随分と長く続いた雨の練習日も遂に連続記録が途絶えて、暫く振りに鬱陶しい橋の下からも抜け出して晴天下でのキャストは気分的にも良かったとは言え、既に晴れると湿度の高い真夏の気候に近く暑くて堪らないから、雨も満更、悪くないと思ってしまう。(笑)
と言う訳で、大幅に手を加えるつもりだった右のシングル・スペイは蓋を開けて見ると今回も殆ど変ってはおらず、寧ろ悪化の一途を辿っている印象すら受けた為、改良すると言った甘い考えは捨て去り、以降はゼロから再構築する位の気構えで取り組み、次回こそ起死回生の一手を見出してやろうと目論んでもいる何処までも懲りないヤツが居た。(笑)。
そうなれば、左のシングル・スペイに期待が向けられたものの、こちらも朝から不調だったから、やはり僅かとは言え流れの伴う場所からの練習が祟ったか、ドリフトの意識が先走りを起こす以前の状態に近かったとは、前回の練習でフォア側の腕を意識する感覚が身に付いた一方で、映像を見得ると身体の状態には大いに不満があった事から、その改善を画策して取り入れた動きが裏目に出ていた様な印象もあった。
これは、脚への意識にあって、ドリフトの時点で前側へ配置させた脚、左の場合は左脚を突っ張る感覚で力を加える事でリンボーダンスの様に身体は後方へと仰け反って弓を射るかの如くにシュートへと移るとの狙いは、恐らく長いオーバーハングには殊更に有効との考えは今回からの試みでもあって当然ながら不慣れでもある為、スイープを完全に終えていない段階から勇み足を踏んで早々と作動しているとの自覚もあった。
https://youtu.be/TnxDpnE5xqU https://youtu.be/8ehakxQUc58
その反面、一日中、練習していると、右脚の膝をカクン!と曲げた後に左脚の大腿部?に力を込めると言ったランサー・エボリューションのAYC的な?連動が僅か数回ながら狙いと接近した際には、バビュン!と先端までターンするラインの光景も見られ、一定の手応えも掴んだとは言え、こんな時はフォアの腕に対する意識を疎にさせているから、複数の課題を一度で達成させる迄には到底至らず、来週の練習に期待していると、次回は再び雨振りとなりそうだ・・・。