台風が完全に消滅した今週辺りからは、再び猛烈な暑さに見舞われると目された関東だったものの、いざ蓋を開けて見ると最高気温も並み程度に留まり、また今後の天気予報でも太平洋高気圧の勢力は衰え寒気の流れ込む不安定な傾向にあるらしく、曇りや雨の表示が増えた以前の陽気へと逆戻りしたかの様な気象となって昨日は北部山沿いへ雨を降らせ枯渇気味だった利根の流れにも活力が蘇えりつつある。
さて、先日に 翠の洞 では シングルハンド・ロッドを使った練習からMaglev型シュートでのロッド・グリップに与える指の力加減を掴み始め、ここで一つ明確となった要点としてはシングルハンド・ロッドで一般的に広く用いられていると思えるサム・オン・トップの方法では親指へ過度な力が集中し “ 突き刺すシュート ” の実現は困難となるとの結論に尽きる。
そこで、Maglev型では人差し指を親指と挟み込む様な配置とするが、ここまでは右のキャストでも既に実践していたものの、サム・オン・トップによる癖も残り親指一本で突く意識が知らぬ間に働いていた事には先日の練習で始めて気付いた。
こうして、 “ 突き刺すシュート ” ではロッド・グリップを握る指の配置に加え、各指へ混める力加減は前回の通りに小指や薬指を重視し、これは丁度、建物のドア・ノブを回した後に軽く押す感覚にも似るものの、近年のドアはレバー式を使う建物が増ええている為、今となっては古い表現と言えるのかも知れないが、このTVコマーシャルは古過ぎて記憶にない。(笑)