暦もいよいよ9月へと移り変わり、例年?、いや、ここ数年の傾向ならば未だ残暑が厳しい筈でも今年の涼しい夏によって本流下流部の水質観測所の水温も数ヶ月振りに21~20℃台にまで低下している。
ここから中流域まで少し遡れば凡そ2℃低い19~18℃程である事は容易に推測されると練習ばかりではなく、寧ろ少しでも釣りをするべきなのではないかとも考えてしまいつつも結局何故か練習を選び更には通常通り行なえば済むキャストも、より複雑化させ益々難局にしている様な気がする。(笑)
しかしながら、先日によってシングルハンドでは到底不可能とも思われた左のバックハンドも等々終わりが見え、やはり練習は楽しいと実感じると既に魚釣りよりも練習が好きなのではないかとも真剣に考えてしまうのだが、事実上その通りなのかも知れない!。
それにしても不思議に思えるのは、こうした練習の成果と言うのは幾ら回数、日数を重ねたとしても結局はそれなりの期間が経過しなければ身に付かない様にも思える。
これは週に一度の練習しか出来ない者の立場でしかないが、こんな過ごし方を始め3~4年の歳月が過ぎると稀に正月やお盆の時だけは数日間連続して練習を出来ると言う普段では得られない正に絶好の機会があるのだが、得てしてこんな時には2日目、3日目と殆ど進展がなく単なる気休めで漠然と過ごしていた様に思えていた為だ。
勿論、これらは個人個人の経験や素質、練習方法によっても違うのだろうが、特に右利き、左利き深く係わる動作に関しては指導者、助言者等、その都度指摘してくれる人物の存在等にも大して左右はなされず、良くある話の 「 頭では理解しているのに何故か出来ない。」 等、動作の定着が大部分を占める為に一定の時間を要するのではないかと思う
斯くして、ここ一週間の毎晩素振りもダブルハンド中心へと移り変わりバックハンドは然程熱心には行なってはいなかったにも係わらず、前回と比較して随分とキャストらしくなり、また一先ず4番ロッドでは筋肉痛も解消され始めているのだが、毎度定番とも言えるシュートとホールの操作が連動してしまうのは、スイープの方法が違う度、まるで因縁の如く確実に付き纏う。
となれば、ある種これは最後の難関、完成前には必ず潜り抜けなければならない登竜門と言えるのかも知れないが・・・、これは既にウンザリ、もう・・ヤメてェ~!!。(笑)