローティングにタイプⅠ。
取り敢えず、用は無さそう。(笑)









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この二本、先端を切断しチェンジテイップ化すれば正にスカンジナビアンSTヘッドのバーサテイップその物。
 2種類注文した。(笑)





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シンク1/シンク2。始めは意味が分らなかった。確認したところ、先端がタイプⅠで残りがタイプⅡという設定らしい。
 これも欲しかったが、入荷が何時になるか不明との事。






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この二本もいい。将来的には購入したい一本で先端は交換式にしたい。


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これは雪代がガンガン流れる本流用か?。








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S1/S2の代わりにこれを注文。
透明度の高い山上湖等に最適かも知れない。







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初めの一本ならこれのインターミディトボディか?。
因みに交換ティップは2種類のシンクレートになっているらしい。
凄い、二段テイップ!!。
この種類が市場に一番多く出回っている?。














  しかし、フライフィッシングの世界も凄い。これで今迄欲しいと思っていたラインが出揃った。
  そして、最終的に使用して見ないと分らないが、これらに手を加える事で当分の間は不満はないのではないかと思う。 
 
 
 
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by hisuycast | 2007-05-10 16:52 |   仕   掛