例年、この時期と言えばお盆休みの真只中で街は既に静まり返っていたにも係わらず、昨日までは何故か今年は稼働中の人々が多い印象を受けていたのだが、いよいよ本日辺りから市街地の人通りは疎ら。
更に大通りにでも出ると先も読めず、また状況判断も出来ないドライバーが一層増えると、やはり世間は連休に突入したと改めて実感する。(笑)
さて、前回の通り先日の練習ではスィープ時のフォールによって左のシングルハンドも思い描いた形になりつつあっても、依然として何かを欠き、これについて夜な夜な素振りをしながら考えていると、ある2つの動作が思い当たった。
一つ目はシュート終盤における手首の操作、いわゆるスナップ。これはスペイの世界で言う フリック に同じく、利き腕に当る右のキャストでは微妙に手首を使っていても、左のキャストでは殆ど機能していないに等しく、前々からロッドの反発を生かせず腕の力を頼って筋肉に負担を掛けてしまう原因の一部に繋がっていると気付いた。
そして二つ目は肩の動作。この点についてはダブルハンドも全く同様でスィープ時のロッドを頭上に振り上げる際には西武ライオンズへ入団した菊池雄星クンの様に肩の関節を後方へグルリ!と廻す事によって目標とする真後ろから振り上げ垂直に投げ下ろすフォームが成り立つものの、ダブルハンドの左キャストでは幾分でも上半身を傾ける 一本背負い型 の動作によって近い効果を得られる事から一つの選択肢ではあるが、片腕のみで支えるシングルハンドでは身体の一部に負担が掛かる様にも感じられる。
斯くして、その後の素振りからは先二つの動作を取り入れているのだが、先ず肩をグルリ!と廻す意識を持つ事によって同箇所には無駄な力が加わっては三角筋を痛め、シュートでスナップを活かすと前腕屈筋群と呼ばれる箇所が筋肉痛と言った具合に結局は同じ道を辿っていた。(笑)