関東各地から桜の開花が伝えられたにも係わらず寒い日が続いた先月の末。この最後には遠州灘に面した静岡に季節外れの大雪を齎した南岸低気圧が通り過ぎると共に新年度も始まり、そして気象庁からの発表も暖かくなると予報され益々気持ちも高ぶったまま、いよいよ今年の初釣りへと出掛ける所ではあったのだが、如何せん彼是9ヶ月もの練習漬けの習慣?と言うのか、どうも今一つ気持ちの入れ替えも出来ていない状態で先日の朝も今日一日は釣りをするのか、それとも今一度練習のみに集中するベッキーなのかと出掛ける直前まで迷い続け、どうも嘗ての様に心ときめく高揚感も年々薄れている。
これは先の精神状態以外には基本的に本流の水位も減水傾向で未だ1~2週間早く、寧ろ3月としては珍しく増水し気温も高めに推移していた一時期が好状況だった等と鳴り響いた目覚まし時計のアラームを停止させた後、布団の中でウトウトと考え始めてしまうのは、どうも睡眠障害等の兆候もあるのか眠りも浅く根本的に早起きが苦手、また、近頃は練習疲れ?とも思える疲労が蓄積している様子も伺える訳だが、それにも係わらず釣りの際には必ず早出を試みる理由は、何も朝マズメの時間帯に合わせる為ではなく単に混雑も嫌いな性分にもよる渋滞回避、或いは高速道路使う場合では平日の早朝割引の適用を受ける程度の目的であるから普通の釣り人よりは出だしが遅い。
おまけに日頃から体力、気力もなく、多くの釣り人がイブニング等と呼んでは心待ちにする夕マズメ?も一切お構いなく疲労感に見舞われると翌日の辛い朝が思い浮かんでしまいトット!と帰ってしまう為、特に雪代もすっかり終息した6月以降ともなれば殆ど状況の悪い時間帯に一生懸命釣りをしている事にも繋がってしまい益々釣れない。(笑)
斯くして、この世界の釣り人たるや釣りへは夜明け前に出発、はたまた前日入りしては夜明け前にサッサ!と釣り始める等の気合十分の行動が激化する関東周辺における人気釣り場での常識とも聞くと自身に対しは現状の練習依存の後遺症による睡眠願望ではイカ~ン!と渇を入れ、また今年の本流釣りを開始は前々より遅くとも4月に入り、かつ暖かくなると言う2つの条件を満たした時点との決意までをも思い出しながら一時間も朝寝坊した上に朝食までも済ませる、ダラダラと最も近い砂礫の本流へと向う全くダメな新年度を迎えた4月の朝ではあったのだが、せめて3ヶ月に一度位は昼頃まで寝ていたい。(笑)