当該ブログにて勝手に命名している 「 アジアン・スティールヘッド 」 こと、“ レンギョ ” は“ ハクレン ” と “ コクレン ” の総称で、中国から持ち込まれた魚である事は周知のとおりなのだが、もっと知りたくなり調べていたら、アオウオ釣りで有名な、
茂木 薫氏のHP に辿り着いた。
よってこれから記す事は全てこちらからの抜粋である事を予めお断りしておきます。
又、氏のHP、大変良く研究され、とても面白いのでお時間御座いましたら、ご覧戴く事をお勧め致します。
以下、ほぼ原文。
これらレンギョの他にソウギョやアオウオという中国原産のコイ科の魚類は、四大家魚と呼ばれ、・・・ ( 中略 )。
1941年から1944年までにハクレンとソウギョの稚魚350万匹が中国大陸から運ばれ、国内二十数府県に放流されたが、唯一○○川水系だけで天然繁殖が確認された。(○○川水系には1943年に23600尾を放流といわれる)。このときの構成比はハクレン90%、ソウギョ10%、その際にアオウオ、コクレンが1%に満たない極少数で混じっていたと言われる。
これら中国産の魚では、1989年、県水産試験場での調査ではハクレンが79.49%、ソウギョが20.17%、アオウオが0.28%、コクレンが0.06% で、今でもこれらの生息割合に殆ど変化はないらしい。
ハクレンは全体的に銀色で頭と口が小さく、食性は植物性のプランクトン、これに対し、コクレンは黒っぽい魚体で頭と口が多きく、食性は動物性プランクトンらしいが、茂木氏曰く、植物性と動物性のプランクトンを食べ分ける事が出来るのか疑問に感じているという。
そしてハクレンは釣り針に掛かると
「 秒速10メートル以上の猛烈なスピードでダッシュする。 」 という事から冒頭の別名に至ったのだが、これならば本物のスティールヘッドにも劣らないどころか勝るのではないだろうか?、いやはや、たった1秒で10m?そんな速度で泳げるとは信じがたいのだが、確かにあの躯体は鮪や鰹の様でもある。
最後に、あの大手ハンバーガーチェーン店やお弁当のチェーン店で使用される白身魚の揚げ物はこの魚らしいとの事もこちらに記されている。
事実、こういった事は行われているのは最近よく知られているし、皆さんもこういった低価格での白身魚のフライ、一体何の魚だろうって思った事ありますよね?。
そういえば夕べも、安~い白身魚のフライ食べたなぁ~ 。