低気圧と前線が過ぎ去った関東には台風一過の如く真っ青な空が一時的に広がった反面、またしても午後には雷雨が起こっていても、概ねこれも “ ゴールデンウィーク ” らしい傾向と言えるのだが、本日は未だ平日にも係わらず街からは何処かひっそりとした休日の雰囲気を感じ取っていると、節電対策の輪番操業とやらが広まりを見せている為なのか、既に休業している企業も多いと聞く。
また、今回は大した雨量ではないと思えたものの、便利なインターネットによって利根川の水位を確認していると、午前10時の段階では前橋や伊勢崎の八斗島地区と比較し、利根大堰下流の川俣では大した変化がないのは見沼や武蔵と言った各水路へ放水している為なのかと考えつつ、ふと
魚道のライブカメラ を眺めれば、稚鮎らしき小魚の群れが時折見られ、こうした遡上データは秋ケ瀬に続き利根大堰でも一昨日から一般公開が開始されていたが、この
データ・グラフ から特に目を引かれたのは昨日の爆発的な遡上数以外には水温であって、本日は僅か一日で5℃以上も上昇しており、確かに今朝は暑くて目が覚めてしまっていた。(笑)
そして、稚鮎の遡上が活発になると、いよいよ利根鱒の遡上も本格化する訳だが、これは何も鱸らと同じく稚鮎を捕食対象とした行動と考えるよりも、恐らくは水量の影響が殆どで大型化した山女魚達にとって旅の安全を確保するには一定量の水が流れている事が重要と見るべきなのだろう。
斯くして、今季からは新たな 飛ばし道具? として、SA社のディープ・ウォーター・エキスプレスとか言う長々しい品名のシューティング・ヘッドを調達した事から、早速の切断作業に入っていた。
一先ず、9mで700gr ( 約45g ) との事から中央から切断し、4.5mで22~23gとなり、ログネスに使うヘッドの本体部分として丁度良いだろうと安価にて安易に入手していたが、いざ実際に切断して計測した2本の内、一方は何と27gもの重さがあり、最早これではログネスでも重量超過として大失敗ではあっても、別の一方を恐る恐る計測すると、22gとの計測値が出てホッと一安心したものの、これまでSA社のフライラインには殆ど誤差がないとした無限の信頼は儚くも崩れ去った・・・。
と言う訳で、ゴールデンウィークは東北自動車道 羽生ICから車で約20分??。見所満載?となる埼玉県行田市の利根大堰を始めとした
利根導水総合管理所の各施設 も是非ご見学下さい!と、各画像の掲載をご快諾戴いた同事業所、広報課のN課長も申しておりました。(笑)