つい2週間ほど前は避けていた日差しも最近では一転して有り難みを感じられ、季節の進行は一気に加速し、以降の年末頃までは風も比較的に穏やかな日が増えるキャストの撮影にも最も適するとして、丁度、先週の末に開催されたスペイキャストの大会から格安で入手した2本のラインへ毎度の如くに手を加えていた。
この2本はSA社のマスタリーシリーズ・スペイ クラシック WF-9 と 同じく WF-10 で購入の決め手となったのは視認性に優れた 色 にあり、この番手にもなると鮮やかなオレンジ色の設定は皆無に近く長らく探していた掘出し物を偶然に見付けたものの、スペイ用のラインではミディアム・ヘッドでもベリー部が長く、4.5m程度に切断した際ではテーパーの大した期待は持てない傾向は先の9番が該当したが、10番に関してはメーカー表記の図以上に明確なテーパーが設定され、予想外にもセミ・ダブルハンド・ロッドで用いる4.5mで14gの本体部分として流用可能な箇所はベリー部の後端に見られ、一方、ベリーの先端4.5mが7gでは今の所は必要ないが、ここから先の4.6mは10gあり、16ft用ヘッドのティップ部分として流用出来る。
また、WF-9の先端4.5mは6gあり、これもセミ・ダブルハンド・ロッド用のヘッドのティップとして用い、その先から4.6mは14ft用に見合う9gとして同じくティップに使え、その目的は十分果すも、この以降は10番程のテーパー設定もなく、恐らく出番は無いと思えるのだが、貧乏性の気質では捨てるに捨てられず、こうした残骸も増すばかりで保管場所にも困る。(笑)