この季節ともなるとも毎年毎年誰しもが、恒例行事の行う一つにタイイングがあるだろう。
ところがチューブフライを多用する変人にとっては、タイイングを施す “ チューブ ” から作らなければならない。
それも寄りによって手間の掛かるアルミニュウムと銅を組み合わせたハイブリッド・チューブだが、これも、プラスチック製のパイプに板オモリでも巻き付けた方が遥かに簡単で本来の目的とするフライの “ 動き ” や “ 姿勢 ” もこちらの方が効果的ではあるだろう。
しかしながら、冷たく、そして鈍く光る輝きにはプラスチックや鉛には感じられない一種独特の味わいがある。
そしてふとした夜、これを切断しヤスリで成型していると何処かの映画で見た改造弾でも造り上げている場面を彷彿とさせる。これは図太い流れに撃ち込む “ 本流の銃弾 ” 。
と、こんな記述をしているのは要するにネタが無いのである。(笑)
今回作っていたのは、全長30ミリと35ミリのチューブで銅の部分は5ミリと10ミリに設定した。果たしてこれでどの程度の効果が得られるのかは解らないが、掌に乗せて軽く跳ね上げて見ると明らかに “ 頭 ” の方が重く、クネクネとした動きを少しでも演出してくれるのではないだろうか。
後は、この本流の銃弾に、一体どういった飾り付けを加えるかが問題だが、これもネタ切れ。(笑)