週に3日間も季節風が強く吹き付ける例年に比べると、今年は比較的、風は穏やかな日が多い印象だったにも係わらず、先日の練習日は3月も目前と迫り、ウグイスも盛んに囀る様相とは裏腹に毎度の季節風が強く吹き付ける一日となってしまったが、今回の風は風速10m近く吹き付けるとあって、風の向きとしては安定するかと思いきや、当日に至っては上流、下流と目まぐるしく風向きが入れ変わってしまって良い練習とは行かなかったから、前回の 「 爆風が寧ろ都合が良い 」 なる発言は撤回したい・・・。(笑)
そんな訳で、こうした悪条件も重なった為なのか、今回の朝から不調だった左のシングル・スペイは、そもそもラインを打ち返す時点で失敗する場面が目立ち、ここにも風の影響は多いと言え、幾ら風の向きが変わるとは言っても川筋が大きく湾曲した地形となる左岸側の突端付近に当たって風裏となっている為、上流と下流から吹く強弱の違いに過ぎず、基本的に風は上流と下流の何れからも吹き込んで来るから、この場所でラインを打ち返す際に気泡を多く含んだ先端側のXLTがフワフワと不規則に動いて狙いも外した地点へと着水すると、最悪の場合はアンカー側から巻き込んだ風によって身体やロッドと接触し、これを免れたとしても上流、下流の何れから巻き込む風によって打ち返す地点は逆風になっている状況も多いとなれば、当然ながらラインの先端はクニャ!と曲がった等の着水状態となると、今の力量では長いオーバーハングも災いして既に満足なスイープは果たせず、こんな繰り返しによって業を煮やす等を起こして何時の間にか本来の操作も見失っていると言った図式も完成する。(笑)
斯くして、総体的に判断してしまうと今回は大した進展もなく終わった印象を拭えないものの、一時的には狙った動きに近いスイープの動きに近付いていた場面もあった・・・、こう前向きに解釈しない限り、とても続ない厳しい側面が左右投げにあるとは言っても、自然相手のお魚釣りとは違って練習は嘘を付かないし、また絶対に裏切らないから好きだ!!。