そろそろ今年の釣りに向けて、シンクティップを調達して来たが、これにはリーダーを接続するループが無いので自分で取り付ける必要がある。
これには 「 ブレイデット・ループ 」 等と呼ばれる物を使用するのが一般的で自身もこれを使っているのだが、本流でウェットフライの釣り等を始める様になると、数々のシンクティップラインやらシューティングヘッド等が増えるので、この「 ブレイデット・ループ 」 の完成品を一々購入していると少々高額なので馬鹿に出来ない。
よって、この 「 ブレイデット・ループ 」 を自作している方が殆どだと思うのだが、前々から友人がその自作と接続方法が解らないと言っていたのを思い出し、ネタもないので今回はこれを紹介致します。(笑)
先ずは、「 ブレイデット・リーダー 」 等という編み糸を用意する。
ここではタイプ6・8のラインなので細い35LBを使用した。
15cm程に切断したブレイデット・リーダーを解れ止め防止の為、ライターで焙る。この時、スレッダーで引っ掛ける方だけは炙った瞬間に指で摘んで尖らせる。
ブレイデット・リーダーのループの大きさ等を決め、そこにニードル等で網目を広げてスレッダーを差し込み、2~3cm位貫通させてからブレイデット・リーダーの先端をほんの少しだけ引っ掛けて中通しで引き出すが、これが細いブレイデット・リーダーでは慣れないと難しい。
秘訣としては、ブレイデット・リーダーを中通しさせる際に
先端を輪の内側に向けると比較的スムーズに通る。
次に緩み止め,解れ止めを兼ねるパイプを通す。本来は高価なシリコン製がいいだが、ここでは安いビニールパイプを使用している。尚、このビニールパイプもラインの太さによって固定できる丁度いいものを使い分ける。
因みに、パイプで固定せずにスレッドを巻き付けて固定する方法もある。
ラインを反対側から差し込み、ビニールパイプをブレイデット・リーダーの後端まで移動させると完成。
後は念の為、ループを中通しした部分が抜けない様に補強しておく。ここではマニュキュアを塗り付けている。
又、ビニールパイプの部分も段差を埋める為にも接着剤等で埋めておくと完璧かな?。