2月までの寒さが急転し、3月から一気に温かくなり、桜の満開も今逸早く迎えた関東平野部の草木は既に新緑が芽吹き始めると、人間以外の生き物達も何処か嬉しそうに見え、先日の練習日でも対岸の岸際を忙しなく徘徊するイタチの撮影にも等々成功し、川の水にも躊躇なく分け入る様子には幻のニホンカワウソを彷彿とさせ、こうした外見上は何とも愛らしい反面、実は獰猛な肉食性で時としてニワトリまで襲撃する上、更にはスカンクの様に臭い匂いを発する武器まで装備すると言うから非常に厄介なヤツでもある。(笑)
斯くして、昨年度しては最後の練習となった先日も季節の移り変りに伴い風は下流寄りから吹く場面が増え、こうした状況に最も相性が悪いキャスト方法がスネーク・ロールで45度変換としてヘッドを空中へ舞い上げる操作は些細な風でも大きく流されてしまう一方、ヘッドが水面近くを移動するシングル・スペイに関してはスィープの時点に限って有利に作用し、ただ一度、見られた左のキャストも風に流されたヘッドは左打席に立つ打者の内角を抉るかの如く投げ込まれた直球に対し、腰を引かずに踏み込みながらバットの芯で捉える・・・と言った感覚?からなる、まるでカマイタチにでも切り付けられた様?なシュートを打てた瞬間、やはり目指すはコレだ!と感じた表現は毎度の如く大袈裟であった。(笑)
こうなると、以下は以前の繰り返しとなるも、スィープの際にヘッドを引き寄せる軌道を限界までインコースに向けたと考えた場合、必然的にジェラルドが見せるリンボー姿勢になり、これらは腰の微弱回転と足の後退運動に加え、その意思を要すると・・・、ここまで解ったと所で、この練習は一旦、切り上げ、今週から3か月ばかりは暫し釣りの期間に入るのだが、その場所は何時も通り利根川の平野部に限られ、忽ち行き詰る光景は既に見えている・・・。(笑)