暑さ寒さと丁度良いと思っていた時期も束の間、気が付けばスッカリ寒さを感じさせる季節へと移り変わると、川の水位も衰退を辿る一方となって一週間前から再び減水すると、今回も練習を開始するに当たっては真っ先に必要となった “ 穴掘り ” の作業に時間を浪費し、また水も冷たく前回までと同様に腕を水中へ浸す訳には行かずに作業も難航したが、この後に続くアンカーの着水箇所を拡張させる段階になる頃には、寒さもスッ飛ぶ良い準備運動となっていた。(笑)
と言う訳で、この所は当面の課題となっていた左のシングル・スペイには確かな進歩が見られた裏では、密かに右のシングル・スペイに対しては進化?なのか、或いは退化とも捉えられる一つの異変が起きて、そこに迷いを生じさせていたが、やはり以前に見られた良い時の状態を目指すべきと判断したとの中味とは、リフトからスイープへと切り替わる際の操作にあって3週間程前から妙な違和感を覚えつつも、左のシングル・スペイばかりに気を取れて棚上げされたまま放置してしまった。
こうした影の一旦には、異変を感じた操作ではあっても、一応は正常に機能した事から、これも幾つかのマイナー チェンジを重ねた結果による進化の証し?と前向きに解釈するにせよ、映像で見ると何処か不恰好にも映ると言った程度に過ぎず具体的な違いは自身ですらも不明だが、一つだけ決定的に異なる箇所はリア・グリップに対する意識が薄れており、これ即ち操作に直結し、このリア・グリップに対する意識は、左の操作でも嘗ては散々苦労した突っ張る感覚でもあって、左が右に劣ってしまう背景には半欠損させた右手環指の影響に加え、大胸筋の右側が左側よりも筋力で劣っているとも思えた為、日々の腕立て伏せも弱い左の大胸筋に意識を置いて反復継続させる内でも何時しか改善されると、やはりスイープで最も重要なリア・グリップの操作を利き腕となる右手が担う左のキャストは強ち不利とは言えないと改めて思わせる。
そして、この代償として、今迄は優位に立っていた右のスイープ操作に陰りや綻びが現れ始め、何時しか左右の立場をも逆転させた様な状況もダブルハンドは勿論、シングルハンドでも度々繰り返して来たとあれば、今度は再び右が巻き返しを図ると言った差し手を争う様な攻防によっても左右のキャストが良き好敵手となって切磋琢磨されるとあって、最近は夜な夜な左の動きを参考にしさせた素振りが繰り返す羽目になるとは、つい数か月前では到底考えられない事態も左右投げの醍醐味なのかも知れない・・・。(笑)