晴れが戻ったと思えば、本日の関東地方は再び雲に覆われてしまったが、この所、海外から飛び込んで来たニュースとしては何と言ってもニュージランドの地震災害で崩壊した建物の中には邦人も多いとの事で安否が心配されるものの、これ以外で気になるニュースとしては中東情勢であって、昨年末頃から俄かに値上げされていたガソリン価格は今後、更なる高騰が心配されると思っていた本日の朝、毎度のガソリンスタンドに立てられた電光表示板の価格は何と!たった一日間でリッター/7円も上昇しており、これを見た瞬間に背筋が凍り付く思いだった。
以上、毎度の時事ネタはさて置き、今回のお話もシングルハンド・ロッドによる側面軌道のフォームへと移り変わると、実は昨日の方法でもシュート動作の最後は不安定でロッドを握る手は乱れたが、やがて、この時の肘を落とす角度が垂直に近付けるに従い、腕は身体の中心で受け止める格好になる為、ロッドは安定しティップにも乱れが伝わらない傾向にある事に気付き、これは過去に幾度と無く登場している90℃と180度の理論で、これは更にダブルハンド・ロッドによる側面軌道のフォームでも同じであった事から、一見は馬鹿げた素人考えのアホな内容ではあっても、実際、決して間違っては居らず、これらは側面軌道のフォームでも精度を高めるにも欠かせない要素だった事が判明した。
すると、先のロッドを垂直に振る際、どうしても邪魔となる存在が “ 頭 ” で当初これは、肘を曲げた状態から打ち出す側面軌道のフォームではカウボーイ・ハットでも被らない限り頭の存在が弊害になるとは考えて居らず、思えばダブルハンド・ロッドによる旧型のフォームでも腕の肘を真っ直ぐと伸ばし、一本背負い型では上半身が傾く事によって偶然にも腕は頭を避けた軌道上を通過していた面もあった。
ただ、今回では頭と腕が接触するとしても軽く擦る程度であった事から、ロンチポジションで腕を振り上げた際に、頭を腕と逆側へ幾分傾ける程度で済んだが、ここには他にも役立つ作用が働き、この頭を傾ける動きによってロッドを握った腕の角度は背後から見て真っ直ぐと真上を指す垂直な状態に近付く現象は “ 一本背負い型のフォーム ” と一致する事から、今回は言わば “ ミニ・一本背負い ” とも解釈出来たとしても、これらは一見すると偶然の様でも、実は追求して行く内に同じ道を辿る言う必然的な出来事だったのだろうが、頭を傾け過ぎたまま長くキャストを続けると首が痛くなるので、ヒラリ、ヒラリ!と寸前で避ける 見切りの技 が必要か?。(笑)