昨年の7月中旬を境にして始まった長きに渡る修業の日々にも漸く一区切り付け、次回の撮影如何に係わらず来週以降よりの釣り開始を目論み、今季から新たな加える小細工の対象にはチューブ・フライにもあり、これまで本体にも市販品を用いない事から、その材質に関しプラスティック製では入手先さえも見出せてはいなかったが、数か月前にラジコンやプラモデルでは超有名なタミヤ社より、
直径3ミリのプラスティック・パイプ が販売されていたと突き止め、つい最近になって等々手に入れ早速、手を加えた。
手始めとして、プラスティック単体の場合では、内部へ挿入するビニール管は不要とも思えたものの、敢えて今回、加えた理由には切断面の補強に剛性や比重値の向上と、2つ目としては内部へビニール管を差し込む事によって本体部分との間には空間が生まれ、この前後を確実に密封出来れば一層高い浮力をも持つ空気層を得たチューブ・フライが誕生し、その利用策として水面上へポッカリ!と浮かべる以外、更に無理やり沈めた場合は一体どんな生命体が演出されるかが楽しみだが、空気層の密封対策に疑問が残り、以下の映像でも一部は敢え無く沈んでしまった。(笑)
そして、元々、チューブ・フライに求めた点には巨大な流れの中でも際立つ存在感と、もう一つには逸早く沈める点に狙いがあったものの、何時しか比重の高い材質の単体にタイイングを施す機会は減り、流れの中で揺れ動く演出にも適すと考えたアルミと銅を組み合わせたハイブリッドのチューブが主体へと移り変わると、やがてはアルミよりも更に軽く、また浮力をも持ち得たプラスティクとの組み合わせにも興味を持ちつつ、常に事欠いていた入手の念願が叶った。
斯くして完成した銅とプラスティックをも組み合わせたパイプだった一方、これを水槽へ沈めた様子は想像とは些か期待外れだった事から、次にはアルミとプラスティックを組み合わせ、再び水槽へ落として様子を伺うと、今度は逆立ちしたまま水底で停止した
ヘコアユ 風なその様に取り敢えずは満足したが、未だタイイングまでには至っていない・・・。(笑)