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HP”飛翠cast”の日誌。                                     
by hisuycast
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 3月3日  強い突きは落下から始まる。
    
  毎年の3月と言えば関東甲信越等では渓流釣りの解禁を迎え、すると、ここへのアクセス数もグン!と下がるのも既に恒例行事となっている一方、まだまだ早い今の時期。所詮、釣った!釣れた!と騒がれるのは精々当初の一週間程度に過ぎず結局は釣れない!と言う現実に直面しては一時の喧騒は直ぐに終息すると、アクセスも通常の状態へと回復・・・、 と言った周期を毎年、繰り返している内、ふと気付けば開設5周年を迎え、その記事総数は893件にも昇り、この間は今の更新ペースを堅持しては手間暇も掛けた内容の割には相変わらず弱小振りで現状のアクセス数は結局5年前の頃と殆ど変わっていないと言う恐ろしき事態では、記念の訪問者プレゼント~!!なんぞを企画したとしても意味を持たないが、当時を振り返ると何はともあれ5年間も続いている事に対しては長かった様な・・・、あっと言う間だった様な・・・、彼是と何処か不思議な感覚に見舞われるも、これは “ 石の上にも3年。 ” ならぬ、 “ 意地の故にも5年。! ” と言った所だろう。(笑)
 3月3日  強い突きは落下から始まる。_f0084561_14564962.jpg

  以上にて前説は切り上げ、今回もシングルハンド・ロッドによる側面軌道のフォームへと移り、前回にフォアハンドからのシュート感覚が振動や衝撃の少ないリニア・モーターの “ 磁気浮上式鉄道(Maglev) ” と例えられた真相をネタとして考えると、ここには幾つもの要素が重ね合わさった結果ではあっても、真っ先に挙げられるのが横から見た腕等の軌道にあると思えた。

  通常のシュート動作は如何なる方法であろうと前腕、上腕は少なからず上から下へと振り下ろされる事から必ず “ 弧 ” を描く軌道になり、ある意味これはフライフィッシングにおけるキャストの基本だったとも解釈出来た。
  しかし、側面軌道のシュートで “ 弧 ” 描くのは上腕のみで、ここから肘が一定の位置まで落下した後は前腕を “ 突き刺す ” イメージの動きであるとの観点上、この際の軌道は “ 直線 ” となると言う二段階の工程を持つ。

  すると、この時点で既に通常の方法とは全く違い、その一番目として “ 腕を振り下す ” と、 “ 腕が落下する ” 動きで身体的負担が少ないのは今更ながら語るまでもないが、 “ 落下する腕 ” を司るのは肩の上下と、下げる際に肘を前に突き出す “ ダスティ・ローデスのエルボー・ドロップ ” にあり、この際は力を混める必要は殆どなく、また力を加える場合でも身体に近い上腕部分を極一瞬に引き付ける僅かな意識で済む。

 3月3日  強い突きは落下から始まる。_f0084561_14582366.gif
 3月3日  強い突きは落下から始まる。_f0084561_1501214.gif
 








  そして、2番目として、通常のシュートは更に前腕部は “ 振り下ろしながら前へ押し出される ” と言う2つの負担が大きい動作を腕が絶えず支え続けなければならない反面、側面軌道では既に振り下ろす動きは先に終えている事から、この後は “ 突き出す ” だけで済むが、この動き自体を支える体勢も前面投影面積の少ない横から受け止める言わばショルダータックルの様な格好であれば腕等の負担も殊更少なくて済み、こうした状態では衝撃も感じなく、また当然にロッドが曲がっている感覚も感じられないものの、あれほどシュート力を持つ以上、ロッドへは相当な付加が掛かっている事になる。

  これらは、ロッドが曲がる様子にも影響し、常に “ 弧 ” を描く通常の方法では、一連の工程に準じて徐々にロッド・ティップからバット側へと伝わり、これらは如何にも極普通のイメージでもあっても、一方の側面軌道では第一段階の前腕部だけが “ 落下 ” する動きによって先にロッド・ティップを曲げてしまい、次の “ 突き刺す ” 第二段階の操作にてバット部へと伝えていると言った伝達手順となり、こうして考えてしまうと如何にもテーリング等のトラブルを発生させる方法にも感じられ、これに忠実なのがバックハンドだったとしても、実際のフォアハンドでは決して二段階の動きとは思えない何とも矛盾だらけの摩訶不思議なキャストでもある。(笑)

   

by hisuycast | 2011-03-03 15:35 |   修   行 ( 片腕 )
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