この所、休日には修行と決め込んでいたが、先日は久しぶりに釣りをする事となった。
そう、数日前から、それ用の毛鉤を準備している通り鱸釣りだが、ルアー釣りの友人達がどういった場所で、どの様な方法で成果を出しているのかが解らないし、果たして暗闇のキャスティングが出来るのか、それもオーバーヘッド・キャストでは無くやはり ” 飛 翠 ” で仕留めて見たい。
おまけにここ暫く、休日の朝はのんびり癖が付いて今一つ気分が乗らない。今回は状況を把握するといった目的を主とし、現地に到着してのは午前五時頃だった。
闇の河原には既に6~7台の車があるが、幸い殆どは鮎釣りの様だ。見覚えのある車の脇に駐車し準備をしていると一人のルアー釣り師が引き上げて来た。
早速話しかけて見ると既に二本捕ったという。この直ぐyou氏に知らされ分ったが、
やはりこの男こそkazu氏 だったのだ。
kazu氏の釣り上げた2尾の鱸をじっくりと眺めていた。良く考えて見れば海産センター等で見た位しか無いのだが、年の為か(笑)然程の感動は無かった。しかしながら、その魚体はやはり見事だった。
その後、見る見るうちに明るく成ると、何と事もあろうにyou氏が魚の着き場をこちらから尋ねない内に惜しげも無く、そして詳細に案内してくれたが今回用意した巨大な鱸毛鉤、果たして上手くキャストする事が出来るだろうか。
14ftのロッドには練習時のまま12mのシューティングヘッドを用意していた。核心部を外した場所から様子見に投げて見る。どうも良くない、直ぐに10mにすると何とか釣り可能になりそうだったのだが、核心部からも何も反応は無かった。
冷めた言い方をすれば予想通り、そんなに簡単には釣れない。一旦、車まで戻り3人で談笑後、この時間では鱸は釣れないというのででハスを狙いに釣りを再開する。自分も練習ついでに小さい目の毛鉤ででキャストするがどうも良くない。どうやら14ftよりも硬くて長い16ftの方が投げ易く感じられる様になっている。まして腰まで立ち込んでいると余計にそう感じられる。
やがてkazu氏が用事があるとの事で引き上げ、暫くすると鮎釣り師が水位が上がって来たと騒いでいる。
ここは一時引き上げた方が良さそうだ。
続 く。