現在、指は縫合箇所が一定の治癒を待っている状況で砕け散った中節骨の部分には一本の細い針金によって仮止めされている不安定な状態に過ぎず、医師からも再手術までの間は絶対に安静にせよとの事で左腕によるシングルハンド・ロッドのキャストであれば問題とは思えても、フォウルの動作によって激痛が走ってしまい結局は何も出来ず、無論、日常生活に於いても何かと不便極まりないのは言うまでもないのだが、これまで何気なく使っていた身近な道具や機器等の殆どが事実上の右利き仕様に設計されていたとも常々実感した一方で、ここからも発見があり、髪なんぞは2~3日洗えない程度であれば意外と気にならないと悟り、今後は冬場に洗う際の目安になる可能性がある。(笑)
こうして、事故から3日目以降からは添え木の扱いとされてしまっていた小指と中指が予想よりも早く解放されて気付いた現象として、薬指だけが固定されたのみで、中指、小指までもの第一関節、第二関節が完全に曲がらず、これらについて調べている内、どうやら拇指を除く4本の指は曲げる動きを司る屈筋が最終的に一本に合流し、この中でも特に小指、薬指、中指の3本は、各自が単独では強く巻き付いて握る動きを阻害させているらしいと知り、これはロッドを強く握りグリップを安定させる状態とも大きく懸け離れてしまい、強固な指の握りを達成させる選択肢として薬指を残す場合には、第一関節 ( DIP関節 ) を曲げる “ 深指屈筋 ” と第二関節 ( RIP関節 ) を曲げる “ 浅指屈筋 ” と呼ばれる筋肉は切断する必要があると思えるも、こうした手術についての是非すら一切解らない。
ここから、曲がらない指が一体どの程度の役立てるのか等を検証すると、こうした曲がらない指が一本残したが故に更なる弊害が生じるのではないかとも考えられ、その一例としては既に自動車を運転する場面ではステアリングに大きな舵角を与える際では足やウインカーレバー等と頻繁に接触させてしまい、これは包帯による膨らみと長さも延長させてしまっている面があっても、これらの傾向は少なからず決定的に残り、更には突き指等の怪我も再び誘発させるばかりか、ステアリングの操作自体も誤ると他人をも巻き込む恐れすら残る上、曲がらない指では結局、箸すらも満足に扱えないのではないかと思えると、今現在、箸の扱い方法も検討中だが、以下に続く 6の字状に縫合された傷口は新人の看護婦さんより 「 グロい~! 」 とのお墨付きを戴いており、心臓の悪い方などは絶対に見ないでね!。(笑)
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