先日の14ftを使ったキャストの撮影は失敗だったとは言え、今回、新たに遠方の高台へカメラを配置した位置からの角度は自身としても初めて見る映像だった上、狙い通りに背景の木陰等によってラインが展開して行く様子も鮮明に映し出していたが、この映像を編集するに際して属性変換、PCへの書き出し等の内でも、特にインターネット上へアップ・ロードする工程でその画質は著しく低下してしまう為、幾らハイビジョンとは言え安物では限界があったらしい・・・。(笑)
こうして、前々から反転式と言うトリッキーで訳の解らないキャスト方法が見る側に対し、一体何処まで伝わっているのかと言った疑心も少なからず解消され、この映像から恐らくはペリーポークとジャンプ・ロールのハイブリッド型であるとの説明も一理あるとはご納得頂けると思える一方で、この最後のキャスト場面ではバックハンドからヘッドを2つ折りに配置させる操作に少々失敗し、一見するとアンカーが抜けていると見えてしまい些か度が過ぎる面はあっても、その理想が実はここに秘められており、暫くの間、反転式が最もシュート威力に優れたキャストとの勘違いを生む原因にも繋がっていた。
これらも以前に何度か紹介している通り、スィープからシュートに移るタイミングはアンカー抜けを引き起こす寸前が最も効果があるが、このタイミングを生む状態とはアンカーが着水する前にシュートを開始する手法として何年も前に “ 予測するアンカー ” 等としてMr.イアン・ゴードンが提唱していたと知るも、この当時は要するに “ アンカーの先回り ” や “ シュートの見切り発車 ” との個人的な解釈から、今では “ アンカーの迎え撃ち ” への変遷を辿り、この場合、アンカーは待つのではなくヘッドの先端が水面へ着水する以前から逸早くシュートへと積極的に仕向けた操作自体によって達成させると同時に、これは更にヘッドの先端寄りを加速させる作用が助長される事から、通常の方法よりも早い速度から一層強いアンカーとして着水すると言った図式を勝手に生み出す要素を反転式が僅かながら余分に含んでいたに過ぎなかった為、これらと同じ状況さえ演出すれば、抜上式でもジャンプ・ロールでもシュートの威力は全く同じだったと気付いたのは・・・、何を隠そう!比較的最近だった。(笑)
その中身の学問的な原理・現象としては未だに説明付けられないが、知ってしまえば何処となく理解は出来てしまい、上の画像では明らかにシュートの体勢に入っているにも係わらずヘッドは未だアンカーとして着水には至っておらず、ここからシュートをアンカーとして着水する前の開始によってDループの下面は依然として後方へ移動を続けている反面、この凡そ上半分は既に前方へ飛び出そうとする力が加わっていると言う一見すると、ヘッドの乱れを生むと思える状態ではあっても、この矛盾は回転するキャタピラーに対し二重の駆動力を与えた格好となり、空中でターンを始めたヘッドが最後に今一度ターンを起こして延びる光景もここから生み出される・・・と言う訳で、一部の方にとっては全く以って非常に迷惑な “ 暴露ネタ ” だった場合は・・・ ド~モ、スミマセン!!。(笑)