大型連休を目前に控えた先日の利根大堰下流は釣り人が増え始め、埼玉側の石碑前辺りに5~6人、その下の “ 岬 ” にもルアー釣りが4~5人が見られ、一方の群馬側には石碑の対面に一人と更に下流の緩流帯にスペイが一人と確認した所で早速準備に取り掛かっている内、遅れてやって来たルアー釣りが何時の間にか一人加わっているから、この釣りは身支度一つ取ってもルアー釣りには到底敵わない・・・。(笑)
斯くして、今回の利根は先週辺りから見られたアジサシが更に増え、ホバリングの後には水面へダイビングして小魚を捉えると言った行動も盛んに見られた事から、稚鮎の遡上も活発化しているとは容易に察しが付いた反面、ふと思えば毎年の恒例となっていた解禁前の稚鮎を密漁するお年寄りの見慣れた姿も今の所は見られない本来の平穏な様子も清々しかったが、一週間前に見られたマルタの産卵は何故か一段落したらしく当日は一度も目撃しない矛盾した一面を持ちながらも、午前中までは毎度の風も穏やかな晴天下から気持ち良く釣りが出来れば、お魚の反応は毎度の如く皆無でも仕方あるまい・・・。(笑)