前回の内容からオーバーハングの長いキャストに必要不可欠となる “ 側面軌道 ” の動きが事、スネーク・ロールになると何故か機能していない原因を考えると、その特異性が真っ先に挙げられ、他のキャスト方法は正面や横からと言った違いはあるにせよ、結局は全てキャスターの前からスィープを開始する。
これに対し、スネーク・ロールに至ってはロッド、及びラインがアンカー側の横へ位置した状態からスィープを開始する唯一の方法である為、身体を横へ捻るアンダーハンド・キャストで言うボディ・ターンの動きが不足する傾向にある上、更に角度変換させる向きもアンカー位置とは逆の方角へ該当する為、ラインを飛ばすに当たってはシングル・スペイの様な反復運動には至らないと言った面がある一方、スネーク・ロールには反復運動がない分を補うには必要十分な能力を秘めている動きがラインを空中で一回転させる操作に他ならないから、最終的には技術面をも含んだ “ 慣れの問題 ” と言った所に落ち着く事となるだろう・・・。(笑)
斯くして、自身のスネーク・ロールには世に言う ボディ・ターン の不備から端を発しているとして、夜な夜な腰をフリ!フリ!させる素振りとなっている・・・。(笑)