パソコンの故障中だった先日も練習だけは欠かせない。(笑)
ログネスの修理も終わり、一ヶ月振りに近場の練習場所へと戻ると数日前の増水によって岸際の藻類も完全に流され、綺麗な流れに回復していた。
前回、右の反転式での反省点を踏まえ夜の素振りで微調整と微修正を計っていたのはヘッドの折り畳み動作は小さく行いスィープとシュート動作でもロッドを大振りしない点にあり、ここからログネスの扱い方も徐々に思い出していたと言うよりは、この “ ハイポイントのアンダーハンドキャスト型 ” フォームに取り組んで以来、ログネスとしては初めて安定したシュートが出来ていたかも知れない。
暫く使っていたKⅡ16ftから比較すると柔軟であるログネスは、スィープからの身体的動作自体はゆったりとさせるイメージで行い、シュートの最終段階にだけ ヒョイ と僅かに力を加える程度で良く、このタイミングが速過ぎるのも悪く、また力を入れ過ぎてもロッドティップが垂れ下がってしまい理想に近いループでは飛行しないが、この辺りがファーストアクション系のロッドとは全く違う点で扱いの難しい点でもあると改めて感じた。
これらを当日に合流した
友人 曰く、「 こうした感覚はルアーを飛ばすイメージに近い為、比較的ファースト系でのキャストが簡単なのではないか・・・、」 と話していたが、これには何処か納得が行く。
スロー系のロッドからファースト系のロッドに持ち替えるのは然程の違和感が無かったとしても、ファースト系に慣れてしまった後にスローなロッドを振ると即座には対応出来ない事が多い。
また、当日新たな発見となったのはログネスとKⅡ16ftではヘッドを折り畳む位置も少し変えるのが有効であると気づいたのだが、これもロッドに反発力の差が生じるから、ある意味では極当然の事とも言えた。
反発の強いKⅡ16ftでは少しの操作でヘッドを弾く為、折り畳む位置も身体に近い手前寄りが良く、これが離れ過ぎるとアンカー切れを起こし易いが、柔軟傾向にあるログネスではヘッドを畳む位置はやや身体から遠ざけロッドが反発し易い状態が良い。
そして、この時にアンカー抜けを起こす寸前のDループが理想的にして最大限のエネルギーを保持していたのも当然と言える。